霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

温泉での懇親会

2006-08-11 19:43:08 | 生活
一昨日は、仙台時代に親交のあった皆さんと鳴子温泉に一泊し、楽しいひと時を過ごした。
四組の夫婦が集まったが、サラリーマンとしての現役は校長先生夫妻だけ。
二組は年金生活者で、旦那様はどちらもお堅い会社に勤めていたが、何故か奥様方は普通では無く、キャバレーのホステスのOGかと推測されるような雰囲気をかもし出している。
その実力は夜の懇親会の席で遺憾なく発揮された。
歌あり踊りありお喋りありで、抱腹絶倒の連続。お酒も料理も何処に入ったから分からないような状況となった。
こんな連中と付き合っている限り、校長先生の更なる昇進は無いものと諦めざるを得ない。


急逝した叔父との「お別れ」に埼玉に出かけ、トンボ帰りで、直ぐに鳴子へ出かけたので、二日間連続の外出となった。
家に戻ってから、猛暑の中の農作業で、前日までのアルコール分を汗と一緒に全部流した。
久しぶりの我が家の食卓で、ご飯と味噌汁が格別美味しく感じられ、改めて農家の食生活の豊かさを確認できた。



穂が出て黄金色に変わりつつある田んぼの向こうに、タラノキが花を付けている。
オジサンは遠くからでも見えるこの白い花を頼りにして、山のタラノキの在りかをチェックし、来春に備える。
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注文受付の開始

2006-08-10 22:59:19 | 野菜
お盆を前にして、知人友人から野菜の直接注文を頂いている。
ブログ読者の皆さんには今まで直接注文を呼びかけたことはありませんでしたが、お盆を前にして試行的に実施してみることとしました。
現在販売できる野菜等は以下のとおりです。
なお、トウモロコシに一度殺虫剤を使用した以外は、すべて農薬を使わずに育てたものです。

注文を希望される方はEメールアドレス  ykck0222@amber.plala.or.jp までお申込み願います。
 
原則として宅配便(実費を負担頂きます)で送付致します。
宅配費用等を勘案し、何種類かまとめての購入に協力をお願いします。

エダマメ   300g      200円
トマト     1Kg当たり   300円
ナス     300g      100円
アスパラガス 100g 150円
ピーマン   250g       100円
インゲン   150g      100円
ミョーガ   100g        100円
トウモロコシ 1本       100円
ジャガイモ  1Kg当たり   180円
ニンニク    1Kg当たり  1200円
シソの葉 おおば 30枚   100円
     塩漬け 30枚     200円
     シソの粉 30g    100円
タマゴ    4個        120円
ミズの実   50g       200円
もち米の粉  350g       320円

いずれも少量生産のため品切れの場合はご容赦願います。
市場価格の変動等により価格が変更となる場合があります。

送付時期、送付方法、支払い方法等につきましては、個別に相談させて頂きます。



畑で収穫を待つエダマメ。
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出穂

2006-08-09 10:51:05 | 
田んぼの草取りに集中し過ぎて、畑仕事がないがしろになっていた。
最近は専ら草取り等の畑仕事が多く、田んぼは水の管理ぐらいしかない。
田んぼの水管理はオジサンの仕事だが、この一年生「何とかの一つ覚え」で水を見に行くと水しか見てこない。オバサンから言わせると、「水だけではなく作柄や穂の出具合等を一緒に見てくるのは常識」ということになる。
言われてみとるその通りで、こんな単細胞の頭になっているということは、「既にボケが始まっているのか?」とヒヤリとする。



そんな訳で、オジサンは既にこんなに沢山の穂が出ていることなど露知らず過ごしていたのであります。
ちなみに「出穂」は「しゅっすい」と読むのだそうだ。一年生百姓は、冬を迎えるまで日々新たな経験の連続となるのです。

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突然の訃報

2006-08-08 12:33:28 | 家族
昨夜、埼玉に住んでいるオジサンの叔父が亡くなったという突然の知らせがあった。
駅のホームで倒れてそのまま逝ってしまった。
5年前に癌を患って「余命幾ばくも無い」と医者から宣告されていたが、元気に仕事もし好きなビールも呑んでいたので、奇跡的に治癒したものと思っていたが、本人は痛みに耐えながら必死に生きていたのかも知れない。

叔父は、八人兄弟の四男として7番目生まれた。長女だった母とは親子に近いほど歳が離れている。母の実家は近所だったので、叔父・甥というよりも兄弟に近い関係で育ったので、寂しさ悲しさ悔しさには強いものがある。
社会人になってから東京方面に出かけた時は、よく立ち寄って杯を交した。最後は外に出て近所の屋台でモツ煮込みを食べながら呑むのが定番だった。あのネギと唐辛子をいっぱいかけたモツ煮込みの味は今も忘れられない。

川口に家を新築し、車も新車に替え、初孫も生まればかりの絶頂の64歳で最期を迎えた。
しがないサラリーマンの一生で、決して裕福な生活振りではなかったが、酒好きの夫を影で支えたやさしい奥様に恵まれた幸せな人生だった。



いつも明るい酒を呑むのが好きだった叔父に、夏空に高く咲いたひまわりの花を捧げたい。
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ブランド

2006-08-07 21:44:21 | 野菜
デンボクで囲いネットに覆われたトウモロコシの収穫が始まっている。夏の太陽が照りつける毎日が続いているため、心配された味の方も昨年より甘味のあるものが収穫できている。

野菜は原則として無農薬で育てているが、唯一の例外がトウモロコシ栽培だ。
実が虫に侵されるのを防ぐために無農薬で色々と工夫してみたが、期待した効果が得られなかったため、止むを得ず殺虫剤を散布している。
ところが、今年は雨の日が多かったため散布した薬剤も雨に流されてしまったようで、効果があまり無く、一部虫食い状態のものが結構出てしまった。
虫食いのものを出荷するのは恥ずかしいのだが、ほんの一部分だけのものは店頭に並べる時に虫食い部分が見えるようにして、値を下げて販売している。
日々完売となっているところを見ると、お客様にも支持されているようだ。



今朝、開店と同時に入って来られた客様が、値段も見ずにオバサンの名前だけ確認して購入していた。これまでの努力が報われたようで嬉しくなってくる。小規模農家だって「ブランド」が大切なのだ。
このようなお客様が居る限り、物づくりの苦しさなど吹き飛んでしまう

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