行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第2節 ヴァンラーレ八戸戦

2021-03-20 14:01:42 | カターレ富山
新型コロナの影響を残しつつも、それでも例年通り3月に開幕することができた今季J3リーグ。そして、その初戦を見事に勝利し、4年ぶりの開幕白星を挙げることに成功したカターレ。
ホーム開幕戦となる今節。もちろん、狙うはこれまた4年ぶりとなる開幕連勝。必勝態勢でヴァンラーレ八戸を迎え撃ちます。

シーズン開幕戦となった前節、各地で全7試合のJ3リーグ第1節が開催されましたが。
その7試合全部でホーム側チームが勝てなかった、という珍しい結果に。
前節は岐阜のホームへと乗り込み、勝てなかったながらもスコアレスドローとし、アウェイチームとしてホーム側を勝たせなかったうちのひとつとなった八戸。
シーズン初戦という条件を踏まえてなお、やりにくさはあったと思います。
J2から降格し、2位以内に入って復帰を目指すというチームが6チームある今季J3にあって。
いちばんJ2歴が長く、昨季1年での復帰を目指しながらも果たせなかった岐阜。その失敗を踏まえ、今季にかける意気込みは相当のものかと。
リーグでも上位の資金力でもって実力者を揃えたこともさることながら。
開幕直前には、不祥事によって浦和を退団した元日本代表・柏木 陽介の電撃移籍が発表されたりと。J1、J2より遅れての開幕であるJ3にあっても、注目度はピカイチであったかと。
あるいは、必要以上のプレッシャーに晒されてもおかしくない試合にあって。
得点を挙げて勝利することは叶わなかったにせよ、失点することなくしのぎ切り、アウェイで勝ち点1を得た開幕戦。ベストの結果ではなかったにせよ、八戸にとってはベターな結果ではあったことかと。
そして、連続アウェイ戦となる今節。
前節の結果を踏まえて修正し、
対富山戦は2勝1分け1敗と勝ち越しているという昨季までの戦績も後押し、気合も新たに今季初得点、そして初勝利をもぎ取らんと挑みかかってくることかと。

昨シーズンのホーム八戸戦は、忘れもしません。
試合開始直前になって雷雨の影響で開催中止が決定、後日延期開催となってしまったのでした。
もしも、の話をしても仕方のないのですが、それでも。
もしも、あのとき中止されずに予定通りに開催されていたら。そう思わずにはいられません。
前の試合でユウスケがJ通算500試合出場を自らのゴールで祝うなど、今治に3-0で快勝。そこから一気に連勝を!という試合に、まさしく水を差された格好で。
図らずも間隔が空いてしまった次の熊本戦では、コンディション的優位があったはずが2-3で敗戦。
そのあたりからあきらかに歯車が狂い始め、9月半ばからは4連敗と惨憺たる状況に。それが、結果的に9位に終わってしまった昨シーズンの要因のひとつとみて間違いないかと。
覆水盆に返らず。起こってしまったことを悔いてもどうにもなりませんが。
その悔しさを思うなら。
4年ぶりとなる開幕連勝でもって、去年との違いを明らかにする、そして勢いに乗っていくしかないでしょうよ。

石﨑監督の選手起用方針がまだはっきりとわからないなかで、今節どの選手がスタメンを張るのかはわからない部分もありますが。
期待したいのは、大野と吉平の両FWでしょう。
昨シーズンのアウェイ八戸戦では6分、13分という早い時間帯に立て続けに2ゴール、勝利の立役者となった大野。今節もまた、同様、あるいはそれ以上の活躍でもって、ヒーローになってほしいです。
当然、同じ相手にやられてなるものかと八戸も警戒は怠らないでしょうが、それでも。その警戒以上の力を見せつけ、「またアイツにやられてしまった」と意気消沈させるほどの活躍ができたならば、自ずと勝利ももたらされることでしょう。
前節の岐阜戦で、実力者を揃えた相手を零封した八戸。その自信を打ち砕くようなゴールをもって、勝利、勝ち点3へと導いてほしいです。
そして、吉平。
前節、得点にこそ結びつかなかったものの、それでも前線で果敢に相手に向かっていく闘志を見せていました。
いわゆる、ケチャドバ理論のもとで。昨季5試合連続ゴールを挙げた実績は決してまぐれではないことを、カターレの一員としてのホーム戦デビューとなる今節、ファン・サポーターの期待に応える活躍でもってみせつけてほしいです。

前節は、両チームともに相手を無得点に抑え込み、ホームチームの開幕勝利を阻止してみせましたが。
八戸のシーズン初勝利よりも、カターレのホーム開幕戦勝利、そして連勝スタートにかける思いのほうが強いことを、勝ち点3を挙げることで証明せねば。
まだまだ実力をフルに発揮したとは言えない前節であったということですが、それでも。
敗れなかったとはいえ勝てていない勝ち点1の八戸に対し、勝利して勝ち点3を積み上げたカターレ。
得られなかった勝ち点を取り戻す手段がないなかで、その差、2の大きさというものを、勝利によって、連勝によって見せつけてやろうじゃないかと。

振り返った時、後悔の残ることとなった昨シーズンのホーム八戸戦。
今年は、逆にせねば。そう、「あのとき開幕連勝を果たせたことが大きかった!」と振り返ることができるように。
連勝は、マスト!
ホームのファン・サポーターの期待に、勝ち点3で、連勝で応えろ!!

勝たれ!!!富山!!!!!