存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

TOWA TEI / TOUCH

2023-09-10 07:58:03 | album t

2023,9,6発売

前作「LP」続編の「TOUCH」
ソロ12枚目、全12曲収録。

THANK YOU ALWAYSには
YUKIHIRO TAKAHASHI ,RYUICHI SAKAMOTO,HARUOMI HOSONO

同時発売で何枚も一気に聴けず、少しずつ聴いている。
ファーストアルバムから、もっと以前にはDeee-Lite、原点としては「サウンドストリート」のデモテープから
Sweet Robots Against the Machine 名義は3枚。
「SUPER CROOKS」というアニメのサントラは聴いたことがない。
TEI TOWAの曲は聴いている。教授や矢野顕子の影響なのか、彼の作り出す音楽は、新世界を感じることもあるし、とても内面的なスマッシュヒットなものもあって、おそらくほぼ全部聴いている。

もともと美大系なので音楽の専門家というよりも
ジャケットに拘っているイメージも強い。
だから良いってのもあるんだけどね。

TOUCHは、コロナもあり、軽井沢で一人過ごす時間が増えて、SNSでもレコードの写真がアップされたりしていたように、レコードに触れる時間が長くなり、レコードに触れているというのもアルバムのタイトルに反映されているようだ。
過去に作った曲が世界各国のテレビやラジオ(クイズ番組やバラエティー番組など)で使われている。意図していない二次仕様。
今回は敢えてそっち向けに音楽を作ることにして作ったものを同時発売の二枚に振り分けたとのこと。基本一人で作ったものだけが「TOUCH」。「ZOUNDTRACKS」も一人で作ったものも入っているが、「ZOUNDTRACKS」はデモテープ集のようなものとしてカセットテープでもリリース。


01.IMMUNITAS   2:26
テリマカシ
Deee-Lite的な感じもあったり ループ
一音一音楽しんでいる
TEI TOWAっぽさが溢れるグルーヴ

02.EAR CANDY   2:45
高木完の日本語ラップを入れるのは初めてとのこと。
英語も入ってます。
FUNKY MUSIC
SPICYMUSIC

明るい感じの
原田郁子 LITTLE BIG(KISHAN&MAYA)のヴォーカル

電子ドラムの音

03.HOLD ON!   3:54
低音ビリビリ
高音の滑る音
鉦っぽい音色

ちんどん屋を思い起こすフォーンのうねり

細野晴臣&水原佑果

04.O.P.A.     4:18
ヴォーカルはTAPRIKK SWEEZEE
鉦、低音フォーン
ぽわーん
滲んでいく感じ
ギターは小山田圭吾

メロディーラインは心象風景のようでもある

05.HAND HABBIT 3:03
グラシアス、アディオス
権藤知彦のPLUGELHORNとバリ島の竹の楽器RINDIK

 

06.SEA CHANGE 1:59
STEP IN THE ASIAっぽい始まり


07.BEAUTIFUL 3:31
ウーリツァー
サンプリングされた複数の声
シンセのイコライザーを弄りながら変化するような音
桑田佳祐の「よし子さん」っぽさも

08.MY BABY   2:18
エレクトロニカなリズムと音色
引っ掛かるようなリズム
ファンファファファ
TEI TOWAっぽいグルーヴ

ヴォーカル IA


09.SNOW SLOW   3:37
サンプリングされた声
フォーン
パーカッションのリズムに
入ってくる音の音色
ゆったりゆっくり

10.AKASAKA   3:44
何だかんだとある中でもコミカルさを感じる
ガムランっぽい金属音も

11.RADIO (DJ)   3:27
10年前の「LUCKY」で収録され、METAFIVEでも収録され、今回は高橋幸宏が亡くなった後で収録された。
BAKUBAKU DOKIN、玉城ティナらの歌やコーラスも さらっとした感じで思わず口ずさむ

12.CREPSUCULE 4:12
低音

マルガリータ下さい

ゆったりとした曲だけど
ドローン的に鳴ってる感じもあり
アジアのお祭りの音が遠くで鳴ってる感じもあり

参加アーティスト:カシーフ CORNELIUS 権藤知彦 清水靖晃 高木完 高橋幸宏 TAPRIKK SWEEZEE TUCKER 原田郁子 細野晴臣 水原佑果 森俊二 他
ARTWORK : SUSUMU KAMIJO

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする