行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

天皇杯1回戦 おこしやす京都AC戦

2018-05-26 20:59:16 | カターレ富山
監督交代初戦であった県選手権決勝で勝利し、プロとしての矜持を示すかたちで富山県代表となったカターレ。
天皇杯出場を果たし、その1回戦で、アミティエ京都改めおこしやす京都と対戦します。
相手のチーム名と試合会場にこそ違いはあるものの、昨年の天皇杯1回戦と同じ対戦カードを、同じくホームで戦うこととなります。
だったら。その結果まで、カターレの勝利によって2回戦進出というところまで同じにしなければ。
もちろん、負けたら終わりの一発勝負には油断大敵。それでも勝って、富山のプライドを見せなければ。

今年で10周年を迎えたカターレ富山ですが、今回、初めての高岡スポーツコア サッカーラグビー場での公式戦となります。
これまでは、ほとんどの試合がホームスタジアムである県総こと富山県総合運動公園陸上競技場で開催。過去数試合だけ五福や桃山で行われた例外はありますが、スポーツコアではなかっただけに。
チーム最長在籍の苔口ですら経験したことのない、カターレにとっては、ある意味アウェイ戦とも言える公式戦かもしれません。
初めてのスタジアムで、プロとしてアマチュアクラブに負けられないというプレッシャー。そして、「まさか」が許されない一発勝負。やりにくさは、あると思います。
それでも。
開催場所こそ違え、ホームのファン・サポーターの期待を受けて、それに応えるべく臨まねばならない試合ということに変わりはありません。
ならば、やるべきことは、決まっています。
勝って、初開催の高岡でも勝利したという記録をクラブ史に加えるだけのことです。

アミティエ京都からおこしやす京都に改名したのは、その名称の商標権がらみのことのようで。
クラブ名は変わっても、中身は同じ。昨年の天皇杯で敗れてしまった富山に雪辱を期して乗り込んでくるクラブです。
元カターレのレンペーこと内田 錬平がチームの主力として活躍。加えて、ユースからの生え抜き・馬渡の期限つき移籍先。カターレにとっては、いろいろ縁のあるクラブでもあります。
昨年の対戦ではカターレが1ー0で勝利。そのリベンジマッチでもあります。
相手からしてみれば、いくらプロとはいえ、最近までJ3最下位だったようなクラブならば、勝機も十分といったところでしょうか。
無論、今年もまた挑戦を返り討ちにしなければならないわけですが。

監督交代から公式戦2連勝、3連勝を目指す戦いです。
まだまだチームの戦力把握が十分とは言えないなか、安達監督にとっては、実戦を通じてそれができる絶好のチャンスでもあります。
県選手権決勝からの鳥取戦がそうであったように。
今回もまた、チームが成長するためのチャンスとして。
必勝を期さねばならないのはもちろん。勝ちきる強さを見せつける試合としなければ。

期待したいのは、新井。
彼に限らず、監督交代以前とは異なる印象のプレーを見せているように感じる選手たちですが。県選手権決勝でそれぞれ2ゴールを挙げたエドしかり、前嶋しかり。
そんななかにあって、新井もまた、覚醒の予感が漂います。もう一押しがあれば、ブレイクスルーを果たしそうな。
そういう状況であるからこそ、公式戦という勝負の場は大切なのであって。
リーグ戦とは関係ないから、とか、相手はアマチュアだからとか言っていい状況ではなく。もちろんケガや疲労のリスクはありますが、それを差し置いても、経験値を稼ぐ絶好の機会。それを逃す手は無いのだから。
成長を加速させ、今後に繋げるためにも精一杯のプレーを望みます。

鳥取戦は、勝ったとはいえ、2失点をはじめ課題の残る内容でした。
けれども。
苦しい状況にあっても、それでもチーム一丸となって、しっかりと勝ちきった。
その成功体験というものが、これまでのカターレに最も欠けていたもの。
確かに最も大事なリーグ戦には関係ない試合ではありますが、真剣勝負の公式戦。
プロとしてアマチュアに負けるわけにはいかないプレッシャーもありましょうが、それよりも。
勝つことで得られる自信を手にすることの方が、何倍も重要です。
決しておろそかにしてはならない勝負。勝ちきる強さを見せつけなければ。

傲ることなく、恐れることなく勝利を目指せ!
アマチュア相手?いや、都道府県代表という点では同格。
富山県代表としてのプライドを胸に戦え!そして勝て!

勝たれ!!!富山!!!!!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする