豆は「花が咲く時季に雨が降らないと不作になる」と言われているが、先日収獲を終えた
枝豆の莢の数は例年の半分以下だった。
春から初夏にかけての雨不足が影響したものと思われる。
稲作も含め現在作付中のあらゆる作物は、多分「日本の温暖な気候」を前提に改良を続けて
来たものと推測される。
異常気象でその大前提が崩れると、不作どころか大凶作になることが容易に想像される。
世界的な異常気象で干ばつや大雨等の災害が頻発しているが、それによる一番深刻な問題は
「食糧危機」ではないか。
一転して収穫時季は雨続きで、雨の中で莢の少ない枝豆を収獲しながら、そんなことを
考えた。
月末から収獲適期を迎える晩生品種の枝豆畑を電気柵で囲った。
トウモロコシと異なり「豆の敵」は主に狸なので、通常上下二本の電線で囲うところを
手抜きして下側の一本のみとした。
そのため、新たな購入した一巻500mの電線で、なんとか間に合った。