ほのぼのと、切なさと、懐かしさと、ちあきなおみの“黄昏のビギン"はあなたの恋する勇気をサポートします
という長いタイトルのコンピレーションアルバム
2013,10,23に
デビュー45周年(同)を記念して、本テイチク盤とコロムビア盤を同時発売。
ちあきなおみ
1947年9月17日神奈川県生まれ
4歳で米軍キャンプでジャズを歌う。タップダンスも習っていた。
1969年、21歳の時「雨に濡れた慕情」で歌手デビュー
1978年結婚、1992年死別し、芸能活動を実質引退。
色んな音楽を聴いてきて、ちあきなおみの歌をふと耳にすることがあり、
とても魅力的に思えて、じっくりと聴いてみたいと思った。
アルバムは、どれがどうかよくわからないけれど、コンピレーションが代表的な魅力を感じるのだろうと思って聴いている。
ほとんど初めて聴くものばかりで、新鮮だけれど、歌手の魅力はレコードされていて素晴らしい。
1)黄昏のビギン
水原弘のカバー曲
ストリングスとアコースティック・ギター
ゆったり 黄昏の街で
初めてのキス
2)かもめの街
港町の酒場で働く女性
かもめになぞらえて歌う
一瞬の思いとしては解るけれど
淋しさに浸るのは嫌だなあ
3)夜間飛行
ストリングスとフォーン
聴いたことがあるヒット曲
フランス語のCAのようなコメントもサンプリングされてる
失恋して飛行機で飛び立つ女性の歌
4)夜霧よ今夜も有難う
浜口庫之助の曲。石原裕次郎の歌は聴いたことがある。
しのび会う恋 夜霧に紛れて
5)秘恋
アマリア・ロドリゲスのカバー曲
ファド(ポルトガル民謡)をベース
しのび会う女性の心情
あなただけが生きがい
そんな生き方をしなくて良いのにと思ってしまう
歌詞を読むと印象が変わっていくな・・・
6)涙の酒
大木伸生のカバー曲
男一途の火の恋
成就しない想いに
はしご酒
演歌は合わないけど
歌は深みがある
7)玄海ブルース
田端義夫のカバー曲
マドロス野郎の歌
雲の切れ間にキラリと光る星がたよりの人生さ
良いね!
8)酒場川
男に仔犬のように捨てられた女性の演歌
演歌調になると合わない感じになってしまうけれど
A面が「酒場川」でB面が「矢切の渡し」のシングル
9)港が見える丘(ライブ・バージョン)
平野愛子のカバー曲
ジャズ風にアレンジしたライヴ・ヴァージョン
戦前戦後の歌という印象もあるけど
口ずさみたくなるメロディー
桜の季節の横浜
10)朝日のあたる家(朝日楼)(ライブ・バージョン)
アニマルズのカバー曲
歌詞は日本語です
迫力のあるディーヴァって感じ
11)喝采(1989年再録バージョン)
マイルドな歌い方
1972年のレコード大賞の曲
12)百花繚乱
エレクトロニカな音に琴
ドラムス、尺八、エレキ・ギター
ポップな曲
13)新宿情話
ムーディー松島のカバー曲
アコースティックギターとヴォーカル
店がつぶれて途方に暮れたヒロ子に
三畳一間でよかったら
ついておいでよ僕の家に
14)紅とんぼ
作詞:吉田旺 作曲:船村徹
童謡の曲ではありません
鈴木雅之もカバーしているらしい。
歌うような語るような
15)スタコイ東京
田舎から東京に出ていく時に おっ母に言われたこと
セリフがバックの演奏と妙な感じを醸し出してる
16)冬隣
地球の夜更けは淋しいよ 地球の夜更けは切ないよ
あなたを偲んで吞んでます
そういう心境を歌ってる
17)伝わりますか
飛鳥涼のカバー曲
原曲のイメージが強いけれど、ちあきさんのも良い感じ♪
18)紅い花
河島英五っぽい
回想する叙情歌
ラストシングル
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