霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

呑み会

2007-12-26 20:40:40 | 生活
サラリーマン時代にお世話になった方からお誘いがあり、昨夜は仙台で美味しい酒を呑んだ。
泊る訳には行かなかったので、「道の駅」の会議が入っていたオバサンに代わり、休日に当たっていた息子がアッシー君をしてくれた。
随分人使いの荒い父親と思われるかもしれないが、さにあらず。
ガソリン代と高速代無しに久し振りに「仙台の夜」を満喫できるということで大喜びでアッシー君を買って出たのだ。

本音で喋れる三人で歓談しながら、幻の銘酒といわれている「田酒」をコップで五~六杯呑んですっかり酔っ払ってしまったオジサンは、帰りの車に乗ると直ぐ寝てしまい、家に着いて起こされるまで熟睡状態となってしまった。

(久し振りに一日快晴となった今日の夕暮れ)


今回一緒に呑んだ二人は会社の要職に就いている現役のサラリーマン。
年令の関係で来年度からは子会社に移るらしい。
それでも人も羨む高給取りなのだが、それなりに悩みもあるようだ。
すっかりご馳走になってしまったのでお礼のメールを送ったら、Mさかんから「今の自分の心境」ということで相田みつをの味わい深い詩がリメールされて来た。

長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道ー
てものがあるんだな

そんなときには その道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな

黙って歩くんだよ
ただ黙ってー
涙なんか見せちゃダメだぜ!

そしてなあ その時なんだよ
人間としての いのちの根が
ふかくなるのは・・・・・・・・・

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薪ストーブ その二

2007-12-25 23:19:54 | 生活
薪ストーブにこだわる理由のひとつに昔ながらの循環型生活に対する憧れがあった。
子供の頃、燃料は台所も風呂もコタツもすべて里山に依存していた。
そのため雑木林といえども定期的に人手が入るため、いつも美しい景観を保っていたように記憶している。
薪ストーブを利用するは、ふんだんにある里山資源の有効活用が図れるだけでなく美しい里山復活の期待もかかっている。



近くにある僅かばかりの雑木林を都合により伐採した。
切り倒した雑木の一部はナメコのホダ木として活用するが大部分はそのまま放置して腐らせるのが常だった。
しかし、これからはストーブ用の薪として活用できる。
「伐採」が「薪の確保」も兼ねた一石二鳥の仕事となるのが嬉しい。
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薪ストーブ

2007-12-24 19:23:41 | 生活
薪ストーブで暖を取るのはオジサンの以前からの夢だったが、オバサンの賛同が得られいなかった。
四年前に一部増改築した時、石油を燃料にした集中暖房に切り替えたので、寒い冬でも家の中は快適になったのだが石油の消費量も凄かった。
とても許容できるコストではなかったので、二年目からは利用時間を限定すると共に補助的に電気ストーブを各部屋に配備していた。
それに追い討ちをかけるようなこのところの石油の急激な値上がりで、算盤勘定の得意なオバサンが考えを変えた。

我が家は薪ストーブを置くことを想定した造作になっていないので、設置には少し無理が伴うが、やると決めたらそんな事はたいした問題ではない。
「意思あるところに道は開ける」で、その気になればどんな方法だってあるはず。
おおよその置き場所も直ぐにイメージできたが、肝心の薪の準備が今からでは間に合わない。
 
残念ながら、楽しみは来年の冬まで繰り延べとなった。
この冬の山仕事で薪の確保を図ると共に、どんなストーブが良いのか一年かけてジックリと品定めするつもりでいる。



霜後地区よりも4kmほど西にある達古袋地区の白鳥の餌場。
夕暮れ近くだったが、まだ百羽を超える白鳥達が餌をついばんでいた。
ここに来る白鳥達が朝夕集落の上空を横切る。
「白鳥の湖」をネグラとしている白鳥達もこの中に含まれているばず。
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神社のしめ縄

2007-12-23 20:12:38 | 生活
毎年、年末になると公民館に集まり「霜後の滝」にある神社のしめ縄作りを行う。
午前中は産直へ出荷用のしめ縄作りをし、午後は神社のしめ縄作りとなり、一日中藁と格闘していた。



神社の鳥居にしめ縄を取り付けているところ。
このように太い縄は何人かで共同しないと綯うことができない。
年に一回しか作らないので、毎年同じような失敗を繰り返し大騒ぎしながら作っている。



神社のご神木とされている桜の大木にもしめ縄を取り付けた。

出荷用のしめ縄に使用するゴヘソクと呼ばれる紙作りは家の中でもできる。
昨日から朝早く起きてその作業をしている。
二日連続の寝不足の影響で午後から頭が働かなくなってしまった。
こんな日は早く寝るのが一番。
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「新鮮館おおまち」

2007-12-22 20:14:23 | 野菜
一昨日の朝、店頭に並べ切れないホウレンソウで溢れていた「新鮮館おおまち」に、昨日の四時頃寄ってみたら野菜の篭が見事に空になっていた。
その半端ではない需要に驚かされた。

厳美の「道の駅」は観光シーズンの終わりと共にお客様の入りも少なくなるので、このようにシーズンを問わずコンスタントに売れる「産直」があることは大変ありがたいこと。

その「新鮮館おおまち」が今存続問題で揺れている。
市役所が借りたダイエーの跡地を又借りして営業しているのだが、買い取ることが前提だった市役所が心変わりしたことで紛糾している。
しかし、その問題がどう決着しようとも「新鮮館おおまち」の千葉社長はそんなことで店をたたむような愚かな結論を出す人ではない。
そのような厚い信頼を消費者からも生産者からも得ているからこそ、全国的にも珍しい中心市街地の「産直」として成功しているのだと思っている。

もしかすると、来年度から店舗が別の場所に移ることも想定されるが、どこに行こうと我々は「千葉社長について行くだけ」と覚悟を決めている。



ホウレンソウはハウスによって時期をずらして種を蒔いたので、三月まで順次出荷できる。
昨年のようにアブラムシの被害に遭わないことを祈っている。
コメント (2)
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