存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

DEEP PLANET 八重山列島 とぅばらーまの島々

2011-04-10 03:05:41 | TV番組
BS朝日で竹富島、西表島、石垣島などの暮らし、島唄を特集

竹富島の昔からの赤瓦の家
入り口には目隠しになる壁が一枚
ひがしの部屋に女は入るなと昔、爺さんは言っていた。

「安里屋ユンタ」
 求婚されて税を納めなくても良い条件だったが、島に残って島の男性と結ばれた。(昭和になって作られた)
「安里屋節」が原曲として竹富島に残る


鳩間島
周囲約4キロの島(成海璃子のドラマを思い出した)。西表島が見える。
現在の灯台の側に石垣で組んだ火の台(のろし の台)がある。
昔は田んぼを耕して西表島から帰ってくる苦しい生活だった。

「鳩間節」
西表島から収穫物を満載して舟が鳩間島にやってくるのを高台で見下ろして、その喜びを歌ったもの。
歌が人を楽しませてくれる。


水が出るところから古くから米が出来る島として豊であった。人頭税が琉球王朝時代に課せられていた。
一番高いところで99Mの小浜島。石垣島を遠くに見下ろす
「小浜節」
大瀧から眺めた美しい風景を歌ったもの

黒島
人頭税があり、島分けと言って、人口が増えても耕地面積が増えるわけでもないので、を黒島から強制的に移住させた。それで起きる悲劇もあった。
「ちんだら節」
島分けにより離れてしまった恋人の悲しい歌
「九場山越路節(くばやまくいつぃぶしぃ)」
昔は島ひとつ、いつも君と一緒だったのにと恋人を偲ぶ歌

周囲約130キロの西表島
マングローブのジャングルは めひるぎ、おひるぎ 等が広がる
「デンサー節」
何よりですよ、何よりでんさー
という言葉の表現だが、教え伝えるという意味もある。
世渡りのことなど。

料理は普通に家庭の庭に自生しているものを使ったもの。
アダンの茎、薬草入り白和え、ジーマミ豆腐(自然の豆腐という意で、ピーナツを使ったもの)
八重山料理には泡盛と三味線(三線)が欠かせない。

どうばらーま大会
八重山列島で開かれる自作の歌を競う大会。作詞の部などもある。
どぅばらーまは とぃばるーむ という人と心を通わせる意味から来たもの。
「とぅらばらーま」


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