行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第23節 いわてグルージャ盛岡戦

2019-09-14 19:58:18 | カターレ富山
今季2度目の2連勝、それを今季初、2年ぶりの3連勝へとつなげるべく、ホームで岩手を迎え撃つ今節。上位追撃に向け、必ずや勝利し、くらいついていかねばなりません。

伝統的に、東北勢に対して分の悪いカターレ。
今シーズン、1巡目の対戦では4試合で1勝3敗。1巡目の17試合中で5敗してしまったなか、そのうち実に3つが東北勢、と。
2巡目、先月の秋田戦も、敗色濃厚であったなかで辛くもドロー、という結果でした。
今節対戦する岩手戦に目を向けると。第6節の前回対戦においては、例外的に・・・という表現も甚だ遺憾ですが、勝利をおさめています。
ただ。昨シーズンは2戦2敗、ホーム戦に限って言えば3連敗中と、極めて相性の悪い相手であると言えます。
今シーズンここまで16位と、なかなか結果を出せていない岩手ではありますが。
けれども、手の施しようのないほどに低迷しているか?といえば、まったくそんなことはなく。
カターレに比べて失点が多く、カターレが引き分けとしているところが敗戦になっている、というところでしょうか。
6位のカターレが8勝に対して、7勝の岩手。総得点23は、同じ。
昇格圏までの勝ち点差9を詰めねば!と頑張っているところですが、16位の岩手との差が、それよりも少ない8であるという事実。今節、もし敗れるようなことがあると、その差がさらに縮まってしまうという。
ただでさえ苦手な東北勢。そして、ツートップに入る谷口 海斗と宮市 剛の存在。カターレが苦手とする、個でなんとかできるストライカーを擁するチームでもあります。
リーグ戦ではないにせよ・・・今シーズンの天皇杯で、やはり東北勢・仙台に、個の力で状況を打開されて敗れてしまった苦い経験もあります。
下位に甘んじているチームだからといって油断禁物・・・どころか、全身全霊をかけて心して臨まねばならないことは、間違いありません。
それでも。
先制点を許してしまい厳しい状況に置かれながらも、逆転勝利に成功した前々節・相模原戦。一発レッド、PKという絶体絶命のピンチを乗り越えて、5年前のトラウマを払拭してみせた前節・讃岐戦。
いずれも、厳しい戦いでした。けれども、そこで勝ち切ってみせたカターレ。
いかに難敵であったとしても。
勝っていくしかない、それだけを目指していくのならば。
何度でも言いましょう、勝たねばならない理由しかない、と。

期待したいのは、白石。
昨年は盛岡でプレーしていた彼にとっては、やはり特別な思い入れのある試合。気合も充分、というところではないかと。
前回対戦では、勝手知ったるいわぎんスタジアムで躍動。思い切りのいいプレーぶりでチームの勝利に貢献しました。
その後も存在感を発揮し続け、もはやチームになくてはならない選手としての地位を確立している白石。相模原戦では移籍後初ゴールも決めて、まさに脂がのっている状態かと。
成長を期して決意した富山移籍。その決断に間違いがなかったということを、古巣の元チームメイトたちに、今一度見せつけてほしい。そんな活躍を願います。そう期待するに足る選手であるからこそ。
そして、ディフェンス陣では今瀬の活躍に期待。
前節、一発レッドをくらってしまったことで、脇本が出場停止。その無念を、連続無失点を成し遂げるキャプテンの活躍ぶりでもって和らげてほしい、と。
谷口、宮市という強力な前線の選手を擁する岩手。そこに敢然と立ちはだかり、仕事をさせないようなプレーぶりを、ぜひとも見せてほしいです。

今節より、再び14時開始のデーゲームに戻ることになりますが。
やるべきことは、なにひとつ変わりません。チームに勝利をもたらすこと。そして、連勝を継続すること。
ここまで2連勝も、楽ではなかったどころか、厳しい戦いのなかでのものでした。
けれども、勝った。
これまで、内容はよかったのに勝てず、という試合が幾度もあったぶん、なおさらにそう思います。
そしてそれは、偶然、たまたま勝った、というわけでなく。
しっかりと勝利への意思を示し、それを結果に結びつけられたが故。
今節もまた、やはり楽な試合になどならないのではないかと。
それでも。やればできる!という自信が生み出したこの連勝、止めていいわけがない。続けなくてはならない理由しかありません。

ならば、勝て!
昨季2戦2敗であった盛岡戦。そのお返し、今節の勝利でもって、岩手戦2連勝を成し遂げろ!
連勝必須、力の限り!!!

勝たれ!!!富山!!!!!