存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

僕らの時代

2010-06-13 07:02:55 | インポート
持田香織(32)
坂井真紀(40)
辻仁成(50)

ACACIAアカシアという辻の脚本・監督の映画に坂井が出演、持田が歌という組み合わせ

久しぶりに辻仁成を映像で見たが、女性的に鳴ってて驚いた。彼は小説家・映画監督としてよりも
エコーズの頃のイメージが強いので、違和感を感じる。

坂井の新婚生活
頼りがいのない夫、二人の互いの部分がうまくフォローになっている感じですかね。頼りないところと頼りがいのあるところが互いに違って。

辻 妻との根回し
持田・・・辻が一人でライブしている時に、「アカシア」という曲を聴いて、良いなと思っていたら、ギターを持ってきて、はい歌ってって言われて。
妻の友だちなので主題歌を歌ってもらえるように妻に根回しをしてもらって・・

辻 愛を持続する方法
感謝をし続けることかな

辻:坂井さんは、映画で一緒に仕事をさせてもらって、集中してたら話しかけても反応無しって感じでした。
坂井:辻さんは永遠の少年って感じで
辻:一生ガキって感じで(笑)

持田:書くことって変化していくんですか?
辻:ああいう経験をされたことがあるんですか?と聞かれるんですが、そんなことしてたら小説家の人生では足りない。
適切とは思えないけど多重人格的なので、色んな自分が活動する。4人まで名前がついていて、音楽活動が活発になったり、お父さん活動が活発になったり、とんでもない奴もいるので、それが出るとやっかいだなー
持田:それはコントロールできるんですか?
辻:いや、それは自然に出てくるので、コントロールできない
持田:坂井さんはどうですか?
坂井:私は大丈夫です、
辻:危ないってことですよね。人前であまり話すと危なさが出てしまう

坂井:かおちゃんの生きた方を色々見てきたけど、歌でそれが出てきますね。おそらくファンの人は知らないけれど、真面目なことを二人でよく話をするのね、大切なシンプルなことをいつも持っていて、逢うとそれをいつもくれる。
持田:(涙が溢れてきて)涙が出ちゃう。一人ではないなって思う。
辻:二人が良い関係でいられるというのは良いですよね。
坂井:うん、メールも全くしない時期があったりするけれど、そうですね。
辻:僕もその関係に入れてもらえるのかな(笑)良いのかな(笑)

それぞれの親への思い
持田:おねえちゃんの家族・子供達と両親が住んでいて 下町の人たちなんで、お母さんは若い感じで辻さんとお会いしたことも喜んでいました。母はもともと宝塚歌劇団に入りたかった。「ハルさん」は楽屋でも母は呼ばれて、ファンにもそう呼ばれてたり。自分が賑やかなことが好きなのを実現できなかったので、娘を通して楽しみたいっていう

坂井:私も仲良しで、私も下町なので。うちは商売してたので、家族のイベントは誕生日なんていいんだよっていう家族だったので
両親がちっちゃくなってしまったことがあって、今までしてもらってきたことに対して、とても愛情を感じました。

辻:父が亡くなって、自分は父との確執があったんだけど、父が亡くなって、それから考えてアカシアを作った。母は慶応病院に入院している大病している母を毎日見ているのが嫌で、手術が成功して生きてくれている。
僕は家族をテーマにしたものが多くて、離婚した後も考えたり、結婚して、父親になって、母が死にかける病気になって、ずっと考えている。

「腕時計を持つのは嫌なんだ」と話していた辻のことをふいに思い出したが、変わらない部分は、どこかキラキラした少年のようなところなのかもしれない。

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