霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

玉ねぎの植え付け

2012-10-26 11:32:37 | 野菜
実家は農家ではなかったが父の実家から貰い受けた10a程度の畑があった。
両親はその畑で野菜や麦を作って糊口を凌いでいたので、麦が畑で冬を越すことは
子供の頃から知っていた。

しかし、脱サラして就農するまで玉ねぎ、ニンニク、菜種等々畑で冬を越す野菜が多い
のを知らずにいた。
マイナス五℃の最低気温が連日続く凍てつく大地で「生命が育む神秘」に未だに感動を
禁じ得ない。



ハウスの屋根かけを60代の「若夫婦」がやっている近くの畑で80代の「老夫婦」が
玉ねぎ苗の植え付けをしていた。
このように夫婦がペアとなって仕事をすることが多いのが農家の特徴の一つで、
我が家に限らず他の農家でも見かける光景だが、中には「一人の方が気楽でいい」と
言って別々に仕事をする「変わり者」も居る。
その代表格が隣の集落のF君で「田んぼはオレ、女房は畑」と割り切っている。
しかし、別に「夫婦仲が悪い」という訳ではない。(念のため)


今日は早めにブログをアップして、以前から楽しみにしていた「仙台年金友の会」の
皆さんと湯川温泉「栖峰」に向かう。
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ハウスの屋根かけ その二

2012-10-25 22:02:47 | 野菜
屋根を覆ったビニールはハウスの側面で針金を使って留める。
この針金を溝に押し込むのが結構な力仕事で、最初の頃は一棟を終えると軍手の指先に
穴があいたものだった。
ベテラン(?)になった今は力加減を覚えたらしく軍手に穴をあけることもなくスムーズに行え
るようになっている。



傷つきやすいビニールをこのように針金のバネの力を使って簡単に留める方法を最初に
考案した人は尊敬に値する。
ビニールを傷つけることなく外したりかけたりの繰り返し利用も可能となっている。



今日は風もない穏やかな日で、五号棟を終えてから昨日の仕掛品の三号棟も午前中で
終わらせることが出来た。

各棟ともツマの部分は残っているが、それはおいおい片づけるつもり。
天候が不安定で田畑の「秋の耕耘」が進まず焦っているが、まずは「冬支度」の一つが
片付いた。
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ハウスの屋根かけ

2012-10-24 17:57:47 | 野菜
朝夕が大分冷え込むようになったのでビニールハウスに屋根をかけることにした。
昨年は11月8、9日の二日間で行ったが、年末用のホウレンソウが年明けにずれ
込む苦い経験をしたので今年は少し早めた。

しかし、予報はピカピカの晴れマークなのに朝から小雨模様の生憎の天気となった。
「いずれは晴れるもの」と予定通り開始したのだったが、最初に手掛けた三号ハウス
は屋根の骨に濡れたビニールが絡みつき途中で頓挫せざるを得なかった。

屋根かけは「雨や風の無い日」が最適と知っていながら強行しているので「結果自然なり」
ということか。


(雨で一時中断)

三号は放置したまま二号を終えた三時前に雨がまた降り出し一旦避難したが、その雨が
止んでから四号も済ますことができたので「途中頓挫」のストレスは少し解消できた。
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ファイナライズ

2012-10-23 20:11:06 | 家族
先日の娘の結婚披露宴で職場仲間が新郎新婦を紹介するDVDを編集し放映し
てくれた。
これがなかなか秀逸で大いに感心させらられた。

披露宴は近い身内だけの「こじんまり」だったので、実家の母や叔母達にその
DVDを観て貰おうとダビングして渡した。
ところが「映らない」との連絡があり、雨で農作業が出来なかったのを幸いに
「原因究明」に向った。

しかし、メカに弱い人間に原因究明など簡単にできるものではない。
早々に「プロに診て貰った方が早い」と判断し、再生機器と一緒に量販店に
持参して診て貰った。


(「小さい秋」みつけた)

「さすがプロ」で原因は直ぐに判明した。
ダビングした後に「ファイナライズ処理をしていない」ことが原因だった。

家に戻って再度ダビングをしてみたら最後に「他の機器で再生するには
ファイナライズが必要」とのメッセージが出ていた。
アワテンボウはそれに気づいていなかった。
コメント (2)
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枝豆終了

2012-10-22 18:19:22 | 野菜
今日で枝豆の出荷が最終日となった。
畑には未だ残っているが枝豆としての収穫適期を過ぎてしまった。

枝豆の出荷を始めたのは7月20日からだったので丁度三カ月間続いた
ことになる。
正直言って長かった。
10月に入ってからは「途中放棄」もチラッと頭をかすめた。
最後まで続けられたのは「惰性」だったかもしれない。

今年は「猛暑&雨不足」で振り回され、生育が順番通りとならず収獲しない
ままの畑もあった。
肝心の「味」も庄内五号を除くと昨年よりも劣っていたように感じられた。

天候だけではなく生産者として「反省すべきこと」も多々あった。
それらは未だ頭の中に残っているが「老人性健忘症」の心配があるので
何かに記録しておこうと思っている。



戦いを終え秋を迎えた後山の畑。

「秋草や 鈍百姓の 夢のあと」
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