昨夜から昼過ぎにかけて断続的に豪雨が続いた。
強い雨が降ると電気柵の周囲の雑草等が倒れたりして漏電し、電圧が弱まる。
後山の畑の周囲を生息域にしている狸達は、そのことを経験上知っていて「豪雨は千載一遇のチャンス」と
捉え、四方八方から電気柵を超えて襲いかかって来ていた。
今が旬のトウモロコシの被害は、予想を遥かに上回っていた。
電気柵を手直しする時間はなく、このまま放置して狸の餌食にするのも癪なので、最終収獲日を
前倒しして全部収穫し、残滓や雑草はトラクターで刈り取った。
そんなことで、発芽率の低さから始まり、御難続きの「今年のトウモロコシ栽培」は終わりを告げた。