行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第20節 鹿児島ユナイテッドFC戦

2017-08-26 06:14:43 | カターレ富山
中断期間からの再開初戦をショッキングな逆転負けの敗戦で落としてしまったカターレ。しかし、後悔などしている暇があったら、そのぶんだけ次なる勝利に向けて邁進しなければ道は拓けません。
遠く鹿児島県は鴨池陸上競技場で、3連勝中と勢いに乗る鹿児島ユナイテッドFCと対戦する今節。
もちろん連敗などは論外として。意気軒昂な相手をしたたかに打ち倒し、優勝への意気込みというものに微塵の揺らぎもないことを、勝利で証明せねばなりません。
むしろ、敗れたあとの試合だからこそ。真の実力が試される機会に、難敵撃破という最高のかたちで応えねばならないところです。

8月から9月にかけての試合日程で、アウェイ戦の多いカターレとは対照的に、ホーム戦のほうが多い鹿児島。上位陣との対戦が続くその期間を「四大決戦 紺の魂」と銘打ってシリーズ化しているようで。
その初戦となった前節・長野戦では、逆転勝ちで長野に勝利。昨シーズンを含めてなかなか上位クラブに勝てなかった状況に終止符を打ってみせました。
昨季リーグ得点王・エースの藤本 憲明がバースデーゴールともなった決勝点にして今季14ゴール目を決めるという最高の状況で勝利。この勢いのままに今節でも連勝を伸ばし、富山戦初勝利を目指して気合も十分、というところでしょう。
前回対戦は第2節、カターレのホーム開幕戦でした。拮抗した試合展開でしたが、陽次の地元に錦を飾る移籍後初ゴールが決勝点となり勝利。昨季カターレを率いていた三浦監督に「恩返し」を成し遂げたのでした。
とはいえ、そのときと今とでは、いろいろと状況も違います。図らずも、シーズン開幕戦で勝利したFC東京U23に前節敗れてしまったことで、それが証明されてしまったかたち。
チーム状態がまだまだなじんでいなかった頃とは、比較は難しいでしょう。
けれど、それはお互い様というもの。
そのうえで、なぜカターレのほうが鹿児島よりも上位につけているのか?
それがそのまま実力差であることを、勝利でもって見せつけてやらねば。

期待したいのは、椎名。
前線から労をいとわずにアグレッシブにボールに絡んでいく姿勢を、今節もまた見せてほしいです。リーグ最少失点のカターレですが、ただ単にGKやDFの力によるだけではなく。チーム全体がしっかりとした意識共有を成し遂げているからこその堅い守備であることをみせてほしいです。
もちろん、2試合ぶりとなるゴールにも期待。一瞬のスキを見逃さずに確実に決めたガンバ大阪U23戦のゴールのような、らしい得点に期待です。
昨季はシーズンの大半を大けがからのリハビリに充てていた椎名。今シーズンは敵将である三浦監督に、「もしシーズン開幕当初から万全であったなら、チームのあり方も違っていただろうに」と、後悔めいた感情を抱かせるような躍動をみせつけてほしいところです。

鹿児島にとっては4連勝のかかった試合。けれど、させない。
昨季、三浦監督の下で一度も4連勝できなかったカターレですが。だからこそ、というべきか。今度もまた、三浦監督に4連勝はさせません。カターレが、させません。
勝てば首位であった前節に敗れてしまったものの、今節でも、その可能性はあるわけで。
もちろん、勝つことが前提。
不本意きわまる逆転負けのあとだからこそ。
勝利こそがデフォルト状態でなければならない。勝ち点を積み重ねることこそが至上命題。それを、今一度勝利でもって確かめる試合とせねば。
負けるのは、もう充分。残り試合、1敗たりともしない覚悟で。
ならばこそ、今節の勝利!
成長を、見せつけろ!敵将・三浦監督に白旗を上げさせるような勝利を!!!

勝たれ!!!富山!!!!!