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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



J1 浦和 1対0 大分
2009/4/4 埼玉スタジアム2002

両チームともあまりピリッとしなかった試合だったが、社長交代で揺れる(?)浦和レッズが、堅守の大分を1対0で破った。

大分は、守備から中盤への構成は、無駄のないパス展開をみせ統制がとれていたが、ウェズレイ、高松、森島がいない前線では、金崎にボールを集めるばかりで、ゴールが奪えそうな雰囲気はまったくなかった。

浦和は、ボールの支配率で上回っているようだったが、2トップの田中(達)とエジミウソンの連携がいまいち。さらに、中盤のパス回しでも、こまかいばかりで、攻撃をしかけるまでに時間がかかりすぎ、大分の守備の思うつぼだった。

そのなかで、今季初出場のアレックスの強引な突破が、大分のオウンゴールを生んだ。全盛期とはいかないまでも、アレックスらしい左サイドの仕掛けは、左MFの山田(直)のハツラツとした動きとともに、相手チームには脅威となることだろう。

後半、原口元気が前線に交代出場すると、浦和の動きがさらに活発になった。若手選手が持っているエネルギーが、チームを活気づけていた。この試合での追加点はならなかったが、浦和レッズに新しい流れが生まれつつあるようだった。



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