仙台へ

若い頃に家族同士でお付き合いをさせて頂いた方々と今でも親交がある。
今日は今年の春に校長先生を一年早く勇退し、家をリフォームしたばかりのAさん宅に改築祝いを兼ねて三夫婦で押しかけた。

AさんはK子夫人の美味しい手料理と出身地の新潟の銘酒で歓待してくれた。
「甕覗(かめのぞき)」という辛口のこのお酒、甕から汲んで呑む洒落たもので、Aさんの奨め上手もあってついつい盃が進み、瞬く間に一升の甕が空になってしまった。

貧乏だった子供時代の「私はこんなに貧しかった」という「貧乏自慢」などに花を咲かせながら大笑いの楽しいひと時を過ごした。
育ちも違えば職種も異なる皆さんとの「言いたい放題」のお付き合いはこれからも大切にして行きたいものと思っている。

オバサンは帰りの運転手も兼ねているのでお酒は呑めなかったが、呑み会の前に藤崎デパートでショッピングを楽しんだ。
世の中では女性のショッピングには付き合わない男性が多いようだが、我が家ではそれが徹底されている。
時間をかけて選ぶことを楽しむオバサンと、選ぶのを面倒がり即決してしまうオジサンとは「決して行動を共にしない」という不文律が出来上がっている。



雪を被って押し潰されていた露地栽培のホウレンソウが葉を伸ばし始めている。
雪を被ってから甘味が増したようだ。
ハウス栽培のものと併せて産直への出荷も始めている。