豆畑等の畝間の雑草を法面草刈機で刈り取るのは、全くの「オリジナルな効率化施策」と自画自賛していたが、
最近になって、重大な欠陥に気づいた。
法面草刈機の二つの前輪が草を踏み倒してしまうので、一見綺麗に刈り取ったように見えるが、実は倒れただけで、
数日後には復活してしまう草が多かったのだった。
また、豆の根元近くの草を退治出来ない弱点もあった。
その反省から、今は普通の草刈機に戻し、「縦刈り」を行っている。
草刈機は「横刈り」が一般的だが、狭い畝間での「横狩り」は豆まで刈り取ってしまうリスクが高いので、最初に
右の畝沿いを縦に数歩刈り進み、逆に数歩戻る際に左の畝沿い刈り取る方法を繰り返す。
この方法は、法面草刈機よりも時間がかかるが、10aの畑の草刈りを約一時間余で終わらせることが出来た。
(一週間ほどブランクが生じてしまったが、枝豆の収獲と出荷を今日から再開した)
畝間の雑草を放置すると虫の食害の多い豆になり、選別の際に「草刈り稼働の数倍の時間」を要することになる。
枝豆も含め出荷時に大きな負担となっている「選別の省力化」のためにも、「畝間の草刈り」は省くことが
出来ない重要な役割を担っている。