安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
昨日、サブソイラと一緒にトラクター牽引式の除草機も納品された。
これまで畑の中耕除草は培土も兼ねて管理機で行ってきた。
一時期トラクター牽引式の中耕ディスクを使ったことがあったが使い方が難しく(下手だったのかも?)、
また培土機能が不十分だったこともあり「一年で放棄」という苦い経験をしている。
しかし、一作付け当たり2~3回行う中耕除草を管理機のみで行うのは難しくなって来たので効率化と
省力化を図るために再挑戦することにした。
今は未だ設置していないが、最終的には下の写真のような細い針金のレイキが付く。
運転操作を誤るとレイキで苗を傷めるリスクも高いし、培土の際はレイキを外して培土器を装着する
という煩わしさもある。
それでも導入決めたのは他に選択肢が無かったためだった。
昨日紹介したサブソイラが早くも今日納品となった。
一番後ろの下に分銅のようにぶら下がっているのが弾丸のように穴をこじ開けて進み、その穴が
排水路の役割を果たす仕組みとなっている。
(実際に作業をする際は、左右の足は取外す)
四囲の明渠だけでは排水が不十分な畑が何カ所もある。
間もなく雪が解け三月の後半になったら畑が乾くものと思われるので、それを待って優先順位を
付けて試運転をしてみたい。
転作田で畑作物を育てるには排水対策が不可欠となる。
我が家でも当初から四囲に明渠を作って排水促進を図っているが、それでも十分な排水が出来ていない
圃場も少なくない。
排水不足による湿気が「小麦や大豆の不作」の大きな原因になっていた。
(ネットから借用)
その対策として、先日訪れたアグリパーク舞川の小野さんから教わったのがサブソイラを使って弾丸暗渠を
作る方法だった。
小野さんの所では毎年作付け前に(二毛作の場合は年二回)実施しているという。
小野さんの助言が長年の悩みを解消する「目から鱗」となったのは言うまでもない。
早速、その日の内にクボタの営業マンを呼んでサブソイラを発注した。
「道の駅平泉」がこの春にオープンする。
平泉では株式会社「浄土の郷平泉」が運営主体となることから、僅かながらも私も出資者の
一員として名を連ねている。
その「道の駅平泉」の生産者向けの説明会が本日開催され「登録規定」や「出荷要領」それに
「契約書」について説明があった。
集まった生産者からは「販売手数料」に関する質問や意見が多かった。
確かに他の産直に較べると割高な率となっていたが、十分に検討して出した結論かと思われた
ので敢えて発言はしなかった。
(ハウスの中で育った雑草のハコベ。昔から「鶏の好物」と言われている)
経営側からみれば手数料が高いと「安定収入の確保」につながるが、生産者側からすると手数料
見合いで「値決め」することになり、結果的に価格に転嫁される可能性もある。
どこの「道の駅」も全体の売上に占める農産物の割合は決して高くはない。
農産物が「新鮮で安い」をウリに集客を図る方法も有ることから判断に迷うところだ。
平泉町内と町外の生産者とでは手数料率が5%も違うことから、個人的には一関市と平泉町の
早期の合併を願っている。
10年ほど前の「合併頓挫事件」で平泉市民になり損ねてしまったのが惜しまれる。
農繁期でもないのに農作業の応援を受けた。
ハウスのホウレンソウの収穫が追い付かなくなったためだった。
市野々の叔母と従兄弟、それに中里の叔母が来てくれた。
このハウスはホウレンソウに負けないぐらい雑草の生育も順調(?)だったため収穫に難儀していた
もの。
快く応援をしてくれた叔母達には、差し当たり「ホウレンソウの現物給付」で感謝の気持ちを現した。