安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
晩生品種の枝豆の収獲は、10月半ばまで毎日続く。
朝の脱莢作業に一~二時間を要し、その後に出荷準備等があるため、他の朝仕事には手が回らなかった。
今年はリハビリ中の息子が、暗い内から脱莢作業を全部こなしてくれている。
そして、その後の出荷準備作業は生産部長に任せ、「夜明け」(今は4時半~5時)と共に、息子と二人で
「朝草刈り」に注力できるようになった。

今年、枝豆や大豆畑の草刈りが順調に進んでいるのは「息子の貢献度」が大きい。
そんなことから、息子には「ずっとリハビリ中でかまわないよ」と伝えてある。
豆畑等の畝間の雑草を法面草刈機で刈り取るのは、全くの「オリジナルな効率化施策」と自画自賛していたが、
最近になって、重大な欠陥に気づいた。
法面草刈機の二つの前輪が草を踏み倒してしまうので、一見綺麗に刈り取ったように見えるが、実は倒れただけで、
数日後には復活してしまう草が多かったのだった。
また、豆の根元近くの草を退治出来ない弱点もあった。
その反省から、今は普通の草刈機に戻し、「縦刈り」を行っている。
草刈機は「横刈り」が一般的だが、狭い畝間での「横狩り」は豆まで刈り取ってしまうリスクが高いので、最初に
右の畝沿いを縦に数歩刈り進み、逆に数歩戻る際に左の畝沿い刈り取る方法を繰り返す。
この方法は、法面草刈機よりも時間がかかるが、10aの畑の草刈りを約一時間余で終わらせることが出来た。

(一週間ほどブランクが生じてしまったが、枝豆の収獲と出荷を今日から再開した)
畝間の雑草を放置すると虫の食害の多い豆になり、選別の際に「草刈り稼働の数倍の時間」を要することになる。
枝豆も含め出荷時に大きな負担となっている「選別の省力化」のためにも、「畝間の草刈り」は省くことが
出来ない重要な役割を担っている。
大豆畑は五月に播種した分も畝間の雑草が目立つようになり、また二毛作で七月に播種した分は、
二回目の中耕除草が出来ないまま今日に至っている。
雑草の状態は畑によって区々となっているので、それに合わせて草刈機或いは鎌で刈り取っている。

写真は五月に播種した大豆畑。
左右の畑が after で中が before で、畝間が雑草で埋まっている。
この雑草は明朝退治する予定。
♭ 妻は夫をいたわりつ 夫は妻を慕いつつ
は、昔よく耳にした浪曲の出だし。
よくよく考えてみたら「妻と夫が逆ではないか」と思われ、ネットで確認したら
浪曲の物語に「それなりの事情」があったようだ。

午後三時。
34℃超の炎天下での農作業は過酷を極める。
やや夏バテ気味の妻は、冷房完備のトラクターで、大根や蕪の播種に備えた耕起作業を行った。
夫は、汗で全身ずぶ濡れ状態で、虻の襲撃にも耐えながら「豆畑の草刈り」に精を出した。
これぞ「夫の鑑」と、自らの配慮を自画自賛したら、「夫が妻をいたわりつ 妻は夫を慕いつつ」
の下のフレーズは、我が家には馴染まないと、にべもなかった。
それでも、夕食時の「酒の肴」には、一品の「追加」があった。
お盆商戦後の一週間は、ひたすら豆畑の草刈りに集中している。
それぞれ播種時季が異なることから、タイミングがベストの所もあるが、手遅れ気味の畑も多い。
特に、手が掛かるのは豪雨で雑草と共に倒れてしまった畑。
草刈機が使えないので、豆と雑草を分けながら鎌を使って除去している。

(写真の豆畑は草刈機だけで退治出来た)
農業は「草との闘い」と知りつつも、これまでは途中で「闘いに敗れる」ことも多かった。
その反省を踏まえ、今年は「簡単に諦める」ことなく、粘り強く取り組んでいる。