<パリ・オリンピック雑感 2024/7/31>
先日、コロナビールを販売する「アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABInBev)」社が、IOCの最高位スポンサーであるワールドワイドパートナーになったために、パリ五輪の公式ビールがコロナビールになった、と書いた。日本では、パリ五輪のエンブレムがついた「コロナ・エクストラ」が売られている。しかし、パリ五輪の公式WEBサイトには、ABInBevの紹介がなかった。それはなぜだろう、とも。
今日、パリ五輪の公式WEBサイトを見たら、「ABInBev」という企業ロゴではなく、「コロナ・セロ(Corona Cero)」というブランドロゴが表示されていた。最近、追加したのだろう。ただし、公式サイト内のチケッティングのページには、「Corona Cero」の表示はない。これから追加するのだろうか。
そして、この「Corona Cero」は、いわゆるノン・アルコールビールのブランドだ。Ceroはスペイン語で0(ゼロ)を意味する。やはり、フランス国内でのアルコール飲料の広告表示等の規制に関わることのようだ。また、サッカーの試合を観ていても、W杯などのようにビールのカップをもったサポーターが映ることがほとんどない。会場ではビールを売っていないのか。それとも制作サイドが映すのを控えているのだろうか。やはり現地で確かめるしかない。