存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

羊文学 / トンネルを抜けたら

2024-12-27 09:48:53 | album h

途中で飽きてしまうかもしれませんが、羊文学を聴いていきたいと思います。

ファーストEP「トンネルを抜けたら」
2017,10,4発売

ジャケットは塩塚モエカ 本人で 出身校である 中高一貫の女子校 女子学院の制服(校章は消している)を着ている。
裏ジャケットには三人が引きの映像で映っている。
アートワークは高橋祐里奈

1  雨
ギター
ベース
ドラムス

フッフ

雨が降っている
君のことを あれこれ思う

あめ あめ~

2  春
ギターの弦の音色が一音一音響く

ベースとドラムスとギターで激しく
休符 ワルツ

バイバイ

大学生になる前の春に作った曲で、高校時代の友人がとても嫌いだったという内容。


3  うねり
演奏とともに歌

僕は余計なことで頭がぐるぐるしている

4  踊らない
歌詞を演奏に上手く載せて表現しているなと思う。
君の可愛さに惹かれつつ
君の存在を愛せない


僕が教えたステップで君は誰かと踊る
君は可愛い とても可愛い
僕ではとても愛せない


5  Blue.2
ギターの弦の音色が響く
歌詞が耳に入ってくる。本人のインタビュー記事を読むと

部活帰りの中学生が2人で線路に飛び降りたっていうニュースを見て、そのときの気持ちを想像したり、
自分が中学生だったときのことを考えながら書きました。とのこと。
ビョークの「Hyperballad」をイメージしてる音の響きもあるとのこと。


6  Step
エレクトリック・ギターの弦の音色
ドラムス、ベースでグルーヴに厚みが出て
インスト・バンドとしても良いかなって思って入る。

どこかほっておけない歌声
Yuckが好きな塩塚モエカのニュアンスが出ている演奏

諦めがネガティヴではなく、ポジティヴな解釈で前進していく
歌詞に沿ったコーラス

ゆりか が加入する前のベーシストが抜ける頃に書いた曲とのこと。
福田ひろ と ゆりか が加入して 塩塚モエカは大人になったと自覚し始めたらしい。

もやもやしていたものや、迷っている要素があったトンネル時代を抜けたアルバムでもあるんだろうな。

 

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押尾コータロー スペシャル・クリスマス・ライヴ2024 渡辺美里

2024-12-23 21:50:26 | ライブ/コンサート

2024,12,22 日曜日
なんばHatch

16:45開場
17:30開演
20:00終演

押尾コータローのクリスマス・ライヴは好きで、もう何度目かになる。本当はDEPAPEPEとNAOTOと一緒にやった前日のものも行きたかったけれど、売り切れていた。
渡辺美里はデビュー当時から12枚のアルバムを聴いてきた。
MTVのような深夜番組で『I'm Free』『GROWIN' UP』『死んでるみたいに生きたくない』などのシングル曲を知って、チェックして音楽好きな友人と彼女について話をしていた。
『eyes』は確か、発売日直後に買ったのを覚えている。
『Spirits』(スピリッツ)は、1996年7月12日リリース 10枚目のオリジナル・アルバム
以降は新譜を買って聴いていない。『Loving' You』の30周年には、記念アルバムを買い直したりして聴いたりもしているが、最近は時々TVで見かけて聴くくらいで新曲も知らない。
押尾コータローもMCで話をしていたけれど、デビューからしばらく、渡辺美里の人気は凄かったし、大阪ではMBSヤングタウン
というラジオ番組のDJも曲をリリースする前から担当になっていた。1990年8月には佐野元春とのコラボ・シングル『Home Planet -地球こそ私の家』も発売されている。レコーディングやライヴでの演奏するミュージシャンも錚々たるメンバー。

今回、渡辺美里の歌を聴いて自然と涙が溢れていた。昔、好きだった人に再会して、グッと来る渡辺美里のフレーズや演奏の感覚が蘇っていた。

ライヴは開演予定時刻通りに始まった。
演奏しては照明が暗くなって、ギターを交換、MC、演奏。
DEPAPEPEの時の三浦君とのかけあいトークではないけれど、トーク力も流石。

戦メリがしっとりと始まり、音が身体に響いた。教授の曲がこういう形で受け継がれていくものなんだろうか。
クリスマス・ライヴだから以前も戦メリの演奏(アルバムにも収録されている)があったから期待していたけど、
聴けて良かった。会場のみんなも ハッとしたようで、ハッとした息遣いが一瞬会場に広がった。
存在感の大きい曲だった。

押尾コータローは渡辺美里が憧れの人で、共演できる喜びを何度も語っていたが、二人はレコーディングや互いのライヴでも共演したりはしている。
渡辺美里も、よく喋っててて、自分でも よーしゃべる ゲストやなぁって思ってません?と話していた。

押尾コータローが母子家庭で弟にはお兄ちゃんは鈍いと言われてたように、自分が貧しいなんて思ったことがなく、ギターも好きなのを買ったらええよって言って買ってくれた母に感謝している話をしていた。

渡辺美里が12月25日に発売する『うたの木 Gift』のレコード盤をプレゼントされて、CD世代だから、その便利さなどを語り、レコードをカセットテープに録音して、テープで音楽を聴いてた。レコードは殆どがレンタルで、メタルテープ、クロームテープと高いテープを買ったりもしたが、ダイエーのテープでええかってなったりもしてた。犬しか聞こえへん周波数をカットしてコンパクトにしてたけど、アナログで聴くと全部入っているので、その音がイイと若い子たちはレコードを聴くようになってきている。針を落としてぷちぷち、埃の音を拾ったりするもの嫌だったのに、それがええなんて。

他にも色んな話があり、幸せな時間を過ごしました。

渡辺美里でまさか、こんな曲を歌うとは思ってなかった、ずっと聴きたかった曲も次々演奏されて、胸がいっぱい。一緒に歌ったりもした。歌詞覚えてるなぁと我ながら驚きつつ・・・

終演前に、兵庫県三田市のエス・コヤマで今年も焼き菓子を全ての人に一つずつプレゼントしますとコメント。
箱にはメッセージ付き。押尾コータローってスゴイなって思う。暖かい気持ちが宿るというんだろうか。

セットリストは間違っているかも。抜けてそう・・

クリスマス・メドレー
(White Christmas~サンタが街にやってくる~ジングル・ベル・ロック~クリスマス・イヴ)

Merry Christmas Mr. Lawrence

Belieave
桜の花が咲く頃に
悲しいボーイフレンド
My Favorite Things
10 Years
My Revolution

クリスマス・ローズ
MOTHER
FLOWER
翼~Hoping for the FUTURE~
Snappy!
CHANCE!

<アンコール>
Ordinary Life
サマータイム・ブルース
いつかきっと

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羊文学 / POWERS

2024-12-21 21:27:08 | album h

羊文学を続けて聴いています。
調べていると配信やCDシングルでアルバムに入ってない曲も何曲かあるようで、気になっています。

2020,12,9発売
羊文学のメジャーデビュー 1STアルバム


ディスク: 1
歌詞カードは冊子で読みやすい

1  mother
エレクトリック・ギターの弦から音が鳴り
ドラムスのリズム

ベース

歌が流れていく
僕らの関係 僕らの存在

2  Girls
カッコイイエレクトリック・ギター
ドラムスがドコドコ入って来て

ヴォーカルの高音

私たちは歪んだ子供のように愛が欲しい

歌詞もなかなか魅力的な曲

3  変身
エレクトリック・ギター カット気味に

嘘つくな

で始まる

4  ハロー、ムーン (album mix)
ファルセット気味なハロー、ムーン

やってきた!

可愛らしい声で歌う
コンパクトな曲

5  ロックスター
ベース、エレクトリック・ギター、ドラムス
話すトーンなヴォーカル

本当は怯えている 誰かの幸せを願っているロックスター

6  おまじない
ゆったり始まる

おまじないをちょうだい
私を許せる

エレクトリック・ギター、ベース、ドラムス
ビンビン響いて来る演奏

おまじないをちょうだい
を繰り返す

7  花びら
裏で高音の声のようなものが鳴ったりしている

ハッキリと歌うヴォーカル

あいたい
明日はもう来ないかもしれない

今は二度と戻って来ない

切実な思いが伝わって来る

ドラムスとベースとギターが絶妙に終わる

8  砂漠のきみへ
ドラムス
エレクトリック・ギター、ベース

歌詞を読んでいて、発想が面白いなと思った。
歌詞より演奏が気に入ってるんだということは、初めから気が付いているんだけども。

9  powers
シンバル
ヴォーカル
ドラムス

歌詞よりも歌が気になっている
思わずリピート5回して聴いている♪

10  1999
ぶ厚めに響く

エレクトリック・ギター
ドラムス、ベースが入ってきて

コーラス

ぼくはどうしたらいい?

世紀末のクリスマス・イヴ

変わってしまうだろうけど、迎えに行くよ


11  あいまいでいいよ
ポップな曲

あいまいでいいよ
本当のことは後回し

12  ghost
ディレイなギター
ゆったりとしたリズムでドラムス

ディスク: 2
ツアー用の冊子も入っている。
写真には演奏している様子も

2020年8月2日 9日 16日 のオンラインツアー“優しさについて"

1  雨 (2020.08.02 調布Cross)
2  うねり (2020.08.02 調布Cross)
3  踊らない (2020.08.02 調布Cross)

4  エンディング (2020.08.09 下北沢LIVE HAUS)
5  RED (2020.08.09 下北沢LIVE HAUS)
6  Step (2020.08.09 下北沢LIVE HAUS)

7  ミルク (2020.08.16 下北沢BASEMENT BAR)
8  祈り (2020.08.16 下北沢BASEMENT BAR)
9  優しさについて (2020.08.16 下北沢BASEMENT BAR)

 

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インタビュー:坂本龍一

2024-12-18 20:36:53 | 坂本龍一

2024,12,17発売
届きました。

パラパラっとめくると懐かしい表紙が幾つも。
ここに収められている殆どの記事は持っていました。
そりゃそうか・・・
おそらく読んでないものもあると思うので、全集の一部みたいな感覚で本棚に納めました。

以下はコピペ

坂本龍一の37年間におよぶ68本の取材記事と連載を1冊に

本書は、株式会社リットーミュージックの音楽雑誌『キーボード・マガジン』と『サウンド&レコーディング・マガジン』に掲載された坂本龍一のインタビューと連載を1冊にまとめたものです。

最も古い記事は、『キーボード・マガジン 1980年2月号』で、YMOのアメリカ・ヨーロッパ・ツアーについて語られています。

その後、『左うでの夢』『戦場のメリー・クリスマス』『音楽図鑑』『未来派野郎』『オネアミスの翼』『NEO GEO』『ラストエンペラー・オリジナル・サウンドトラック』『Beauty』『HEARTBEAT』『sweet revenge』『smoochy』『1996』『discode』『DECODE 20』『BTTB』『US』『UF』『CM/TV』『CHASM』『/04』『/05』『koko』『out of noise』『THREE』『オリジナル・サウンドトラック「母と暮らせば」』『async』といったソロ作やサウンドトラックはもちろん、『BGM』『浮気なぼくら』などのYMO作品、パウラ&ジャキス・モレレンバウムとの『CASA』『A DAY in new york』、カールステン・ニコライとの『insen』『utp.』やクリスチャン・フェネスとの『cendre』、大貫妙子との『UTAU』といったコラボレーション作品、さらには高谷史郎との『LIFE —fluid, invisible,inaudible... 』といったインスタレーション作品や『Bricolages』のようなリミックス・アルバムについても言及されています。

コンサート関連では『Ryuichi Sakamoto TOUR IN '90 BEAUTY』『HEARTBEAT JAPAN TOUR '92』、1993年東京ドームでの“テクノドン”ライブ、『PLAYING THE PIANO/05』『Playing The Piano 2009 Japan Self Selected』、2013年の細野晴臣とのデュオ・ライブなどのインタビューを収録。

さらに、坂本龍一自身による連載“skmt 2013 to 2014”も収めました。最後の記事は『キーボード・マガジン 2017年10月号』の特集「映画音楽の技法」で、全68本を掲載しています。

なお本書は、森林保全団体「more trees」を創設した坂本龍一の意向に沿うべく、持続可能な森林管理から生まれた製品であることを表すFSC認証紙を採用しています。

『インタビュー:坂本龍一』は、坂本龍一がどのようにして音楽と向き合い、どのような手法で音楽を創造したのかを記録した貴重なアーカイブです。世界の音楽シーンに影響を与えた偉大な音楽家の足跡と功績をあらためて再確認していただくとともに、これからもその音楽に耳を傾けていただけることを願ってやみません。


『インタビュー:坂本龍一』
CONTENTS(予定)

1980s
01 YMO “アメリカ・ヨーロッパ・ツアー” with 細野晴臣・高橋幸宏 (初出:KM1980年2月号)
02 イエロー・マジック・オーケストラ with 細野晴臣・高橋幸宏(初出:KM1980年5月号)
03 坂本龍一&松武秀樹『BGM』を語る(初出:KM1981年5月号)
04 『左うでの夢』(初出:SR1981年創刊号)
05 B-2 UNITS(初出:KM1982年6月号)
06 『戦場のメリー・クリスマス』/『浮気なぼくら』(初出:SR1983年5月号)
07 イエロー・マジック・オーケストラ 『浮気なぼくら』 (初出:KM1983年6月号)
08 『音楽図鑑』(初出:KM1984年11月号)
09 『未来派野郎』(初出:SR1986年5月号)
10 『未来派野郎』(初出:KM1986年5月号)
11 『オネアミスの翼』(初出:KM1987年1月号)
12 『NEO GEO』(初出:KM1987年7月号)
13 『ラストエンペラー・オリジナル・サウンドトラック』(初出:KM1988年2月号)
14 『Beauty』(初出:KM1989年11月号)

1990s
15 Ryuichi Sakamoto TOUR IN '90 BEAUTY (初出:KM1990年4月号)
16 『HEARTBEAT』(初出:KM1991年11月号)
17 HEARTBEAT JAPAN TOUR '92(初出:KM1992年4月号)
18 “テクノドン”の逆襲(初出:KM1993年8月号)
19 『sweet revenge』(初出:KM1994年7月号)
20 『sweet revenge』 with テイ・トウワ(初出:SR1994年7月号)
21 『smoochy』(初出:KM1995年11月号)
22 『smoochy』(初出:SR1995年11月号)
23 Recording Report:『1996』(初出:SR1996年6月号)
24 『1996』(初出:KM1996年7月号)
25 『discode』(初出:KM1997年7月号)
26 『DECODE 20』(初出:SR1998年1月号)
27 『BTTB』(初出:KM1998年12月号)

2000s
28 『CASA』(初出:KM2001年9月号)
29 『US』『UF』『CM/TV』(初出:KM2002年12月号)
30 『A DAY in new york』(初出:KM2003年10月号)
31 『CHASM』(初出:KM2004年4月号)
32 『/04』(初出:SR2005年1月号)
33 『/04』(初出:KM2005年2月号)
34 『/05』(初出:KM2005年11月号)
35 『Bricolages』(初出:KM2006年8月号)
36 『insen』 with カールステン・ニコライ(初出:SR2006年12月号)
37 LIFE —fluid, invisible,inaudible... with 高谷史郎/『cendre』/commmons(初出:SR2007年5月号)
38 『PLAYING THE PIANO/05』『koko』(初出:KM2008年5月号)
39 『utp.』 with カールステン・ニコライ(初出:SR2008年7月号)
40 『schola』(初出:SR2009年2月号)
41 『out of noise』(初出:SR2009年4月号)
42 『out of noise』(初出:KM2009年4月号 SPRING)
43 『Playing The Piano 2009 Japan Self Selected』(初出:SR2009年10月号)

2010s
44 『UTAU』 with 大貫妙子(初出:SR2010年12月号)
45 『UTAU』 with 大貫妙子(初出:KM2011年1月号 WINTER)
46 坂本龍一と鍵盤(初出:KM2012年4月号 SPRING)
47 坂本龍一 × 中田ヤスタカ/『THREE』(初出:SR2012年11月号)
48 『THREE』(初出:KM2013年1月号 WINTER)
49 skmt 2013 to 2014 #1 アートと環境の未来・山口YCAM10周年記念祭 (初出:SR2013年9月号)
50 skmt 2013 to 2014 #2 Forest Symphony - 樹木の生体電位で音楽を奏でる(初出:SR2013年10月号)
51 skmt 2013 to 2014 #3 ベネチア国際映画祭の審査員を務めて (初出:SR2013年11月号)
52 skmt 2013 to 2014 #4 「LIFE-WELL」野村萬斎+坂本龍一+高谷史郎(初出:SR2013年12月号)
53 skmt 2013 to 2014 #5 「water state 1(水の様態1)」坂本龍一+高谷史郎(初出:SR2014年1月号)
54 skmt 2013 to 2014 #6 『Plating the Orchestra 2013』(初出:SR2014年2月号)
55 skmt 2013 to 2014 #7 “都市空間のサウンドコンペティション” (初出:SR2014年3月号)
56 skmt 2013 to 2014 #8 アイスランド - Sónar Reykjavik & Draumalandið(初出:SR2014年4月号)
57 skmt 2013 to 2014 #9 “札幌国際芸術祭2014”参加アーティスト(初出:SR2014年5月号)
58 skmt 2013 to 2014 #10 Plating the Orchestra 2014(初出:SR2014年6月号)
59 skmt 2013 to 2014 #11 「洋服の青山」New Creation,New Suits.(初出:SR2014年7月号)
60 skmt 2013 to 2014 #12 2014 to 2015(初出:SR2014年8月号)
61 skmt 2013 to 2014 #special 2014 to 2015(reprise)(初出:SR2015年2月号)
62 細野晴臣 × 坂本龍一 (初出:SR2014年2月号)
63-1 音楽図鑑徹底解剖 Part 1(初出:KM2015年4月号 SPRING)
63-2 音楽図鑑徹底解剖 Part 3(初出:KM2015年4月号 SPRING)
64 『オリジナル・サウンドトラック「母と暮らせば」』(初出:SR2016年1月号)
65 坂本龍一と理想の鍵盤(初出:KM2017年1月号 WINTER)
66 『async』 - 前編 -(初出:SR2017年5月号)
67 『async』 - 後編 -(初出:SR2017年6月号)
68 映画音楽の技法(初出:KM2017年10月号 AUTUMN)

KM=『キーボード・マガジン』
SR=『サウンド&レコーディング・マガジン』

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羊文学 / you love

2024-12-17 21:58:04 | album h

良いよ 良いよ という アジカンのゴッチや色んな人の評価を横目に ああ、そういうバンドがあるんだなぁと聴いてなかったんだけど、ふと塩塚モエカのギターと河西ゆりかのベースの演奏を聴く機会があって、もう聴きたくてしかたがなくなっていた。
それで、このEPをはじめに聴き始めた。

羊文学

塩塚モエカ(ボーカル・ギター)
 1996年7月3日生まれ 東京都出身 作詞・作曲の多くを手掛けている
河西ゆりか(ベース・コーラス ) かさい ゆりか
 1997年12月24日生まれ 東京都出身
フクダヒロア(ドラムス)の3人だけど、ドラムスは2024年5月から現在活動停止中。
 1997年9月14日生まれ 神奈川県出身

2011年、塩塚モエカが中学3年の時に5人組のコピーバンドとして結成
メンバーチェンジを経て
2017年から現メンバーの3人で活動開始。
2017年EP『トンネルを抜けたら』で全国流通CDデビュー。

このジャケのように、歌詞カードには3人の幼少期の写真が掲載されている。

1 マヨイガ
アニメ映画「岬のマヨイガ」の主題歌
映画は知らないけど・・

ギターを爪弾き
コーラス、ドラムス

ベースも入って

行け行け 痛みを知る優しい人でありなさい


2 あの街に風吹けば

夢見てる 恋してる

瑞々しいヴォーカル
ベースとドラムス

ハロー、ハロー 世界はこんなにも美しいのに

3 なつのせいです
英国のバンドYuckをイメージしているという。元春レイディオショーでも紹介されていたバンド。

ヴォーカルとギターの弦の音色がさらっと流れて
Yuckの演奏を知っているとニヤリとするかも。

逃避行、どこへ行こう?

4 白河夜船
(しらかわよふね)
昔読んだ吉本ばななの小説が映画化されていたが、それをイメージしているようだ

サンプリングされた音 雑踏のような 
アコースティック・ギター

青葉市子っぽさも感じる始まり

小説を読んだことがある人は、植物状態になった妻の心境のような歌詞について考えることだろう

5 夜を越えて
この曲の演奏を聴いて、聴こうと思った。
ギターとベースの響きとドラムスがカッコイイ

歌声が響く中で、何とも言えない感動に包まれる♪

いやあ、素晴らしい♪

6 マヨイガ with 蓮沼執太フィル

蓮沼執太のタッチで曲に広がりがある

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