耕地化のための整地作業は最後の「東の山」に移った。
山と言っても丘に近いなだらかな傾斜地なので、若干の凹凸を補正すれば「畑として十分に活用できる」と
見込んでいる。
大型重機を使った土木工事には多額の投資を必要とする。
そして、その投資分を10年や20年で回収することは到底不可能。
過剰投資を覚悟のうえで工事に着手したのは「維持作業を極力効率化したい」狙いがある。
林は放置すると直ぐに荒れてしまうので維持が大変だった。
従って、投資額の会計処理も「維持費」としたいところだが「資産」として処理しなければならない。