さて、昨日に引き続き、退団選手について振り返ってみようと思います。その2として4名を。
#9 黒部 光昭 (契約満了)
2009年にJリーグに参入したカターレですが、その時点においては、言ってはなんですがアマチュア集団であったかと。そんな中に入ってきた、元日本代表。まさに、名実ともに別格と言える存在でした。
明らかに、他の選手に比べてプレーの質が違う。飛び抜けて大きい選手ではないのに、実際の上背以上に大きく見える空中戦であったり、卓越したボディーコントロールであったり。
前線で激しく当たるプレーぶりによって負傷してしまうこともしばしばでしたが、それでもなお懸命にゴールを狙い続ける姿勢であるとか。
それはまさしく本物のプロ、本物のJリーガーでした。
絶対的に格上であったFC東京を撃破したときの決勝点、古巣の千葉を相手に2ゴールを叩き込んで勝利を呼び込んだことなど・・・印象的なシーンも数多く。
2013年は手術によって開幕前から長らく戦列を離れ、復帰後も残念ながらノーゴール。それまでチーム最多得点者であり続けただけに、寂しいシーズンとなってしまいました。
個人的に、数々のチームを渡り歩いてきて富山を終の棲家として考えているのでは?などと思っていましたが・・・契約満了となったとき、現役続行を志願して移籍先を求める選択をしました。
チームを去ることは寂しいですが、彼の残した功績が色あせるものではありません。まだまだ歴史の浅いカターレ富山ですが、その草創期にしっかと名を残したプレイヤーであったことは、疑いようもありません。これまで、ありがとう。
#14 山瀬 幸宏 (契約満了)
2012年に臨むにあたり、前年の天皇杯で対戦したときにゴールを決められてしまったところの山瀬が移籍してくることを知り、大いに期待したのですが。
中盤のアタッカーとして得点力不足解消へ向けたキーマンと目されていた・・・のですが、故障が続き、満足な結果を残せず。
汚名返上としなければならなかった2013シーズンも、悪い意味で前年通り。出場機会もほとんどありませんでした。
言ってはなんですが、契約満了も致し方なしか、と。残念に思うのは、それだけの期待があったからこそ。
現時点で移籍先が決まったという情報はありませんが・・・この2年間カターレ富山の一員として得た経験を、今後の糧として活かしていってほしいところです。
#16 谷田 悠介 (引退 → カターレ富山 普及育成コーチ)
大学卒業後アローズ北陸でプレーし、のちにサガン鳥栖へ個人昇格。そこから再び富山へ戻るかたちでカターレ富山の一員となりました。
なんというか・・・職人肌とでも言えばいいでしょうか。決して目立つプレーぶりではないものの、本人の性格が表れたかのような堅実なプレーぶりは頼もしいものでした。
やはり、魅力はその左足。繰り出されるクロス、フィードは最前線の選手たちを大いに活気づけました。
なんというか・・・“いい人”オーラが半端なかった。実際、このひとを嫌う者など存在するのか?ってくらいに。
引退表明から指導者の道を模索していると報じられたとき、子どもたちに教えるコーチとかいいんじゃないの?と思っていましたが、まさにその通りに。それも、カターレ富山の普及育成コーチとして力になってくれる、と。
人徳、ということでしょう。うまくやってくれるかについては、全く不安がない、うまくやってくれるようにしか思えないのですが(笑)
#20 三根 和起 (期限付き移籍契約満了 → AC長野パルセイロへ期限付き移籍)
身長190㎝の大型ストライカー、20歳の前途ある若者ということで、期待とともに迎え入れられた2013シーズン。
若手新加入組のなかでも一番最初にカターレデビューを果たしたり、夏には初ゴール、2試合連続ゴールを決めてみたり。
ただ・・・及第点には、もうひと伸びしてほしかった、というのが正直なところです。出場にはライバルも多いFWというポジションですが、そこで1歩抜け出してアピールするだけの力が、やや足りなかったような。
監督の指導の下、足元だけでなく身長を活かしたヘッドの技術を磨いていた成果が、ヘディングシュートでの初ゴールという形に結実。そんなカターレ富山在籍の1年で得た糧を、新天地である長野でも是非とも活かしてほしいです。
長野と言えば、元カターレの松原も在籍。切磋琢磨しつつ、プレーに磨きをかけていってほしいです。
#9 黒部 光昭 (契約満了)
2009年にJリーグに参入したカターレですが、その時点においては、言ってはなんですがアマチュア集団であったかと。そんな中に入ってきた、元日本代表。まさに、名実ともに別格と言える存在でした。
明らかに、他の選手に比べてプレーの質が違う。飛び抜けて大きい選手ではないのに、実際の上背以上に大きく見える空中戦であったり、卓越したボディーコントロールであったり。
前線で激しく当たるプレーぶりによって負傷してしまうこともしばしばでしたが、それでもなお懸命にゴールを狙い続ける姿勢であるとか。
それはまさしく本物のプロ、本物のJリーガーでした。
絶対的に格上であったFC東京を撃破したときの決勝点、古巣の千葉を相手に2ゴールを叩き込んで勝利を呼び込んだことなど・・・印象的なシーンも数多く。
2013年は手術によって開幕前から長らく戦列を離れ、復帰後も残念ながらノーゴール。それまでチーム最多得点者であり続けただけに、寂しいシーズンとなってしまいました。
個人的に、数々のチームを渡り歩いてきて富山を終の棲家として考えているのでは?などと思っていましたが・・・契約満了となったとき、現役続行を志願して移籍先を求める選択をしました。
チームを去ることは寂しいですが、彼の残した功績が色あせるものではありません。まだまだ歴史の浅いカターレ富山ですが、その草創期にしっかと名を残したプレイヤーであったことは、疑いようもありません。これまで、ありがとう。
#14 山瀬 幸宏 (契約満了)
2012年に臨むにあたり、前年の天皇杯で対戦したときにゴールを決められてしまったところの山瀬が移籍してくることを知り、大いに期待したのですが。
中盤のアタッカーとして得点力不足解消へ向けたキーマンと目されていた・・・のですが、故障が続き、満足な結果を残せず。
汚名返上としなければならなかった2013シーズンも、悪い意味で前年通り。出場機会もほとんどありませんでした。
言ってはなんですが、契約満了も致し方なしか、と。残念に思うのは、それだけの期待があったからこそ。
現時点で移籍先が決まったという情報はありませんが・・・この2年間カターレ富山の一員として得た経験を、今後の糧として活かしていってほしいところです。
#16 谷田 悠介 (引退 → カターレ富山 普及育成コーチ)
大学卒業後アローズ北陸でプレーし、のちにサガン鳥栖へ個人昇格。そこから再び富山へ戻るかたちでカターレ富山の一員となりました。
なんというか・・・職人肌とでも言えばいいでしょうか。決して目立つプレーぶりではないものの、本人の性格が表れたかのような堅実なプレーぶりは頼もしいものでした。
やはり、魅力はその左足。繰り出されるクロス、フィードは最前線の選手たちを大いに活気づけました。
なんというか・・・“いい人”オーラが半端なかった。実際、このひとを嫌う者など存在するのか?ってくらいに。
引退表明から指導者の道を模索していると報じられたとき、子どもたちに教えるコーチとかいいんじゃないの?と思っていましたが、まさにその通りに。それも、カターレ富山の普及育成コーチとして力になってくれる、と。
人徳、ということでしょう。うまくやってくれるかについては、全く不安がない、うまくやってくれるようにしか思えないのですが(笑)
#20 三根 和起 (期限付き移籍契約満了 → AC長野パルセイロへ期限付き移籍)
身長190㎝の大型ストライカー、20歳の前途ある若者ということで、期待とともに迎え入れられた2013シーズン。
若手新加入組のなかでも一番最初にカターレデビューを果たしたり、夏には初ゴール、2試合連続ゴールを決めてみたり。
ただ・・・及第点には、もうひと伸びしてほしかった、というのが正直なところです。出場にはライバルも多いFWというポジションですが、そこで1歩抜け出してアピールするだけの力が、やや足りなかったような。
監督の指導の下、足元だけでなく身長を活かしたヘッドの技術を磨いていた成果が、ヘディングシュートでの初ゴールという形に結実。そんなカターレ富山在籍の1年で得た糧を、新天地である長野でも是非とも活かしてほしいです。
長野と言えば、元カターレの松原も在籍。切磋琢磨しつつ、プレーに磨きをかけていってほしいです。