行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第22節 カマタマーレ讃岐戦

2019-09-06 21:28:55 | カターレ富山
中断期間明け、終盤戦に向けての開幕戦でもあった前節・相模原戦で、見事に勝利。上位進出へ、逆襲への幸先良いスタートを切ることができたカターレ。
もちろん、連勝を成し遂げてさらに勢いを加速していかねばならないことは、言うまでもなく。
それでなくとも、今節の相手は讃岐。過去の対戦で苦杯をなめている、どうしてもリベンジを果たさねばならないクラブであるなら、なおさらのことでしょう。
前節、同勝ち点であった相模原を蹴落とし、8位に浮上したカターレ。そして、今節の讃岐戦もまた、同勝ち点対決。ならば、今節もまた勝利でもって、再びライバルを蹴落とし、さらに上位追撃へ勢いづけねばなりません。

讃岐との前回対戦は第14節。
PKで得た絶好の先制のチャンスで失敗。あろうことか、逆にPKで失点し、リードを許す展開に。
その後、後半開始早々に追いついたにも関わらず、優位に試合を進めながらも勝ち越し点は奪えずじまい。
逆に、ケガからの復帰といういわくを持った木島 徹也に決勝ゴールをきめられてしまい。
勝てる試合を落とすかたちで、後味の悪い敗戦を喫してしまったのでした。
その後、浮上のきっかけをなかなかつかめず、上位争いにくいこんでいけなかったカターレ。中位に甘んじてしまっているのが現状です。
ただ。
その第14節での対戦の後、低迷してしまったのはカターレだけではなかった、ということのようで。
その富山戦で勝利した讃岐ですが、そこから約2か月にも渡って勝利なし、という苦境に陥ってしまっていたようで。
序盤戦では上位につけていたはずの讃岐が、なぜ思うように勝てずにもがいているカターレと同勝ち点であるか、という疑問も、そのあたりに答えが。
それでも。
再開したリーグ戦、前節に逆転勝利をおさめたのもまた、カターレだけではなかった、ということのようで。
前節、逆転勝利でもってYS横浜に競り勝った讃岐。連勝を期しての今節であることは間違いないところ。
それでなくとも、讃岐にとってはホーム戦。長らく勝てなかったなか、ファン・サポーターにつらい思いをさせてきた。だからこそ、連勝でもって報いねば、と待ち構えているはずです。
とはいえ。
なかなか勝てずにつらい思いをしてきたのは、あんたたちだけじゃないんだぜ!と。
それでなくとも、カターレにとってはリベンジマッチ。勝たねばならない理由しかありません。
連勝したいのは相手も同じ?そんなもん知らん。
連勝できるのは、どちらか1チームだけ。
それを成すのはカターレだ!そう、固く誓いながらの今節。必勝を期して臨まねば。

期待したい選手ですが、なかなか、絞るのが難しいように思われ。
攻撃なくして得点なし、得点なくして勝利なし。攻撃陣の奮起に期待するのは、ごく自然なこととして。
前節の逆転勝利の立役者・大谷に、初ゴールの勢いそのままに2戦連続ゴールを期待してみたりとか。
その大谷のゴールをアシストした高橋に、ベテランの妙技を披露してもらうだとか。
讃岐との前回対戦でPKを失敗、誰よりも悔しい思いをしたであろう才藤。リベンジの時は来た。ならば、今節のゴールでもってやり返してやろうじゃないかと。
前節、貴重な同点ゴールを、カターレ移籍後初ゴールというかたちで決めた白石。今節もまた、決定的な仕事をしてもらおうじゃないか、と。
そして、移籍後初ゴールが待たれる平松。
試合ごとに存在感が増しているなか、そろそろ決めてもいい頃合い。だったら、1点と言わず2点以上でも決めて、ヒーローになってくれ!と。
もちろん、攻撃陣の選手以外でも、決めてくれてまったく構わないのであって。
セットプレーからの代のゴール、そろそろ見たいな、とか。
思い切りのいいミドルを放つ碓井のシュート、そろそろファインゴールにつながっても良い頃だ、とか。
要するに。
是が非でも勝たねばならない、連勝せねばならない今節。
そのために、ガムシャラに、遮二無二ゴールを奪ってくれ!と。そして、勝利をもぎ取ってくれ!と。願いはシンプルです。

アウェイ讃岐戦は、2014年5月以来のこと。
そのときは、そこまでシーズン未勝利であった讃岐と、1勝だったカターレとの裏天王山でした。
なんとしても勝たねばならなかったのは言うまでもなく。
しかし。
せっかくの先制ゴールも虚し。
逆転負けを喫し、その年昇格した讃岐にJ初勝利を献上してしまったのでした。
もしも、と言っても仕方ないのかもしれませんが。
もしも、あのとき首尾よく勝利を収めていたならば。
その勝利を、巻き返しの起点とできていたならば。
どん底の屈辱を味わい、失意のままに無惨にJ2陥落という憂き目に遭わずに済んだのでは?とか。
もちろん、そんなことを夢想しても詮無いことですが。
覆水盆に返らず。過去を、なかったことには出来ません。
けれども。
過去の痛みを忘れないからこそ。そのつらさを忘れないからこそ。
今、勝たねば。
5年越しの、リベンジマッチ。前回、ホーム戦で敗れているならなおのこと。
あのときのリベンジを期すならば。
どうしても、勝たねばならない一戦であること。それは間違いありません。
5年前の、あの屈辱を知るメンバーは、苔口だけになってしまいましたが。
そう、もちろん、苔口にも期待したいです。
あの苦い敗戦を知るからこそ。5年ぶりのこのチャンス、活かさずしてなんとするか。
負けは論外、引き分けすらいらない。
ほしいのは、勝利のみです。

お互いに、連勝をかけて臨む試合。J2復帰へ向けて、上位追撃を図りたいのは、どちらも同じ。
ならばこそ。
より、勝ちたいという意思の強いほうが勝つ。
それは、もちろんカターレでなければならない。
簡単に勝てる相手でないことは百も承知。
けれども、今回もまた屈してしまっていい理由など、なにひとつありはしません。
勝利で、リベンジ完遂。それしか要りません。

5年前の「あの時の敗戦」の記憶を、今節の勝利でもってアップデートせよ!
必勝を期して、連勝を成し遂げろ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!