新燃岳噴火の影響から実施されるかどうかが危惧された宮崎でのキャンプですが、予定通り行われているようで。
中止を決めたチームもあるなか、大変な時期に受け入れてくださった地元の方々への感謝を忘れないことが大事でしょう。期間中精一杯頑張ることこそが、なによりのお返し、励ましとなるはずです。
ただ、朝日と山口コーチにインフルエンザの陽性反応がでてしまい、合流が遅れるというアクシデントが。
大事な時期にイタイことは確かですが、ポジティブに考えるならば、シーズン前でまだ良かったんじゃないかと。合流の見通しも立っているようだし。あせらず、無理なく合流してほしいです。
そんななかで行われた甲府との練習試合。45分×3本のうち、2本目に敬介、3本目に平野が決めて、2-0で勝利!
もちろん相手も調整中であり、手放しで喜ぶということでもないのでしょうが、それでも。前の試合での経験を活かし、得点したこと、無失点に抑えたことは、チームの成長を実感する自信となったはず。この意気で、残りスケジュールも精進を重ねてほしいです。
それでは、インプレッションの第3回などを。
#13 平野 甲斐 (背番号変更 23→13)
先日のキックオフパーティーで見たとき、今までとまとっている雰囲気が違うと感じました。ムードメーカーとして親しみのある明るいキャラクター、ということで言えば去年もそうだったはずですが、それになにか「大きさ」が加わった印象です。
プロ1年目、なにもかもがはじめてのなかで、なかなか勝てず下位に沈む苦しい状況、チームメイトの大量退団を経験しました。それまで頭の中ではわかっていたつもりだったプロの厳しさというものを、身にしみて実感したのではないかと思います。そんな世界で生きていくならば、強くなるしかない。その決意が、彼を一回り大きくしたのではないかと。
まずは、開幕戦。去年の横浜FCとの対戦で挙げた、天皇杯・リーグ戦での2ゴールに引き続き、今度は勝利を呼び込むゴールを決めてほしいです。
#14 ソ ヨンドク (大宮アルディージャから完全移籍)
U20韓国代表にも選ばれた逸材が、大宮アルディージャ、レンタル移籍のFC東京を経て、完全移籍で加入。ミョンヒとヒョンスがチームを去り、あるいは日本人100%かと思っていたところに、なんかすごいのキタ!というところでしょうか。
攻撃的MFとして、持ち味はドリブルとのこと。チームカラーだといえばそうかもしれませんが、カターレというチームはパスが主体で、ドリブルに関してはリーグでいちばん少なかったりします。個人でゴリゴリとドリブル突破ができるような選手がこれまでいなかっただけに、持てる実力を存分に発揮した日には、攻撃に幅ができること請け合いかと。そういう選手がチームにいることで、守備面でもいいトレーニングができるでしょうし、加入によってどういう化学反応が起きるか楽しみです。
#15 平出 涼 (FC東京からレンタル移籍)
FC東京U-18からトップチームに昇格、年代別代表にも選ばれた期待の若手です。3-3-3-1というフォーメーションをとるにあたり、DFの運動量は必要不可欠の要素。そこに、運動量はもちろん、スピードがありフィードも効果的に出せるという資質は、まさにうってつけだったのではないかと。
加入後ほどなくしていじられキャラを確立したようで。チーム一の人気者であったヒデから継いだ15番を、変わらぬ人気者の証としてほしいところです。もちろんプレーにおいても、返してくれと言うFC東京にイヤだと言いたくなるほどの成長を期待したいところかと。
#16 谷田 悠介
先日のアジアカップにおいて優勝に貢献し、インテルに移籍した日本代表・長友佑都。カターレ富山において長友の役割を担うのが、左サイドのスペシャリストである谷田かと。
4-4-2のフォーメーションにおいて左SBを担当してもいましたが、それよりも3-3-3-1で中盤、という使われ方のほうが活きるように感じました。機を見た上がりと正確なクロスという持ち味を研ぎ澄ましていったなら、攻撃の大きな武器となることは間違いないでしょう。
キックオフパーティーで近くのテーブルに来てくれたのですが、なんというか・・・溢れんばかりの、「いい人」オーラがw今シーズンも、是非とも勝利で笑顔を分かち合いたいところです。
#17 木本 敬介
これまでのMFではなく、FWとして登録されている今シーズン。そのスピードを活かした抜け出しを武器に、攻撃の最前線を担当することになります。
今シーズンの課題は、やはり「シーズンを通して怪我なく安定して出場する」ということに尽きるのではないでしょうか。出場を続けていくうちに調子を上げていくタイプで、ノっているときには、去年圧倒的な力で優勝した柏をも手こずらせたほどのポテンシャルを発揮しました。一方で、途中離脱によって戦力として計算に入りきらなかったこともまた、事実。たとえスタメンでなくとも、攻撃のリズムを変えたいときに起用するスーパーサブ的役割など、求められるシチュエーションというものは少なからずあるはずです。
なにより・・・持ち味のスピード溢れるプレーに、スタンドが沸くんですよね。今シーズンも、そんなファン・サポーターの期待に応えるプレーがふんだんに見られることを期待します。
中止を決めたチームもあるなか、大変な時期に受け入れてくださった地元の方々への感謝を忘れないことが大事でしょう。期間中精一杯頑張ることこそが、なによりのお返し、励ましとなるはずです。
ただ、朝日と山口コーチにインフルエンザの陽性反応がでてしまい、合流が遅れるというアクシデントが。
大事な時期にイタイことは確かですが、ポジティブに考えるならば、シーズン前でまだ良かったんじゃないかと。合流の見通しも立っているようだし。あせらず、無理なく合流してほしいです。
そんななかで行われた甲府との練習試合。45分×3本のうち、2本目に敬介、3本目に平野が決めて、2-0で勝利!
もちろん相手も調整中であり、手放しで喜ぶということでもないのでしょうが、それでも。前の試合での経験を活かし、得点したこと、無失点に抑えたことは、チームの成長を実感する自信となったはず。この意気で、残りスケジュールも精進を重ねてほしいです。
それでは、インプレッションの第3回などを。
#13 平野 甲斐 (背番号変更 23→13)
先日のキックオフパーティーで見たとき、今までとまとっている雰囲気が違うと感じました。ムードメーカーとして親しみのある明るいキャラクター、ということで言えば去年もそうだったはずですが、それになにか「大きさ」が加わった印象です。
プロ1年目、なにもかもがはじめてのなかで、なかなか勝てず下位に沈む苦しい状況、チームメイトの大量退団を経験しました。それまで頭の中ではわかっていたつもりだったプロの厳しさというものを、身にしみて実感したのではないかと思います。そんな世界で生きていくならば、強くなるしかない。その決意が、彼を一回り大きくしたのではないかと。
まずは、開幕戦。去年の横浜FCとの対戦で挙げた、天皇杯・リーグ戦での2ゴールに引き続き、今度は勝利を呼び込むゴールを決めてほしいです。
#14 ソ ヨンドク (大宮アルディージャから完全移籍)
U20韓国代表にも選ばれた逸材が、大宮アルディージャ、レンタル移籍のFC東京を経て、完全移籍で加入。ミョンヒとヒョンスがチームを去り、あるいは日本人100%かと思っていたところに、なんかすごいのキタ!というところでしょうか。
攻撃的MFとして、持ち味はドリブルとのこと。チームカラーだといえばそうかもしれませんが、カターレというチームはパスが主体で、ドリブルに関してはリーグでいちばん少なかったりします。個人でゴリゴリとドリブル突破ができるような選手がこれまでいなかっただけに、持てる実力を存分に発揮した日には、攻撃に幅ができること請け合いかと。そういう選手がチームにいることで、守備面でもいいトレーニングができるでしょうし、加入によってどういう化学反応が起きるか楽しみです。
#15 平出 涼 (FC東京からレンタル移籍)
FC東京U-18からトップチームに昇格、年代別代表にも選ばれた期待の若手です。3-3-3-1というフォーメーションをとるにあたり、DFの運動量は必要不可欠の要素。そこに、運動量はもちろん、スピードがありフィードも効果的に出せるという資質は、まさにうってつけだったのではないかと。
加入後ほどなくしていじられキャラを確立したようで。チーム一の人気者であったヒデから継いだ15番を、変わらぬ人気者の証としてほしいところです。もちろんプレーにおいても、返してくれと言うFC東京にイヤだと言いたくなるほどの成長を期待したいところかと。
#16 谷田 悠介
先日のアジアカップにおいて優勝に貢献し、インテルに移籍した日本代表・長友佑都。カターレ富山において長友の役割を担うのが、左サイドのスペシャリストである谷田かと。
4-4-2のフォーメーションにおいて左SBを担当してもいましたが、それよりも3-3-3-1で中盤、という使われ方のほうが活きるように感じました。機を見た上がりと正確なクロスという持ち味を研ぎ澄ましていったなら、攻撃の大きな武器となることは間違いないでしょう。
キックオフパーティーで近くのテーブルに来てくれたのですが、なんというか・・・溢れんばかりの、「いい人」オーラがw今シーズンも、是非とも勝利で笑顔を分かち合いたいところです。
#17 木本 敬介
これまでのMFではなく、FWとして登録されている今シーズン。そのスピードを活かした抜け出しを武器に、攻撃の最前線を担当することになります。
今シーズンの課題は、やはり「シーズンを通して怪我なく安定して出場する」ということに尽きるのではないでしょうか。出場を続けていくうちに調子を上げていくタイプで、ノっているときには、去年圧倒的な力で優勝した柏をも手こずらせたほどのポテンシャルを発揮しました。一方で、途中離脱によって戦力として計算に入りきらなかったこともまた、事実。たとえスタメンでなくとも、攻撃のリズムを変えたいときに起用するスーパーサブ的役割など、求められるシチュエーションというものは少なからずあるはずです。
なにより・・・持ち味のスピード溢れるプレーに、スタンドが沸くんですよね。今シーズンも、そんなファン・サポーターの期待に応えるプレーがふんだんに見られることを期待します。