霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

二つの新商品

2009-09-16 22:09:02 | 野菜
晩生のダタ茶豆「庄内七号」を今日から「新鮮館おおまち」で販売開始した。
お客様にとっても初顔なので試食も用意し万全を期した。

市内で大きなレストラン等を経営しているS社の奥様が従業員を連れていつも買出しに来ている。
枝豆売り場で丁度顔を合わせたので「試食をどうぞ」と奨めたら、「お宅の枝豆が美味しいのは分っているから試食なんてしなくとも買うわよ」などと嬉しいことを言いながら2パック購入してくれた。
そう言いながらも試食したら「アラ、美味しいわね」と言って更に数パツク、そして「送るから」と言って更に数パツクを追加して買物篭に入れてくれた。

また、別のお客様に「試食されましたか?」と声かけしたら「甘くて美味しい枝豆でした」と言って素晴らしい笑顔を返してくれた。

販売初日は「売れ行き」の感触を掴むまで不安なものだが、このやりとりで「完売間違いなし」との感触を得た。


(黄昏迫る後山で明日の出荷に向けた収穫。軽トラの荷台一杯の枝豆はモギトリ機を使っても優に二時間はかかる。夕暮れになるとカメラのピントが合わなくなることが多い。)

今日はもう一つ新しく出荷したものがあった。
それは「シソの穂」。
「シソの実」を収穫して売るのは稼働的に大変なので積極的には売らないことにしていたが、師範代の「つー助さん」から「穂を出荷してお客様自身が収穫するようにしたら」とのアドバイスを頂戴したので早速挑戦してみた。
店頭に並べた時、シソ独特の素晴らしい香りが周辺に漂い、その香りを味わっただけでも価値がありそうだった。
大きい束にし更に鮮度を保つために水に入れて「切花」のように立てて並べる工夫もしてみた。

並べている時に何人かのお客様にお奨めしたら「これはいいね」と言って買ってもらえた。


(シソの穂を刈り取った手前の部分は背丈低くなっている。左側に写っているのはバアチャン)

明日の出荷準備のため午後に電話で在庫を確認したら「どちらも既に完売になってますよ」との返事。
今日は様子見で数量的には遠慮気味だったが、明日からは本格的に出荷するつもりで準備に入った。
コメント (3)
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