存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

羊文学 / オレンジチョコレートハウスまでの道のり

2024-12-27 13:52:13 | album h

続けて羊文学を聴いています

2018,2,7発売 2ND EP

タイトルについてのインタビュー
に塩塚モエカ

これは、イメージの話なんですけど、ここじゃなくていいところに逃げ出したいとか、現実逃避したい感じの曲というか。ちょっと異国感がある曲が入ったなと思うんです。で、『オレンジチョコレートハウス』っていうのは、幻の場所で実在しないけど、すごくいい匂いとか甘い匂いとか、素敵な場所のイメージで、永遠にたどり着けないんだけど、そこまでの途中にいるっていうイメージですかね。

人生の喜怒哀楽に寄り添う音楽は誰かに寄り添うことがあると思う。

1  ハイウェイ
『東京オアシス』って映画の最初のシーンの印象がベースになっている。

ギター、ベース
ドラムス

声が若いヴォーカル

スピードのせいにしたり、現実から
逃げても結局は傷つくばかりで

2  ブレーメン
速いテンポで演奏
アウトロのギター 良い感じ♪

音楽をならして 一番高いところまで行こう
どうせいつになっても 自由なんかに なれやしない

3  涙の行方
ピチカートなギター

いつまで 一人で生きていけるか

ベースの音が立っている

4  マフラー
少しぼわっとしたヴォーカルの響き

ベースのリズムとともに広がる

ファルセット
地声の強さ

 

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羊文学 / トンネルを抜けたら

2024-12-27 09:48:53 | album h

途中で飽きてしまうかもしれませんが、羊文学を聴いていきたいと思います。

ファーストEP「トンネルを抜けたら」
2017,10,4発売

ジャケットは塩塚モエカ 本人で 出身校である 中高一貫の女子校 女子学院の制服(校章は消している)を着ている。
裏ジャケットには三人が引きの映像で映っている。
アートワークは高橋祐里奈

1  雨
ギター
ベース
ドラムス

フッフ

雨が降っている
君のことを あれこれ思う

あめ あめ~

2  春
ギターの弦の音色が一音一音響く

ベースとドラムスとギターで激しく
休符 ワルツ

バイバイ

大学生になる前の春に作った曲で、高校時代の友人がとても嫌いだったという内容。


3  うねり
演奏とともに歌

僕は余計なことで頭がぐるぐるしている

4  踊らない
歌詞を演奏に上手く載せて表現しているなと思う。
君の可愛さに惹かれつつ
君の存在を愛せない


僕が教えたステップで君は誰かと踊る
君は可愛い とても可愛い
僕ではとても愛せない


5  Blue.2
ギターの弦の音色が響く
歌詞が耳に入ってくる。本人のインタビュー記事を読むと

部活帰りの中学生が2人で線路に飛び降りたっていうニュースを見て、そのときの気持ちを想像したり、
自分が中学生だったときのことを考えながら書きました。とのこと。
ビョークの「Hyperballad」をイメージしてる音の響きもあるとのこと。


6  Step
エレクトリック・ギターの弦の音色
ドラムス、ベースでグルーヴに厚みが出て
インスト・バンドとしても良いかなって思って入る。

どこかほっておけない歌声
Yuckが好きな塩塚モエカのニュアンスが出ている演奏

諦めがネガティヴではなく、ポジティヴな解釈で前進していく
歌詞に沿ったコーラス

ゆりか が加入する前のベーシストが抜ける頃に書いた曲とのこと。
福田ひろ と ゆりか が加入して 塩塚モエカは大人になったと自覚し始めたらしい。

もやもやしていたものや、迷っている要素があったトンネル時代を抜けたアルバムでもあるんだろうな。

 

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