火曜の夜11時は元春レイディオショー
特集は、70年以上の歴史をもつ米国NYCの伝統的なレコードレーベル「Blue Note Records」から、2000年以降にリリースされた作品にスポットを当てる
僕の新しいレコードが出来ました。今夜の1曲目にかけるので、みんな聴いてください。
1 世界は慈悲を待っている : 佐野元春
元春レイディオショー ベスト・ミュージックを届けています。
2 Flower : Amos Lee
ブルーノートと言えばジャズのレーベルとして古くからある名門のレーベル。そのブルーノート、現在、若くて才能のあるアーティストの作品を積極的に発表しています。元春レイディオショー、今夜はブルーノートレーベル新時代として、このレーベルからの最近のレコードに注目したいと思います。
3 Just My Imagination : Dianne Reeves
3PICKS!
今夜は
「No Beginning No End」
José James(ホセ・ジェームズ)
米国ミネソタ州ミネアポリス出身のシンガー。35歳。これまで3枚のスタジオ録音アルバムを出しています。
音楽はよくジャンルで語られることがありますけれども、現在では色々な音楽がまじりあっているので一つのジャンルでくくるというのが逆に難しくなってきています。
ホセ・ジェームズ。
モダンジャズとヒップポップを混ぜたような現代的なスタイルです。
自分でもあるインタビューでこう語っています。
「どんな特定のスタイルにも限定されたくない。ジャズをルーツにしてジャンルを超えたアーティストとして自由にやってきたい。」とのこと。
そのホセ・ジェームズ。新しいアルバムが今夜特集しているブルーノートレーベルから出ています。
通算4枚目のアルバム。
現在ブルーノートレーベルは
若くて才能のある新しいアーティストの作品を積極的に発表しています。
まさにこのホセ・ジェームズは現在のブルーノートレーベルを象徴するような存在だと思います。新しいアルバムでは、これまでの自分の音楽の集大成をしたとのことで、ジャズ、ソウル、R&B、ヒップポップ、色々なスタイルでやっています。その上でとても個性的な音楽になっているところが素晴らしいと思います。
早速新しいアルバムから聴いてみたいと思います。
4 It's All Over Your Body : José James
ブルーノートレーベルと言えば、ジャズの老舗のレコードレーベルというイメージが強いですが、
最近では実力のある古いアーティストも手がけて音楽ファンから喜ばれています。
次に聴いて見たいこのアーティストもブルーノートレーベルから良いレコードを何枚か出しています。
Dr. John
ニューオリンズスタイルのピアノ、そして独特の歌声ですよね。とても豊かな音楽です。
ここで1曲
5 You Must Have Been a Beautiful Baby : Dr. John
環境NGO
茨城県土浦市で環境保全を行うNGO 里山保全・・
音楽に戻って
この後はアル・グリーンの曲を聴いてみたいと思います。
6 I Can't Stop : Al Green
ブルーノートレーベルが始まったのは今から70年以上前のことになります。ニューヨークで生まれたレコードレーベル。
NYと言えば世界中の素晴らしいミュージシャン達が集まってくる街です。ジャズ専門のレーベルと言っていいこのブルーノートレーベルがNYで生まれたというのは当然のことだと思います。特に50年代このブルーノートレーベルから沢山の素晴らしいジャズレコードが出ました。
アートブレーキー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、そしてマイルス・デイヴィス、40年代のビーバップの時代からモダンジャズ全盛の時代と言えば何と言ってもこのブルーノートレーベルの存在はとても大きかったと言えます。
この後はヴァン・モリソンのレコードを聴いてみたいと思います。
7 Evening in June : Van Morrison
ブルーノートレーベル
このレーベルには素晴らしいレコーディング・エンジニアがいました。
ルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder, 1924年11月2日 - )
現在88歳でまだ健在です。音楽史上で最も重要なレコードエンジニアの一人と呼ばれています。
これまで数々の名盤と呼ばれるレコードを録音してきました。
このエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダー。ブルーノートレーベルとは深い関係にあります。
50年代のブルーノートで殆どの録音を手がけました。ここでの彼の仕事はミュージシャンの間で評判になって、ミュージシャンの間で信頼されるようになりました。ウェイン・ショーターやジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンクこうした偉大なミュージシャン達の偉大なレコードは殆どルディ・ヴァン・ゲルダーが手がけています。レコードレーベルと言えば、やはり良いサウンドをリスナーに届けるというのが使命としてあります。これちょっと自分のことになりますが、僕も細やかながら自分のレコードレーベルを持っています。特に良い音を届けるということを特に大事にしています。レコーディング・エンジニア、そしてマスタリング・エンジニア僕のブレーンは海外も含めてとても優秀な人達が協力してくれています。一言でレコード、CD、ダウンローディングと言っても音というのは本当にさまざまあります。良い音というのはとても心や体に馴染んで気持ちが良いものです。
リスナーのみなさんには 是非その良い音というものに触れて頂けたら良いなって思います。
8 Soon the New Day (feat. Norah Jones) : Talib Kweli
9 Afro Blue (feat. Erykah Badu) : Robert Glasper
リスナーのみなさんの中には気づかれている方もおられると思います。
これまで元春レイディオショーで使ってきたB.G.M.バックグラウンドミュージックで僕が好きな素晴らしいハモンドオルガンのプレーヤー、ジミー・スミスのレコードを何回か使ってきました。
このジミースミスもブルーノートからよく知られているアーティストの一人です。
さて世の中レコードレーベルは沢山あります。商業主義剥きだしのレーベルから友達が寄り合ったような小さなレーベルまで。最近では音楽なのか工業製品なのか何を作っているのかが分からないようなレーベルまでも沢山出てきています。そんな中このブルーノートレーベルは言ってみれば、これはとてもまともなレコードレーベルだと思います。良い音楽を見つけて育てて良い音をリスナーと分かち合うというですよね。僕らミュージシャンにとって良いレーベルというのは、まさに心強いパートナーと言えます。
さて番組リスナーからのコメント
いつも楽しく聴いています。元春レイディオショーでかかったベストミュージックを100曲ほど入れて音楽から遠ざかっていた友人たちにプレゼントしたところとても喜ばれました。彼女たちの生活に沢山ポジティヴな変化があったらしいです。まさに音楽は力です。ということ。
そうですよね。元春レイディオショーで紹介された音楽。気に入って頂けたら是非お友達や仲間の人たちに教えてあげて下さい。そして良い音楽のコミュニティーが出来ると思います。コメントどうも有難う。
元春レイディオショー、今夜はブルーノートレーベル新時代として、このレーベルからの最近のレコードを聴いてきました。特集最後は Cassandra Wilsonの曲。
この曲はリリックもメロディーも素敵です。
次の曲は実に多くの世界中のミュージシャンにカバーされています。オリジナルは80年代のシンディー・ローパーの曲。
10 Time After Time : Cassandra Wilson
特集は、70年以上の歴史をもつ米国NYCの伝統的なレコードレーベル「Blue Note Records」から、2000年以降にリリースされた作品にスポットを当てる
僕の新しいレコードが出来ました。今夜の1曲目にかけるので、みんな聴いてください。
1 世界は慈悲を待っている : 佐野元春
元春レイディオショー ベスト・ミュージックを届けています。
2 Flower : Amos Lee
ブルーノートと言えばジャズのレーベルとして古くからある名門のレーベル。そのブルーノート、現在、若くて才能のあるアーティストの作品を積極的に発表しています。元春レイディオショー、今夜はブルーノートレーベル新時代として、このレーベルからの最近のレコードに注目したいと思います。
3 Just My Imagination : Dianne Reeves
3PICKS!
今夜は
「No Beginning No End」
José James(ホセ・ジェームズ)
米国ミネソタ州ミネアポリス出身のシンガー。35歳。これまで3枚のスタジオ録音アルバムを出しています。
音楽はよくジャンルで語られることがありますけれども、現在では色々な音楽がまじりあっているので一つのジャンルでくくるというのが逆に難しくなってきています。
ホセ・ジェームズ。
モダンジャズとヒップポップを混ぜたような現代的なスタイルです。
自分でもあるインタビューでこう語っています。
「どんな特定のスタイルにも限定されたくない。ジャズをルーツにしてジャンルを超えたアーティストとして自由にやってきたい。」とのこと。
そのホセ・ジェームズ。新しいアルバムが今夜特集しているブルーノートレーベルから出ています。
通算4枚目のアルバム。
現在ブルーノートレーベルは
若くて才能のある新しいアーティストの作品を積極的に発表しています。
まさにこのホセ・ジェームズは現在のブルーノートレーベルを象徴するような存在だと思います。新しいアルバムでは、これまでの自分の音楽の集大成をしたとのことで、ジャズ、ソウル、R&B、ヒップポップ、色々なスタイルでやっています。その上でとても個性的な音楽になっているところが素晴らしいと思います。
早速新しいアルバムから聴いてみたいと思います。
4 It's All Over Your Body : José James
ブルーノートレーベルと言えば、ジャズの老舗のレコードレーベルというイメージが強いですが、
最近では実力のある古いアーティストも手がけて音楽ファンから喜ばれています。
次に聴いて見たいこのアーティストもブルーノートレーベルから良いレコードを何枚か出しています。
Dr. John
ニューオリンズスタイルのピアノ、そして独特の歌声ですよね。とても豊かな音楽です。
ここで1曲
5 You Must Have Been a Beautiful Baby : Dr. John
環境NGO
茨城県土浦市で環境保全を行うNGO 里山保全・・
音楽に戻って
この後はアル・グリーンの曲を聴いてみたいと思います。
6 I Can't Stop : Al Green
ブルーノートレーベルが始まったのは今から70年以上前のことになります。ニューヨークで生まれたレコードレーベル。
NYと言えば世界中の素晴らしいミュージシャン達が集まってくる街です。ジャズ専門のレーベルと言っていいこのブルーノートレーベルがNYで生まれたというのは当然のことだと思います。特に50年代このブルーノートレーベルから沢山の素晴らしいジャズレコードが出ました。
アートブレーキー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、そしてマイルス・デイヴィス、40年代のビーバップの時代からモダンジャズ全盛の時代と言えば何と言ってもこのブルーノートレーベルの存在はとても大きかったと言えます。
この後はヴァン・モリソンのレコードを聴いてみたいと思います。
7 Evening in June : Van Morrison
ブルーノートレーベル
このレーベルには素晴らしいレコーディング・エンジニアがいました。
ルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder, 1924年11月2日 - )
現在88歳でまだ健在です。音楽史上で最も重要なレコードエンジニアの一人と呼ばれています。
これまで数々の名盤と呼ばれるレコードを録音してきました。
このエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダー。ブルーノートレーベルとは深い関係にあります。
50年代のブルーノートで殆どの録音を手がけました。ここでの彼の仕事はミュージシャンの間で評判になって、ミュージシャンの間で信頼されるようになりました。ウェイン・ショーターやジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンクこうした偉大なミュージシャン達の偉大なレコードは殆どルディ・ヴァン・ゲルダーが手がけています。レコードレーベルと言えば、やはり良いサウンドをリスナーに届けるというのが使命としてあります。これちょっと自分のことになりますが、僕も細やかながら自分のレコードレーベルを持っています。特に良い音を届けるということを特に大事にしています。レコーディング・エンジニア、そしてマスタリング・エンジニア僕のブレーンは海外も含めてとても優秀な人達が協力してくれています。一言でレコード、CD、ダウンローディングと言っても音というのは本当にさまざまあります。良い音というのはとても心や体に馴染んで気持ちが良いものです。
リスナーのみなさんには 是非その良い音というものに触れて頂けたら良いなって思います。
8 Soon the New Day (feat. Norah Jones) : Talib Kweli
9 Afro Blue (feat. Erykah Badu) : Robert Glasper
リスナーのみなさんの中には気づかれている方もおられると思います。
これまで元春レイディオショーで使ってきたB.G.M.バックグラウンドミュージックで僕が好きな素晴らしいハモンドオルガンのプレーヤー、ジミー・スミスのレコードを何回か使ってきました。
このジミースミスもブルーノートからよく知られているアーティストの一人です。
さて世の中レコードレーベルは沢山あります。商業主義剥きだしのレーベルから友達が寄り合ったような小さなレーベルまで。最近では音楽なのか工業製品なのか何を作っているのかが分からないようなレーベルまでも沢山出てきています。そんな中このブルーノートレーベルは言ってみれば、これはとてもまともなレコードレーベルだと思います。良い音楽を見つけて育てて良い音をリスナーと分かち合うというですよね。僕らミュージシャンにとって良いレーベルというのは、まさに心強いパートナーと言えます。
さて番組リスナーからのコメント
いつも楽しく聴いています。元春レイディオショーでかかったベストミュージックを100曲ほど入れて音楽から遠ざかっていた友人たちにプレゼントしたところとても喜ばれました。彼女たちの生活に沢山ポジティヴな変化があったらしいです。まさに音楽は力です。ということ。
そうですよね。元春レイディオショーで紹介された音楽。気に入って頂けたら是非お友達や仲間の人たちに教えてあげて下さい。そして良い音楽のコミュニティーが出来ると思います。コメントどうも有難う。
元春レイディオショー、今夜はブルーノートレーベル新時代として、このレーベルからの最近のレコードを聴いてきました。特集最後は Cassandra Wilsonの曲。
この曲はリリックもメロディーも素敵です。
次の曲は実に多くの世界中のミュージシャンにカバーされています。オリジナルは80年代のシンディー・ローパーの曲。
10 Time After Time : Cassandra Wilson
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