第２１節 セレッソ大阪戦

先日キリンカップで日本代表戦も行われた長居スタジアムに乗り込み、強豪セレッソ大阪との対決です。
日本代表から復帰した香川をはじめ、乾、マルチネスらのJ2離れしたメンバーを相手に、前回対戦のような大雨強風といった不確定要素もない・・・というより、上園や西野ら主要メンバーの離脱、５試合連続無得点の決定力のなさなどなど、マイナス要素ばかりを抱えながらの再戦。

それでも。
大事なことだから、何度でも言いたい。「相手が強豪だからと言って、負けてしょうがないなんてことにはならない」
欲しいのは、勝利。それだけです。


上記のような苦しいチーム事情というものは、このところ続いてきたものとして・・・この１週間での変化といえば、やはり松下選手・石黒選手の退団が発表されたことでしょうか。
否応なく、残った選手たちは考えたはずです。「自分がこのカターレというチームにいる意味」というものについて。
ただ単に契約しているからチームにいるだけではないはず。
強制されているものでなし、（適当な表現かは別として）両選手のように、身を退く選択肢だってあるはずです。それをしないのはなぜか？
いちサポーターに過ぎないのに言うのもはばかられますが、あえて言うと・・・やはり、「選手としてサッカーを続けたいから」ではないかと。
では、続けて行くにはどうするか？言うまでもなく、結果を残すことが肝要。
それにはやはり、勝たねばならない。

とにかく、「なにがなんでも勝つ」という姿を見せて欲しい。間違っても、強豪だから仕方ないではなく。相手よりもまず、自分に負けないで欲しい。「サッカーを続けたい」と願う、自分の心に。

万が一、これまでからなんの進展もないままに無様な負けを喫してしまったなら、それはこの試合１試合で済まないダメージになってしまうような気がします。あるいは、今後ずっと引きずってしまうような。

１０人中１０人が「ムリだろ」というような試合かもしれません。戦力差で歴然だと。
しかし。
そんなことは知ったことかと。この試合、どうしても勝たなければならない試合です。
理屈抜きで勝たねばならない試合です。勝てれば奇跡というなら、その奇跡を起こさねばならない試合です。

個人的に２ヶ月ぶりとなるアウェー観戦で、選手を応援します。
そのときに、見せてほしい。カターレ富山の選手として戦う意義を・・・プライドを。強豪との対戦は、それを示すまたとないチャンスとさえいえるかもしれない。だから！！
信ずるは、チームのチカラ。信ずるは勝利のみ。勝たれ！！富山！！