存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

題名のない音楽会 ジョゼッペ・ヴェルディ

2013-01-20 23:02:08 | TV番組
2013年1月13日放送 (1月20日再放送)を見ています。

2013年 ヴェルディ生誕200年 
トリノに佐渡裕も

リナ・ヴァスタをゲストに迎えて

ミュージシャンでありながら、ヴェルディ本人が「自分の最高傑作」と謳う、老音楽家のために建てた“憩いの家”
老後を不幸に過ごすミュージシャンが多いことに対して建設。
晩年を音楽家夫妻が集まって音楽を語りながら生活。
入居条件はプロの音楽家としての経験がある。
バレエダンサー、作曲家、指揮者、楽器演奏者など音楽に関わった人
全収入の80%が自己負担。ヴェルディー財団がフォロー
看護などもサポート。お葬式もやってもらえる。

ここに入居した80歳ソプラノ歌手リナ・ヴァスタ
夫が亡くなった後に入居したのは、夫が34歳年上の指揮者で、ここに入ることを決めていた。
宗田真季という日本の若い歌手をレッスン

年金生活を始めている人々が音楽家という天職を生涯全うしたいという人が多く、
レッスンして若い人を育てている人も多い。
憩いの家にはコンサートホールもあり

そこでリナ・ヴァスタさんが歌う
80歳とは思えない声で驚いた。
22歳くらいの写真を見て、両親が居て、結婚前の自由な誰からも指図されずに歌っていた頃の話
でも結婚して焼き餅焼きの夫が、コンサートで演奏が終わった時にテノール歌手と抱き合ったのを見て嫌がって、歌手を辞めてしまったと。でも歌は続けていたので、こうしてヴェルディのおかげでまた好きな歌を皆の前で歌える。

財産を残せずに余生を送った音楽家のために建てた憩いの家の入居者たちは
ヴェルディという人間に大いに感謝をしているとのこと。



歌劇「椿姫」 さようなら、過ぎし日々の美しいく楽しい夢よ

歌劇「運命の力」 天使の中の聖処女よ

世界でただひとり君を愛す


この放送を見ることが出来て良かった。
ヴェルディについて
また一つ思いが重なりました。

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