行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第19節  ザスパ草津戦

2009-06-02 23:50:55 | カターレ富山
どうにもこうにも暗い印象しか残らない試合だった第2クール初戦・栃木戦。
もはや長いほうとさえ言える中5日で対戦するのは、ザスパ草津。
前回の対戦で、記念すべきJ初勝利を挙げた相手。それだけに、向こうもリベンジに燃えてくることは確実でしょう。
そんな相手に対して、メンバーが充分でないからとか言ってはいられません。
苦しくても、なんとかしろ。苦しくても、勝て。
もう、前節のような苦い思いしか残らない試合は御免です。
第16節では栃木に敗れながらも、17節の岡山、18節の東京Vと連続で3-0で下しており、上り調子の草津。
なかでも、リーグトップの得点を誇る都倉をはじめとした攻撃陣をいかに抑えるかが肝要でしょう。仙台戦や湘南戦のように、立て続けに失点して、以後打つ手なしという事態だけは避けねば。
その意味で言えば、守備に関しては悲観はしていません。
がっかりだった前節の中にあって、良かった点は守備。堤の代わりにCBに入ったオタ、今季初めて右SBに入った舩津が、それぞれ役割を全うできていたことが好材料でした。
今節、どのような布陣になるにせよ、まずは立ち上がり失点だけはしないこと。言うまでもなく、ロスタイムも。確かに草津の攻撃は脅威。しかし、相手に「やっぱり今回も点がとれない」と焦らせるくらいになれば、そう簡単には失点しないのではないでしょうか。
逆に、課題は攻撃のほう。
このところ、3試合連続で無得点。ハセもヒデも敬介も出られず、スタメンFWがきつすぎることに。さらに、上園の長期離脱が確定してパスの出し手が定まらないうえに、今節はボランチの長山が出場停止。
スタメン外のメンバーでやりくりするしかない苦しい台所事情。こうなれば、相手にデータがないことをポジティブに捉えるしかないでしょうか。
「スタメンじゃないから、点がとれなくてもしょうがない」では、通じません。点を獲らないことには、勝てないのだから。
今節、なんといっても覚醒が待たれるのが、やはり、FW。ヒョンスと桜井くんに、得点がほしいです。
あと、セットプレー。攻めきれないのなら、得点できるところで決めないと。とにかくほしいのが、先制点。相手に「またか」と思わせるところからが、本当の勝負となるのではないでしょうか。そして、最後の最後まで気を抜かない試合にしなければ。もう、ロスタイム負けなんかいらないのだから。

ここまで中位につけているのは、連敗があまりなかったから。
去年以来、2連敗までしかしたことがありません。だからこそ、今節は負けるわけにはいかない。初の3連敗なんぞ、願い下げです。
とにもかくにも、まずは自分たち自身に負けるな!慣れないメンバーであっても、内容まで中途半端でいいわけがない。
目指すは勝利のみ。雪辱を期して挑んでくる草津を、返り討ちにしてしまえ!

死中に活あり!勝たれ!富山!!

痛すぎる敗戦  第18節 栃木SC戦

2009-06-02 22:09:45 | カターレ富山
勝たなければならない試合に負けるとは、こういうことかと。

前節の大敗から気を引き締め直す意味でも、また、同期対決としても、そしてホーム戦ということからも、負けるわけにはいかなかった試合。
それが、今季3度目となるロスタイム失点による敗戦。
そればかりか、洋平と復帰したばかりの上園が負傷退場し、長期離脱を余儀なくされるという・・・。
0-5の敗戦を“最悪”と書いてしまいましたが、強豪チームにボコられることは、ある意味想定内だったこと。
ほんとの最悪とは、こういう試合・・・わずか1試合後に、あっさり更新されてしまいました・・・。

怪我人の影響で、またも思うようなメンバーがそろえられないカターレ。対する栃木も、若手を起用してきました。
その為か・・・岡山戦のときも感じたことですが、「試合展開が、遅い」。
1クールもJ2の荒波にもまれてきたからか、全体的に、いまいちな印象のままに試合が進んでいきました。
それが、両チームとも。チャンスも、無くはない。しかし、得点にはつながらない。

そんな、じりじりした展開とは裏腹に。
ただでさえ苦しい選手起用事情に追い打ちをかける、洋平と上園の退場。今季初出場の石黒も、期待に応えられず。
スコアレスだったにも関わらず、こちらが負けているかのような状況のまま、どうにも得点のにおいのしないままにロスタイムへ。
すると、その負けの気配が現実のものに・・・。
勝ち点1を失ったというよりは、負けゲームを負けただけ、徒労感だけが残る試合という印象でした。

これで、3試合勝ちなし、3試合無得点。
そして、怪我人も増えて、ますます窮地に。ネガティブな要素ばかりが増えていきます。
それでも、まだシーズンは3分の2も残っている。ここでくじけているわけにもいきません。
どうにもこうにも、苦い敗戦。
しかし、乗り越えていくしか道はないのだから。

これでロスタイム負けが3回目ですが・・・成長を、結果で示してほしい。この敗戦が、糧となっていることを示して欲しい。
苦しかろうが、信じて応援することはやめませんとも。
だから、苦しくても、へこたれないでほしい。勝ちにいってほしい。切実に、そう思います。