スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

四ッ谷 善ちゃん

2005-12-15 | 外食


葛飾区四ッ谷にある、モツ焼きのお店。

ちょっと一段落した仕事関係者に誘われ、忘年会も兼ねて。地元では有名らしいのですが、あたしは初めて行きました。

こういう汚い店は大好き。大衆居酒屋で、お客さんも地域密着型。テーブル席と奥にはここに住んでいるのでは?と思われるコタツなんかもある座敷。人数が多かったウチらは、座敷に通されました。

と言うことで、汚い画像が続きます。

ぼんぢり。



ネギが挟まっているのは初めてだわ。ネギが旨い。もちろん肉も旨い。

これは何だっけ。



肉質がどれもいいです。

で、あぶら。



1口たべたら満足だけど、脂ギッシュでもなく、サクサクした感じ。タレもずーっと継ぎ足したモノで美味しいし、なんと言っても焼き方がお上手。

それから、刺身いろいろ。
ガツ刺、レバ刺、タン刺、テッポウ刺などなどなど。



皿は全部一緒で、どれもネギがてんこ盛り。おまけに取り皿まで同じ皿なので、もう、どれがどれだか分からないくらい。

熱燗ちょうだーい、って叫んだら、これが出てきました。



得体の知れない酒です。
中身は分かりません。たいして美味しくない酒だけど、檜の香りがついて、なんとなくグビグビのんでしまう危険な酒。まさかこれが、とんでもない二日酔いを誘うモノだとは、この時は理解していなかったのでした。

刺身、串焼きはどれもアタリ。本当に美味しくて良い店だと思います。大衆居酒屋好き、モツ系が好きな人にはたまらないお店。値段は書いていなかったけど、高くないハズ。
あぁ、こんな店が近くにあったらどんなにいいか。遠いけど通いたくなる店でした。(二日酔い覚悟で。)



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魯山人のご飯

2005-12-14 | 和食/主菜


我が家にズラリと並んでいる「美味しんぼ」。
食への知識はここから仕入れたと言っても過言ではないくらい。いや、ウソです。でも、それくらい読み込んでいる漫画本。実際に突っ込みたくなるところは沢山あるのだけれど、なーんか初期の頃のキャラクターは面白くてねぇ、ついつい何度も読み返しちゃうのよ。

でも、漫画として楽しんでいるだけで、実際にそこへ掲載されているものを作ることは少ないんですが。
このご飯だけは、昆布好きの主人が一度やってみたいと言うので、作ってみたのでした。ちなみに86巻。



昆布を細く切って、鰹のだし汁を注ぎます。そしてひたすら混ぜる混ぜる混ぜる混ぜる。
結構たっぷり注いでも平気なようです。
最後に醤油で味を調えて、ご飯にかけるだけ。

大原社主は
「お、お、この味はなんと表現すればいいのだ!」
と感動しておりますが、実際には、うーん。美味しいです、普通に。だって昆布と鰹の出汁だもん、美味しいに決まってるじゃん。昆布が好きな人はかなり気に入るでしょうねぇ。
魯山人が好んでいたというだけで有難味が増す気がしますが、気のせいね。はは。

それから、すいとん。



久しぶりに作ったわー。息子はすいとん大好き。もっとちょーだーい、っておねだりするくらい。

うどんは主人が打つのですが、試作のためいろいろ粉を買ってしまうおかげで、気に入らない粉はあまり使用されない。ということで、再利用するのはあたし。
これも、今じゃ全く使われなくなったさぬきの夢という粉を使って作りました。

豚汁に生地をスプーンですくってたらーりと入れ、煮ただけ。外はツルツル(に見えないけど)中はもっちりとした、うどん粉らしいすいとんに。ちょっと黄色いのは卵を入れたから。
最近ホント寒いので、温まっていいわ、こういうの。



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フォカッチャ

2005-12-13 | パン



とろりんさんのオレンジパンレシピを拝借しました。
薄力粉が入っているせいか、とってもふっくらして口当たりが良いパン。水分がオレンジジュースというのが面白くて作ってみたのですが、これがほんのり甘くて香りもよくて気に入ってしまいました。

本当は、オレンジピールを入れてママレードを塗るという、オレンジオレンジしているものなんだけど、オレンジピールを買い忘れてしまったので、家にあったドライフルーツを刻んで加え、表面は卵を塗って焼きました。




パカッと割ったところ。
ちょっとドライフルーツが少なかったかな。うっすらオレンジ色のフカフカパン、ごちそうさまでした~。


次はフォカッチャ。
くいしんぼうさんのフォカッチャを見て、あたしも丁度作りたかったのー!と、いろいろご指導いただきまして。



オリーブ、ローズマリー、岩塩をガリガリとして焼きました。
教えて貰った通りの温度で焼いたんだけど、何故かこんがり焼き色が。

でも、外はかりっと中はふんわり、塩気が美味しいフォカッチャの出来上がり。



こっちは、岩塩、ローズマリー、ドライタイム、ドライセージ、ドライバジルをふりかけて焼き上げました。
ハーブの香り満載で、ワインが進むフォカッチャ。

本当は、余ったらフォカッチャサンドにするはずが、あまりの美味しさに家族3人で一気食い。焼きたてのフォカッチャがこーんなに美味しいとは。また作ってー、と催促されので喜んで作っちゃうわ。


別の日に作ったんですが、サツマイモ入りパン。



ピザ用のチーズと茹でたサツマイモが中に入っています。上には粉チーズをササッとふりかけて焼きました。

それから、定番になりつつある干しぶどうと干しイチジク入りのパン。



主人も息子も大好きなので、朝食用に夜せっせと焼きます。このパンだけは何度も作っているので、配合が決まりつつある。とは言っても、その日の気温や湿度によって変化があるから、粉モノって難しー。



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めかじきのソテー・トマトソース

2005-12-12 | 洋風


<材料> 2人分

・めかじき.....2切
・塩、胡椒、小麦粉.....適宜
・バター.....10グラム

・ミニトマト.....10個
・玉ねぎ.....1/2個
・セロリ.....1/2本
・ニンニク.....1/2片
・オリーブオイル.....大さじ1
・塩、胡椒.....適宜

<作り方>

1.めかじきに塩コショウをし、小麦粉を薄くはたく。

2.フライパンにバターを熱し、両面焼く。

3.別のフライパンで、みじん切りにしたニンニク
 玉ねぎ、セロリをオイルで炒める。

4.透き通ってきたら、4つ切りにしたミニトマトを加え
 塩コショウをし、トマトがしんなりするまで火を通す。

5.皿にめかじきを盛り
 トマトソースをかける。



..........あぁ、非道い二日酔い。
今日は1日使い物になりませんでした、あたし。今晩の夕飯作れるか不安だわ。

昨日、ちょっと得体の知れない酒を大量に呑んでしまったせいかも。

最近、お酒に弱くって。ちゃんとしたワインとか信用できる酒蔵の純米酒とかなら、結構呑んでも次の日ケロリとしているのに、怪しい熱燗とか何が入っているか分からない生ビールはダメねぇ。

恐ろしい熱燗の記事はまた今度書くとして、これはめかじきのソテー。たまたま美味しいめかじきに出会えたおかげか、家族にも好評でした。




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肉団子の照り焼き

2005-12-11 | 和食/主菜


<材料> 2人分

・豚挽肉.....200グラム
・ゴボウ.....1/3本
・ネギ.....1/2本
・生姜.....1/2片
・パン粉.....大さじ3
・卵.....1/2個

・塩、酒、醤油.....少々

<調味料>

酒大さじ1/みりん大さじ1/醤油大さじ1

<作り方>

1.ゴボウを細かいささがきにして水に放つ。
 ネギはみじん切り、生姜はすり下ろす。

2.フライパンに薄くごま油をしき、
 ゴボウを炒めて、醤油少々を回しかける。

3.ボウルに挽肉、パン粉、卵、生姜
 ネギ、炒めたゴボウを入れて、よく混ぜる。
 酒、塩少々を加える。

4.タネを一口大に丸めて
 フライパンで両面焼く。
 弱火にし、蓋をして中まで火を通す。

5.調味料を入れ、絡める。




「はい、肉団子。」
「おー、美味しいね、これ、豚肉でしょう。」
「うん、だって肉団子だもん。」
「.....はぁ?」

あれ、何か変なこと言った?あ、そういえば、どんな肉でも肉団子だよね、いやいや、でもなんとなくあたしの中では違うような。
ということで、自分でフォローを入れたのですが。

豚挽肉は肉団子、牛肉または合挽はハンバーグ、鶏肉はつくね。

どう、どう?この解釈間違っているかしら。

ということで、こちらは鶏つくね。



鶏挽肉、ゴボウ、レンコン、ニンジン、椎茸、生姜。
卵白、酒、塩、胡椒、片栗粉少々。
味付けは、ナンプラーでちょっぴりエスニック風に仕上げました。

この挽肉のお団子は、バリエーションが広がって便利。困ったときの肉団子、挽肉は安いのでお財布に優しい。出費の多い今月は、挽肉に頼ってしまうのでした。



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