霜後桃源記  

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総会 その三 卓袱台返し

2015-03-19 21:20:25 | 生活
行政用語では「補助金と交付金」を明確に使い分けていることを今回の説明会の場で指摘されて初めて知った。
その区分で行くと中山間地支払も多面的支払も「交付金」に当たるようだ。

その補助金ならぬ交付金算定の基礎は耕作面積で、支払の目的は「農業の維持発展」であることは言うまでも無い。
従って、農地維持のための草刈日当は耕作面積見合いで割り当てる集落が殆どで県が作成した「実施留意事項」もそれを
前提として記載されている。

これは中山間地の農業で「一番大変なのが草刈り」であることを考えれば当然の整理と言える。


(雨上がりの市野々の麦畑)

ところが、我が集落では「草刈は二人以上の共同作業のみ日当支払の対象とする」という全く実態を無視した馬鹿げた
内容となっていた。

ピント外れの計画を作り当然予想される反対意見に対する理論武装もしていなければ戦えるはずもない。
役員達は殆ど弁明も出来ないまま無責任な「卓袱台返し」で幕を引いた。

コメント
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