明日からいよいよ夏の甲子園が始まる。
東北のチームは準優勝が4回あるものの優勝は未だ無い。
東北の野球ファン長年の夢である甲子園の優勝旗を持ち帰るのはどのチームとなるのか非常に興味深いところだが、オジサンはその栄えある最初の優勝監督となるのは、仙台育英の佐々木監督だと信じている。
佐々木監督が東北高校のエースとして甲子園で活躍していた頃からのファンだったが、まさか早稲田を経て同じ会社に入社して来ることまでは想定していなかった。
入社後数年してから初めて会った時、甲子園のマウンドで見せた苦み走った厳しい顔は無く、すっかり甘いマスクとなっていたので「会社に入って牙を全部抜かれてしまったの?」と話した記憶がある。
その十数年後、育英にスカウトされて退社する事となった年、たまたま同じ職場に所属し、その優秀さや人柄に触れる機会を得、それまで以上に彼の熱烈なファンとなった。
仕事ができる以上に、人を惹きつける魅力を持っていて、周辺の人間を皆自分のファンにしてしまう魔力を持った非常に器の大きい人間だった。
サラリーマンとしても将来を嘱望されていたが、猛烈なラブコールで再び野球の世界に戻って行った。
元々サラリーマンで終わらせるには勿体無い人材だった。
その実力のほどは、宮城県大会の決勝で強豪の東北高校を連破して甲子園に連続出場したことで証明されている。
既に春の選抜では準優勝監督となっているが、目指すは夏の大会での全国制覇だ。
残念ながら数年前に部員の不祥事で野球部が休部状態となったが、監督に復帰して三年目にして甲子園出場を勝ち取ったのは「流石!」と言わざるを得ない。
延長15回0対0の引分け再試合となった宮城県大会決勝をTVで応援していたが、厳しいし試合内容にもかかわらず、連投のエースにすべてを託し何か余裕さえ感じさせる采配振りで、安心して見る事ができた。
会社を辞める時の送別会の席で「甲子園で準優勝した前任の竹田監督を凌ぐためには、全国制覇しかない」との決意表明があった。その時に「甲子園の決勝戦は必ず応援に行く」と約束していた。
昨年まではサラリーマンだったので、簡単に休みを取れなかったが、今年からは何時だってスタンバイOKだ。農業を放り投げて応援に行くつもりでいる。
ここ数年の間に大きなチャンスが巡って来る予感がしている。
初めてとなる甲子園での野球観戦が、東北勢初の優勝試合となったら、これに勝るドラマは無い。
その夢を実現するカリスマ的パワーを佐々木監督は持っている。
H9年の秋に初めて東北大会を制し、河北新報の「人」の欄に監督が紹介された翌日、個人的に呑む機会があり、持参した切り抜きにサインをしてもらった。
こうしてみるとオジサンもかなりミーハーに近い。
東北のチームは準優勝が4回あるものの優勝は未だ無い。
東北の野球ファン長年の夢である甲子園の優勝旗を持ち帰るのはどのチームとなるのか非常に興味深いところだが、オジサンはその栄えある最初の優勝監督となるのは、仙台育英の佐々木監督だと信じている。
佐々木監督が東北高校のエースとして甲子園で活躍していた頃からのファンだったが、まさか早稲田を経て同じ会社に入社して来ることまでは想定していなかった。
入社後数年してから初めて会った時、甲子園のマウンドで見せた苦み走った厳しい顔は無く、すっかり甘いマスクとなっていたので「会社に入って牙を全部抜かれてしまったの?」と話した記憶がある。
その十数年後、育英にスカウトされて退社する事となった年、たまたま同じ職場に所属し、その優秀さや人柄に触れる機会を得、それまで以上に彼の熱烈なファンとなった。
仕事ができる以上に、人を惹きつける魅力を持っていて、周辺の人間を皆自分のファンにしてしまう魔力を持った非常に器の大きい人間だった。
サラリーマンとしても将来を嘱望されていたが、猛烈なラブコールで再び野球の世界に戻って行った。
元々サラリーマンで終わらせるには勿体無い人材だった。
その実力のほどは、宮城県大会の決勝で強豪の東北高校を連破して甲子園に連続出場したことで証明されている。
既に春の選抜では準優勝監督となっているが、目指すは夏の大会での全国制覇だ。
残念ながら数年前に部員の不祥事で野球部が休部状態となったが、監督に復帰して三年目にして甲子園出場を勝ち取ったのは「流石!」と言わざるを得ない。
延長15回0対0の引分け再試合となった宮城県大会決勝をTVで応援していたが、厳しいし試合内容にもかかわらず、連投のエースにすべてを託し何か余裕さえ感じさせる采配振りで、安心して見る事ができた。
会社を辞める時の送別会の席で「甲子園で準優勝した前任の竹田監督を凌ぐためには、全国制覇しかない」との決意表明があった。その時に「甲子園の決勝戦は必ず応援に行く」と約束していた。
昨年まではサラリーマンだったので、簡単に休みを取れなかったが、今年からは何時だってスタンバイOKだ。農業を放り投げて応援に行くつもりでいる。
ここ数年の間に大きなチャンスが巡って来る予感がしている。
初めてとなる甲子園での野球観戦が、東北勢初の優勝試合となったら、これに勝るドラマは無い。
その夢を実現するカリスマ的パワーを佐々木監督は持っている。
H9年の秋に初めて東北大会を制し、河北新報の「人」の欄に監督が紹介された翌日、個人的に呑む機会があり、持参した切り抜きにサインをしてもらった。
こうしてみるとオジサンもかなりミーハーに近い。