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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



巨人対広島(東京ドーム)

2006年7月25日、巨人対広島戦。2003年4月11日の巨人対阪神戦以来、3年ぶりに東京ドームで巨人戦を見た。

まずは、想像以上の空席の多さに唖然とした。そして、前回の東京ドームでは、阪神の中軸だったジョージ・アリアスが、巨人のクリーンアップにいたのにも、びっくり。イ・スンヨブは知っていたけれど。それほど、ここのところ野球情報に疎かったというわけだ。

スタンドの雰囲気もなんとなく変わっていた。夏休みのせいもあるだろうが、子どもが多く(これは喜ばしいことだが)、人の動きがあわただしいことこのうえない。以前は、3アウトになってから攻守交替のタイミングでトイレにいったり、食べ物を買いにいったりしていたように思う。それが、プレーとは関係なしに、観客が通路を行き来する。

それに輪をかけているのが、ビール売りのおねえさんたちだ。これも夏休みでアルバイトが増えているのかもしれないが(これは実に喜ばしいことなのだが)、客が減っているために、なかなか立ち止まってビールを売ることができない。だから、これも通路や階段を行ったりきたり。

7回、8回になると、1点差、2点差の接戦であるにもかかわらず、試合の途中で帰りだす始末だ。以前だったら、大きく点差がついて、さらに巨人の攻撃が終わったところで帰路についたはずだ。

ぼくの席は、内野の2階席。外野スタンドほどではないが、巨人ファンがいるはずの席である。しかし、実際は、こんな状況だった。

2日前のオールスター戦を楽しく見ていたために、少し期待をしてしまったのがいけなかったのかもしれない。巨人戦の現状を確認できた東京ドームでの野球観戦だった。今日見た光景は、巨人戦に限ったことであり、ほかのスタジアムではちがった光景があると信じたくなった。


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