行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第24節  コンサドーレ札幌戦

2011-08-14 11:04:08 | カターレ富山
連敗を喫してしまった四国アウェイ2連戦を経て、3週間ぶりにホーム戦となる今節。
今季のこの先を占う分水嶺とも言うべき試合になるのではないかと思います。

迎えるは、過去の対戦で勝利がなく、6月の前回対戦時にもドローだったコンサドーレ札幌。連敗を断ち切るため、上向きかけた流れを呼び戻すためにも、初勝利をもぎ取らねばなりません。
必要なのは、勝利。
勝つことで得られる自信が足りないがために勝てない、というパターンから抜け出さないことには、躍進もないでしょう。前節愛媛戦も、そのパターンで敗れました。
そんなマイナスイメージを払拭し、勝てるチームへ変わる。そんな勝利が求められます。
いかにも厳しい、19位という順位。しかし、勝てば浮上も可能。まだ取り返しのつかない段階ではありません。
だからこそ。
「目先の1勝ではなく長い目で見て」とは言われますが、結果が伴わねば絵に描いた餅。
時間は、無限ではありません。
まずは、今節の勝利を。ホームのファン・サポーターの前で、「カターレ富山は、やれる!」という証を打ち立ててほしいです。
今季ここまで、10戦連続勝ち無しなどがあったにせよ、連敗は2止まりでした。それだけに、今節はなんとしても3連敗を阻止しなければならないところ。
この1戦で勝てるかどうかが今後を左右するのでは?という根拠は、もうひとつ。
去年、そして一昨年も、8月後半からシーズン終了に至るまで、パッタリと勝てなくなってしまいました。昨年に続き下から2位というような苦戦が続く中にあっても、同じ轍を踏むわけにはいきません。
調べてみると、過去6度の対戦で勝利がないのは前述の通りですが、そのすべてにおいて「前の試合で敗れている状態からの対戦」であることがわかります。そして、そのすべてで勝てませんでした。とくに昨年秋の対戦においては、監督交代を経て2週間の空きがあり、心機一転巻き返そうとしたところでのたいせんでしたが・・・新体制のつたなさを叩かれてしまい、チームワーストとなる7連敗となってしまったのでした。
そして、今節も残念ながら例に漏れず、前の試合で敗戦を喫した状態での試合です。
だが、しかし。
むしろ、ピンチをチャンスに変えるべき。
ここで勝って、いつもと違うということを証明してみせることが、自信につながると思います。そして、「勝てない後半戦」を打破していくきっかけともなろうかと。
「これまで」を打ち破り、「これから」につなげていく契機として、是が非でも勝利がほしいです。

勝利のために必要なのは、いかに自分たちのサッカーを実現するかということ。その意味で、前節はひどいものでした。持ち味の寄せの早さ、厳しいプレスがなりを潜め、せっかくボールを奪っても出しどころが見出せず、苦し紛れに出して獲られてしまうという。7月に2勝1分けと3戦連続負け無しだったときには出来ていた自分たちのサッカーを、今節こそは取り戻さねば。
期待したいのは、大西でしょうか。それまで全試合出場してきたなかで欠場した前節、一歩引いた目でチームを見ることが出来たと思います。悔しい欠場、悔しい敗戦を俯瞰し、きっと本人もしっかりと考えたことでしょう。それを、プレーに活かしてほしいところです。その経験をバネとして、結果につなげてほしい―――そう、願います。

今節は変則日程により、札幌にとっては2週間ぶりの試合。去年とは逆に、今度はこちらがインターバルあけを叩く番です。
勝って、これまで未勝利の札幌にも勝てることを、自分たちのサッカーが間違っていないことを、是非とも見せつけてほしい。
2連敗の四国アウェイは、教訓としつつもネガティブになる感情は忘れよう。
大事なのは、勝つこと。今節は、ホーム戦2連勝がかかった試合でもあるのだから。
何度だって味わいたい、ホーム戦勝利。
ここで勝利することで、去年、一昨年とかなわなかった、後半戦の「勝ちルート」へと舵を取れ!!
勝たれ!!!富山!!!!!