行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第28節 Y.S.C.C.横浜戦

2024-09-14 07:05:59 | カターレ富山
3連勝をかけてアウェイ奈良戦に挑んだ前節であったものの、スコアレスドローに終わり連勝継続ならず。勝ち点1を得るにとどまりました。
仕切り直しとなる今節。ホームで今シーズン開幕戦に対戦して以来となるYS横浜を迎え撃ち、勝ち点差6の2位・今治とのーーー自動昇格圏との差を詰めるべく、気を引き締め直して挑むこととなります。
奈良戦は2戦ともにドローという結果に終わりましたが。前回対戦で引き分けているYS横浜ですが、負けは論外として、ドロー決着もノーサンキュー。
勝ちきる強さを見せて必ずや勝利し、勝ち点3を積み上げねばなりません。

YS横浜との前回対戦は、まだ2月であったシーズン開幕戦。
金沢とのプレシーズンマッチでも得点していたショウセイが先制ゴール、公式戦プロ初ゴールを挙げ、幸先良くリードを奪ったのは良かったのですが。
前半のうちに、元カターレで今シーズンからYS横浜でプレーする萱沼 優聖に同点ゴールを決められてしまい。
そのままスコアは動かず、1-1で決着。2年連続でアウェイ・ニッパツ三ツ沢球技場でのYS横浜戦で開幕となったシーズン初戦でしたが、ドローでのスタートとなったのでした。
もしも、の話をしても詮方ないのですが・・・もしも、この開幕戦で首尾よく勝利をおさめていたとしたら。
2月・3月のシーズン序盤戦で、1勝4分け2敗とスタートダッシュに失敗、出遅れてしまうことも無かったーーーそう考えるのは、穿った見方というものでしょうか。
首位・大宮に大きく引き離されてしまっている状況を見ても、もったいなかったという気持ちは、やはりあります。
それでも。
その後のルヴァンカップでの躍動など、実力をしっかりと発揮してきたカターレ。右肩上がりに先制を伸ばし、現状でシーズン最上位の3位。さらに上を目指すべく奮闘中です。
一方で、開幕戦の段階でカターレと同じ勝ち点1スタートとなったYS横浜は。
ルヴァンカップではJ2・水戸に勝利するなど見せ場を作るも、リーグ戦は、あまり芳しくはなく。
決して、なにもかもが悪くて低迷というわけではない。けれど、どうにも勢いのつく勝利・連勝とはなかなかいかず、勝ち点が伸び悩むことに。
ここまで12勝10分け5敗・3位のカターレと、6勝9分け12敗・17位のYS横浜。開幕戦時には同勝ち点であった両チームですが、まさに対称的な戦績となっています。
直近では6戦連続勝ちなしというYS横浜。夏の中断明けからは1勝も出来ていません。
前節は金沢を相手に2-2のドロー。連敗を阻止して勝ち点1を積み上げた、と言えば聞こえは良いものの・・・2-0とリードした状態から追いつかれてのドローであるだけに、手放しでは喜べないところがあります。
前節、3連勝を目指しながらも監督交代を敢行した奈良に苦戦、スコアレスドローとなったカターレ。ここでも、ある意味対照的な流れであった両チームかもしれません。
ともに、勝たねばならない試合で勝ちきれずドローであった前節。その反省を踏まえて、今度こそ勝ち点3につなげねば!と奮起する今節となります。
YS横浜とはカターレがJ3降格初年度の2015年からずっと対戦してきていますが、その戦績は、15勝4分け1敗という圧倒的なもの・・・なのですが。
その数字ほどには、圧倒している印象はありません。
5得点を奪って大勝した試合もある一方で、3点差をひっくり返しての大逆転というミラクルな勝利が2度もあるとか。
ホームでの前回対戦は、昨シーズンの最終戦でした。
逆転昇格を目指すカターレにとって勝利が必須であったなかで、同点のままに試合終了間際。負けられない執念がPKを誘発、まさにラストプレーという土壇場で決勝ゴールを挙げたという劇的勝利となりました。ただ、それでも得失点差で及ばず、昇格ならずに終了という結末が待っていたのですが。
話を戻して。
今節にしても、17位と低迷、勝ちに見放されている状況であるYS横浜えはありますが・・・それでも。ゆめゆめ、油断することなどできません。
カターレが自動昇格圏入りを目指して勝利が必須であるように。
YS横浜もまた、勝ち点2差に迫った降格圏回避という、のっぴきならない事情があります。上位チーム相手だから負けても仕方ない、などというメンタルの選手など、ひとりもいないことでしょう。
前節、やはり降格回避を掲げる奈良の意地を見せつけられ、勝ち点1止まりとなってしまったカターレであるだけに。
目指すところに違いはあれ、どちらにとっても勝ち点3が必須という試合であるならば。それを為すのは、ホームのカターレだ!強い気持ちをもって挑まねばなりません。

無得点に終わってしまった前節の反省・今節への奮起ということであれば。前線で躍動するも思うようにプレーしきれなかったマテウス、GKと1対1という決定的チャンスで決めきれなかった吉平、バー直撃の惜しいシュートでゴールならずの松本らの攻撃陣に関してはーーーあれこれ言うまでもなく、悔しさをバネに奮起してくれることでしょうし、また、そうしなければなりませんが。
今節、期待したいのは守備陣のほう。
前節の奈良戦は監督交代に伴い、それまでの4バックから3バックにフォーメーションを変えていたことで、対応が後手に回ってしまったところも。
「奈良が長身の松本選手にボールを入れてくるのは想定通りでDFラインが下がらないように意識していたのだが、下がり過ぎてしまい、自分たちの特長である前から守備がハマらなかった。これらが今回うまくいかなかった要因のひとつだと思う。 」
試合後の神山のコメントにもあるように。今回こそ、監督交代という不確定要素があってスカウティングが役に立たなかったということもありますが・・・それでも、自分たち次第で上手く対処せねばならなかったところ、そうしきれなかったという部分も。
今節のYS横浜戦を含め、この先にも3バックと4バックというギャップ、あるいは5バック気味になった相手をどう崩していくか?という状況には直面していくことになります。そんなときに、いかに適切に対処していくか。
ともすれば、ヘタをうって相手のゴールを許して敗れていた可能性もあった前節・奈良戦。それでも守り切ったのは、最後の最後まで集中力を切らさなかった守備陣の奮闘あってのことでしょう。
決して満足のいく結果でなかったものの、それでも。今後も見据えて、ここで気を引き締め直すことが出来たのは、ある意味ラッキーと言えるかも。
ボランチやGKとの関係性を含めて、ディフェンスラインがいかに自分たちのやりたいプレーをやり切り、相手をシャットアウトしつつ自分たちのペースにもっていくか。
守備陣にかかる期待は大きいです。
良い守備から良い攻撃につなげていくために。
なんなら、安光にはホーム戦3戦連続ゴールを決めてもらって、3度試合の主導権を握るくらいであれば、などと期待するのです。

今節は、カターレにとって今シーズン最後のナイトゲームとなります。ルヴァンカップ参戦のあった今シーズンは、3月からナイトゲームがあり、例年以上に多くの試合をこなしてきましたが、それも最後。
開幕戦のYS横浜戦でドロー、そこから3戦連続引き分けのなかで迎えた最初のナイトゲーム・ルヴァンカップ山形戦で今シーズン公式戦初勝利を挙げましたが。
ならば。ナイトゲーム締めくくりの今節もまた勝利し、勝って次節以降のデイゲームにつなげていく、そんな覚悟をもって臨まねば。
4戦全勝となった夏ユニフォーム期間を終え、今節からまた、通常の青色の1stユニフォームに戻ります。
それでも、変わらず勝たねば。
全勝でこそなくとも。ルヴァンカップの札幌戦を除けば、リーグ戦では負けなしのホーム戦。つまり、青ユニでも負けないということ。
これまで相性のわるかった沼津を相手に5得点で大勝したように。これまでの戦績・相性というものは、必ずしもアテにはなりません。これまで一方的にリードしている戦績であるYS横浜に対しても、逆襲をくらわないという保証などどこにもないのです。
それでも、勝つ!
どちらが強いかは、結果がものを言う。勝って、それを示さねば。
どちらにとっても大事な試合であっても。それを制するのは、カターレだ!
今回も、勝つ。そしてJ2昇格を成し遂げ、YS横浜には来シーズンでのリベンジのチャンスを与えない!ソレで行こう!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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