ホダ木の搬入

「冬の来る前に」終わらせたい仕事も残り少なくなって来て、今日の仕事は先週伐採したホダ木の搬入。
寒波が襲来し明日から雪になる予報なので、冷たい小雨の降る中を強行突破した。
この種の行動力はオバサンのリーダーシップによるところが大きく、「問題先送り」が得意で何でも後回しにするオジサンとは大違い。

今回は太い木も切り倒したので、ホダ木の長さに分断しても二人がかりでも持ち上げられないものもあり、片方の端を支点として持ち上げ何とか無事に搬入することができた。
重機などという重宝なものが無かった昔は、支点やテコの原理を使って重いものを動かした。
そのノウハウの一端を活用させて貰った。



軽トラが入れない山の中は運搬車を使う。
クローラ式のこの運搬車は、少々の傾斜や悪路も問題なく進むことができる。



ずぶ濡れになっての作業なので出来れば午前中で終わらせたいと思ったが、そんな甘い期待は簡単に裏切られ、終わった時はいつものように暗くなっていた。


(この写真は翌朝に撮影し直したもの)

ホダ木の運搬をしながらオジサンは紙ふうせんの「冬が来る前に」の一節をエンドレステープのように何度も繰り返し口ずさんでいた。

♭冬が来る前に　もう一度あの人と
　めぐり逢いたい
　冬が来る前に　もう一度あの人と
　めぐり逢いたい