霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

産直の手数料 その二

2019-10-26 20:56:08 | 産直

産直の手数料にも消費税がかかる。
しかし、各産直によって税込だったり外税だったりマチマチで、月々の清算書を品目ごとに
計算し直す際に混乱することが少なくない。



10月から消費税が10%になったことで、今まで税込だった手数料を外税にした産直があって、
それに気づかず何度計算し直しても合計額が合わず、時間を浪費してしまった。

税込手数料だと税抜販売価格に(手数料率×1.08)で簡単に算出できるが、外税だと算式が
複雑になり頭が混乱した。

結果的に、合計額の(受取額÷税抜販売額)で算出した数値を各品目に掛けて出すことで
決着を図った。
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産直の手数料 その一

2019-10-25 20:34:31 | 産直

各産直によって手数料は13%~20%と幅があるが、15%の産直が多く、それが生産者側から見ても
納得感のある数字で、それを上回ると少し引いてしまうようだ。

また、支払うのは手数料のみの産直もあれば、商品に貼付する値札シール代は勿論のこと、入会金
や年会費まで徴収する産直もある。



各産直とも売上に占める農産物の割合は多くなく、生鮮野菜等の直売コーナーを「客寄せパンダ」
として利用し、利益は他の商品やレストラン等の売上で賄うのが実態のようだ。

野菜等の手数料が売上増にあまり貢献しないため「産直は儲からない」と軽視する経営者も散見
される。
しかし、利益率のいいお土産品等に目を奪われ産直を軽視すると地元の消費者からソッポを向かれ、
いずれは経営破綻に追い込まれるものと思われる。

コメント (2)
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大豆の脱穀機

2019-10-24 17:39:40 | 機械

二毛作分は未だ収獲出来る段階ではないが、6月上旬に蒔いた大豆は既に収穫期を迎え、
順次脱穀も進めている。

大豆は毎年のように失敗を繰り返して来たものの、脱穀機だけは日進月歩で、「足踏み」
からスタートし「電動式」、「自走式」、そして遂には、どう考えても不釣り合いな
「コンバイン」まで用意している。



今、主に利用しているのは「自走式」で、それも畑ではなく倉庫の前のスペースを使って
脱穀している。

今年は二毛作大豆が豊作なので、コンバインの活躍が期待されたが、先日の台風による
「雨と風」で倒されてしまった。
倒れた大豆はコンバインでは対応出来ないので、草刈機で刈り取りながら「自走式」に
放り込もうと思っている。




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環境保全型農業 その三

2019-10-23 19:20:10 | 経営

これから行う「小麦の播種」は二段階に分かれる。
二毛作の大豆を作付けしている畑は大豆収穫後とならざるを得ないので11月の中~下旬と
なる見込み。



空いている畑については今月中に播種を終えたいと考え、堆肥散布と耕起を急いでいる。



昨日の雨から一転して今日は気持ちのいい晴天で、色づいた栗駒山を遠く眺めながら、
義弟との連携プレーで堆肥散布と耕起作業は順調以上に進んだ。
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環境保全型農業 その二

2019-10-22 18:21:55 | 経営

堆肥を散布するマニアスプレッダーを数年前に購入し、併せてクローラ式のトラクターも
新たに調達した。
主目的は田圃への堆肥散布だったが、耕地が乾いていないとクローラ式でも堆肥を積んだ
スプレッダーを牽引することは困難なことが分った。

堆肥散布は天候に恵まれる10月中旬頃までが適期だが、枝豆収獲の最盛期で手が回らず、
ようやく10月下旬になって着手しようとすると、雨の日が多くなり二台のトラクターを
連ねて牽引するような事態を招いていた。

更に、散布が遅くなることによって「秋堀り」も出来なくなる年もあったりした。
結局、今年も例年の轍を踏むことになったので、頭を切り替え、秋の堆肥散布を諦め
空気が乾燥する早春に実施することに改めた。

撒いた堆肥を「秋堀りですき込む」が理想形だが「次善の策」を目指すことにした。



一日中雨が降り続く残念な祝日だったが、夕方、お馴染み魚沼のスベルベさんの
「渾身の作」さつま芋(紅ハルカ等四種類)が縦、横、深さ40cmの大きな段ボール満杯に
送られて来て驚いた。

さすが「太っ腹なスベルベさん」はやることが違う。
さて、当方はどんな形で「太っ腹」を示せるか、悩む必要がありそうだ。 
コメント (2)
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