しめ縄

バアチャンとジイチャンが正月用のしめ縄作りにチャレンジしている。
オバサンの発案で開始したこの新規事業は、市場動向が全くつかめていないので、どの程度の需要があるのか皆目見当が付かない。
にもかかわらず、「受注生産」のような感覚で作り始めたのに驚いたオジサンが急ブレーキをかけた。

同じ藁細工でもオールシーズン売れる民芸品等であればいくら作っても時間を掛ければ売れるだろうが、しめ縄のような期間限定のものは取り扱いが難しい。
年内にさばけなければ全部廃棄する破目に陥る。
今年はまずテストマーケティングといったレベルで臨みたいと思っている。



12月も中旬を迎え、ようやく今日から厳美の「道の駅」と「新鮮館おおまち」それにスーパー「フードパワー」の店頭に並べた。
20日過ぎからが本格的な需要期だと思われるが、今の内に「このようなものもある」ということをPRしておく必要がある。

売れずに胃が痛くなる思いをするのか、それとも売れ行き好調で追加生産に忙しい思いをするか、ヤキモキする年末をこれから迎える。