行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

ホーム6連勝がフイ。痛すぎる逆転負けで勝ち点3を失う FC東京U23戦

2017-08-21 19:50:22 | カターレ富山
1-2で敗戦。
勝てば暫定ながら首位に復帰できた試合。そして、先制点を奪ってその要件を満たし、あとは試合を締めるだけ・・・だったはず。
去年、同じくFC東京U23戦でクラブのJ3における最多動員5081人を記録しましたが、それを大幅に上回る6383人が来場。夏休み最初で最後のホームゲーム、勝利に酔いしれるはず・・・だったのですが。
ファン・サポーターに届けるはずの夢は、悪夢に変わりました。
残り時間あとわずか、勝利に手が届くところまで行きながら、立て続けに失点。得られたはずの勝ち点3が・・・最低でも1を得なければならなかったはずのところ、つきつけられたのは0、8試合ぶりの敗戦。
1か月半あまり前となった北九州戦での試合終了間際の決勝ゴールによる劇的勝利―――そのとき決勝ゴールを挙げた柳下が、またしても決めた先制点。今節はスタメンを外れていた彼ですが、同じく途中出場の平繁のアシストからの得点。今季ここまで、途中出場の選手がゴールを決めた試合がなかったとか。それを覆す意味でも、ホームゲーム2試合連続のヒーローとなる・・・はずだったのに。
なんというか、「上げて、落とす」というような。
まるで、北九州戦や栃木戦での劇的ゴールで挙げた勝ち点の代償とでも言わんばかりの、あまりにもショックの大きい逆転負け。

もちろん、勝負に絶対は無く、勝つときもあれば負けるときもある・・・しかし、理屈ではわかっていても、どうにも気持ちがついていきません。
なぜなら、カターレにはJ2復帰という必達目標があるから。
それを前にして、「残念だったね」で済ませていいわけもなく。
とはいうものの・・・覆水盆に返らず。
ショッキングな敗戦ではありますが、だからこそ。
次節以降に引きずって勝てなくなってしまうようでは、どうしようもない。
幸い、と言っていいのかはわかりませんが。同じく勝利で首位に躍り出る可能性のあった沼津がドロー、カターレと同勝ち点、得失点差で2位に。勝利した栃木に差を詰められる形にはなったものの、それでも、起こりえる最悪の結果にはならなかった、とも言えます。
しかし。
昇格圏内からはじき出されてしまったという事実。もしこれが順位を確定する状況であったなら死んでいたぞ、と。
まだシーズン中盤なのに悲観的すぎ?残り試合はまだまだある?
そうでしょうか?
1試合を、勝ち点3を重要視できない、1点の重みを大切にできないようなクラブに、優勝など巡って来やしないでしょう。
繰り返しますが、カターレの今季の必達目標はJ2復帰。そこに、一切の油断も隙も妥協もあってはならないのです。
「富山は、中断期間までがシーズンのピークだったね(笑)」なんて言われていいのか?いいわけがない。
この敗戦に意味を見出すならば。
それは次なる飛躍のための「口に苦い良薬」ということでなければならないかと。
ダメージを引きずってはいけない。けれども、この悔しさを忘れてもいけない。
中断期間は終わりました。次の試合は、すぐにやってきます。
まずは、次の試合で勝つこと。
優勝への道は、まだ半ば。躓くことはあっても、決して立ち止まってはいられないのです。