存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

BRUTUS(ブルータス) 2025年 1月15日号 No.1022 [わたしが知らない坂本龍一。]

2024-12-16 23:16:49 | 坂本龍一

2024,12,16発売 雑誌

坂本龍一が亡くなって月日が経つ。空白を埋めるように過去作品に未発表の曲が付けられて再発売されたり、レコード化されたり。
自分も買い直したものもある。
追悼版の雑誌や書籍も次々と出版されては、買って読み、読みかけのままだったり。
そして、今年の年末に過去のインタビューや交流のあった人たちが坂本龍一について語る企画のものも発表されている。
予約しているので、そのうち届く。

BRUTUSでは、岡村靖幸が坂本龍一のファンであり、YMOのファンであり、教授と共に大貫妙子トリビュートアルバムで「都会」で一緒に参加していることを知ってはいたけど、教授が使っていた部屋を再現した楽器を触って演奏する岡村靖幸の様子を読んでいると、自分の延長線上に彼がいるようにも思えた。
懐かしい広告の坂本龍一の写真や、色んな人のインタビューがあって、購入する価値はあると思いました。
マドンナ、サンダーキャット、フライング・ロータス、ルカ・グァダニーノ、バリー・ジェンキンス、そして岡村靖幸といった才能たちが、坂本龍一の人柄や音楽への取り組み、仕事の流儀について。

次々とプロジェクトも立ち上がっている

sakamotocommon

坂本龍一が遺したものを共有化する試み”sakamotocommon”を設立。
坂本龍一の知的・物質的遺産のコモン化を目指し、未来のクリエーターのために利活用することを目指す

蔵書を集めた図書空間「坂本図書」
日本未上陸のMRコンサート〈KAGAMI〉

「坂本龍一大年表」や「わたしが撮った坂本龍一」といった著名写真家による特別付録

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青葉市子 / “Luminescent Creatures” World Premiere

2024-12-13 05:30:36 | 青葉市子

来年リリース予定の新作『Luminescent Creatures』の発売に先駆け、
2024年10月に同作品を完全再現するコンサート〈“Luminescent Creatures” World Premiere〉に行ってきました。

SNSでの発表はないようにアナウンスがあったので、しばらくは非公開にしておきます。(12月半ばには公開されたようなので)

コロナもあって、壮大なライヴは実施できず、この10人で最後に演奏したのは2021年の夏至のことで、コツコツと長い間、今回のような編成で臨むのを準備してきました
とのこと。

市子ちゃんのライヴは、いつも和やかな気持ちで臨むことができて、セットリストも何でも良いし、あの歌声に包まれて、ただ聴きたい。
MCも楽しみだけど、「その辺で寝ててもいいよ。」「体調が悪かったり、トイレ行きたかったら、出入りもしてね」とか自由です。
今回も、1部と2部の2部構成で、1部が終わった時に、「いよいよ次はニューアルバムの曲をやります。休憩時間にステージの様子も見に来て下さい。写真もいいけど、ステージに上がっちゃダメだよ(笑)。どうぞ、素敵な休憩時間をお過ごしください」と

開場、休憩時間はずっと波の音を中心に音が流れていて、心地良く、企画もののライヴも良いものだなと思って浸っていた。

ステージの上はスタッフがセットを変えていく。大きな珊瑚か木の幹のようなオブジェが真ん中に設置される。

1部は今までの曲の中から

「Space Orphans」はシングル曲
会場にいた人も言っていたけど、「タイトルはわからないけど、全部いい。どれも似たような曲だったりして、はっきりどれかわかんない」というのに微笑ましく、そういう楽しみ方でいいと思うなあと内心思いながら、自分もセットリストを言えと言われても困ります(笑)
市子ちゃんが次はってタイトルを言うこともあるけど、言わないままだったりもする。
「アダンの風」からの曲も魅力的だけど、今回は10人編成で臨んでいるので、独りの弾き語りとは違った表情があって、これはこれで良かった。
ミュージシャンで初めてライヴで見かける人たちばかりで、角銅真美さんのアルバムも持っているので、密かに感動していた。
梅林太郎(アルバムで青葉市子との共作も演奏もしている人です)ってこんな感じかーとか。

第2部は新譜から
市子ちゃんのソロにメンバーが参加する曲もあり、レーザービームの照明など凝った演出は、やはり弾き語りで小さい会場で行うのとは違う世界。その違いを感じるから余計に 得体のしれない新しい魅力的な世界を楽しむこともできた。

メンバー紹介はステージの上のメンバーだけではなく、スタッフも紹介。
アンコールはなく、会場には退場のアナウンスが流れて、お客さんも帰りはじめた。
市子ちゃんが梅林太郎を連れて現れてお辞儀。帰りかけの人たちが気が付いて拍手して和やかに終演。

■出演
青葉市子
参加ミュージシャン:梅林太郎(ピアノ)、水谷浩章(コントラバス)、梶谷裕子(バイオリン)、銘苅麻野(バイオリン)、坂口昂平(ビオラ)、平山織絵(チェロ)、多久潤一朗(フルート)、朝川朋之(ハープ)、角銅真実(パーカッション)

2024年10月19日(土)大阪・サンケイホールブリーゼ
開場/開演:17:00/18:00
2024年10月26日(土)東京・昭和女子大学 人見記念講堂
開場/開演:17:00/18:00

海外公演
2024年7月21日(日)スペイン・カルタヘナ La Mar de Músicas
2024年7月23日(火)スペイン・マドリード Teatro Lara
2024年7月24日(水)スペイン・マドリード Teatro Lara ※SOLD OUT
2024年8月26日(月)ベルギー・ブリュッセル Warandepark〈Feeërieën 2024〉
2024年8月29日(木)オランダ・アムステルダム 〈Grachtenfestival〉
2024年8月30日(金)オランダ 〈Into The Great Wide Open〉
2024年9月1日(日)イギリス 〈End of the Road Festival〉
2024年9月3日(火)イギリス・ロンドン St Martin-in-the-Fields ※SOLD OUT
2024年9月4日(水)ドイツ・ハンブルク ElbPhilharmonie ※SOLD OUT

SETLIST
1部
1. Space Orphans
2. 帆衣 / Horo ~ Easter Lily
3. Porcelain
4. Parfum d’étoiles
5. アンディーヴと眠って / Asleep Among Endives
6. 海底のエデン / Seabed Eden
7. Dawn in the Adan
8. Lullaby
9. アダンの島の誕生祭 / Luminescent Creatures

2部
1. COLORATURA
2. 24° 03' 27.0" N, 123° 47' 07.5" E
3. mazamun
4. tower
5. aurora
6. FLAG
7. Cochlea
8. Luciférine
9. pirsomnia
10. SONAR
11. 惑星の泪

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坂本龍一 / Opus

2024-12-11 17:16:15 | 坂本龍一

2024,12,11発売 フラゲ

いよいよ最後の無観客コンサートのアルバムが発売となった。
2023年3月28日に亡くなって
人々の胸に残る音や映像は色んなものがあるんだと思う。

おそらく、一番好きなミュージシャンの演奏をじっくりと聴く

レコードにするか、ブルーレイで見るか、迷ったけれど、とりあえずCDを購入。
アートワークは紙を土台にしたケースに紙一枚のカヴァーの裏表に写真やクレジット

commmonsが展開する商品は5種類(①CD②アナログ③アナログ豪華盤④DVD⑤Blu-ray)

2022年の9月上旬から中旬にかけての8日間を費やし、1日に2、3曲ずつ、合計20曲を、この映画のためだけに演奏
NHK放送センター内の509スタジオ
(「とっても音がいいんですね。何度も録音したこともありますが、日本でいちばんいいスタジオです」と断言)

2022年12月11日 生前最後のピアノ・ソロ・コンサートが配信
           (13曲ぶんの演奏を編集した『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』)

坂本龍一本人が選曲した20曲 約1時間43分におよぶ長編コンサート映画「Opus」

映画は、坂本が全面的に信頼を寄せたクルーとして、
監督の空音央、撮影のビル・キルスタイン、録音のZAK、編集の川上拓也 、照明の吉本有輝子らが参加した

 

Disc 1
1. Lack of Love 
2. BB 
3. Andata 
4. Solitude
5. for Jóhann ※こちらの楽曲名はアクセントがつきます。
6. Aubade 2020 
7. Ichimei - small happiness
8. Mizu no Naka no Bagatelle 
9. Bibo no Aozora 
10. Aqua

Disc 2
11. Tong Poo 
12. The Wuthering Heights 
13. 20220302 - sarabande
14. The Sheltering Sky 
15. 20180219 (w/prepared piano) 
グランドピアノの弦に、ゴム、金属、木などを挟んだり乗せたりして 音色を打楽器的な響きに変えたもの
これは初めてに近い感じ

16. The Last Emperor
17. Trioon 
18. Happy End 
19. Merry Christmas Mr. Lawrence 
20. Opus - ending

 

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佐野元春 & THE HOBO KING BAND Billboard Live ‘Smoke & Blue 2024’

2024-12-10 22:24:26 | 佐野元春

2024,10,17木曜日 21時開演 大阪ファイナルに行ってきました。

最近の佐野元春のチケットは取りにくく、ビルボードもやっとのことで手に入れて見ました。
出来ることならセットリストを変えているとのことで、1stも見たいところでしたけど。

1stが終わって、お客さんが出てきた頃、ビルボード前にいると、野村 雅夫(まちゃお)さんが出て来て、スタッフらしき人達と挨拶をされていた。彼は、CIAO 765(FM COCOLO、月-木6:00-10:53)の番組で佐野元春がゲスト出演したりして、関西では割と有名なDJでもある。

カジュアルでピンク・レモネード炭酸ありを飲みながらライヴを楽しんだ。
「トーキョー・シック」「二人のバースディ」「バルセロナの夜」などビルボードで聴く格別なタッチ。
「the SUN」からのほーぼーキング・バンドの演奏は好きだったので、4曲ほどあって嬉しくてノリノリだった。コヨーテ・バンドとは違う、雰囲気で佐野さんのMCもリラックスした印象を受けた。演奏も素晴らしく、1時間15分近くあったように思うが、仕事を終わらせて来て、明日も仕事だけど、気分良いまま贅沢な時間が余韻として残っている。

佐野元春 & THE HOBO KING BAND
Guitar, Vocal:佐野元春 | Keys:Dr.kyOn | Drums:古田たかし | Guitars:長田 進 | Bass:井上富雄

DXシート DUO: ¥26,400 
DUOシート: ¥25,300 
DXシート カウンター: ¥13,200 
S指定席: ¥12,100 
R指定席: ¥11,000 
カジュアル: ¥10,500 

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中山美穂 亡くなる 2024,12,6

2024-12-07 01:24:43 | news

SNSで流れて来たニュース

中山美穂(54)死亡 朝7時までスタッフと連絡を取り合っていて、本日のビルボードライブ大阪に出演のため、9時に品川駅で待ち合わせしようとしていたが、本人が来ないので、渋谷区の自宅を警視庁も入って調べると風呂で一人で亡くなっていたとのこと。
事件性はなく、死因を調べているとのこと。

NHKでビルボード大阪の前でファンが訃報を知って泣いているのを見て辛くなった。
元気にしてたのに、これから会えると思ってライヴに来たら、訃報で喪失感に陥るような・・

時々、中山美穂の曲も聴くので、とてもショックを受けている。
いつ、どうなるかわからへんな。
としみじみ感じる今日この頃。

ご冥福をお祈りいたします。

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