霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

試食

2009-09-26 22:10:19 | 産直
枝豆は同じ品種でも畑の作付け環境や天候それに収穫時期等で味が微妙に異なるので、産直で販売する際は必ず「試食」を出すようにしている。
特に今販売している「かほり豆」はメジャーな品種ではなく莢も小さ目なので「見かけ」だけだと魅力に乏しいので「試食」で美味しさをアピールすることが必須となっている。

「試食」を出して一番困るのは「全く買う気持ちが無いお客様」が大口利用者になってしまうこと。
ビールのツマミ用に掴んで行くお客や「試食」を「主食」にしているのかと疑いたくなるような「試食コーナー荒し」も存在する。
漬物を販売しているMさんは試食を入れた容器ごと持ち去られたこともあったという。


(出荷前に洗って干しているニンジン。この種の野菜も試食で味の違いをアピールできたら面白いのかも・・・)

そのため、肝心の「味見してから購入を決めるお客様」が味見したい時は既に空になってしまうことがしばしば発生してしまう。
時々補充するように多めに用意しているがそれでも追い付かないのが実態となっている。

売上に大きく影響を及ぼすこの「試食荒し」を防止する具体的な手立ては今のところ全く無い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする