霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

はかない命

2009-09-17 22:40:52 | 生活
後山の畑に行く途中の山道では毎日のように雉に出くわす。
身体を揺するようにして疾走する姿が何ともユーモラスで思わず微笑んでしまう。
今日の夕方の帰り道では珍しく狐の姿も見かけた。

そんな自然豊か場所に畑はあるが、道が袋小路になっているので人が入って来ることは殆んど無い。
ところが先日のこと、畑仕事に入ろうとしたオバサンが悲鳴をあげるので行って見たら木の下に立派な草履がキチンと並べて置いてあった。
「誰かが自殺したのでは・・・」と思ったらしい。

念のためオジサンが周辺の枝振りのいい松等をチェックしてみたが特に異常は見られなかった。
それでも何とも気持ちの悪い感じがしてならなかったが、どうやらクルミ拾いに来て長靴と履き替えそのまま忘れて帰ったようだ。
その後半月ほど経過しているがその草履は未だに置かれたままになっている。


(家の後のタラノキは花の時期が過ぎようとしており、間も無く葉が色付き落葉を開始する)

人が自殺をする時に靴を脱ぐのは何故か?。
それは「ハカナイ命だから・・・」と何かの本で読んだことがある。

はかない命の人生をどのように過ごすかは人によって異なる。
「人生、死ぬまでの暇つぶし」と考えたら仕事をして過ごすも遊んで暮らすも大差がないように思える。
我々夫婦は朝から晩まで仕事をする道を選んだようだ。

コメント (3)
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