1-2で敗戦。
相手は天皇杯連覇、ナビスコカップとの2冠を狙うべく本気の鹿島で、コンディション的にも休養充分のホーム戦。対してカターレは、らしさを見せられずに敗れてしまった岡山戦から中2日でアウェイ戦。客観的に見れば、どう考えても鹿島の優位は動かず、勝敗の行方ではなく何点差がつくかが問題だったような試合。
しかし。そんな鹿島の圧勝予想を、裏切ってみせました。
豊富な運動量を武器とした高い位置からのプレス、チームとしての連動性といったカターレのストロングポイントを、格上の鹿島相手にも存分に発揮。強豪相手にも全くひるむことなく立ち向かっていきました。
前半のうちから失点、0-0を維持しながらワンチャンスに賭けるというプランが崩れてしまうことに。ですが、そこで気持ちが切れることはありませんでした。先制点を奪われながらも、ぶれることなく自分たちのサッカーを続けることに、全く迷いはありませんでした。
そんなモチベーションの高さが実を結んだのが42分。セットプレーのチャンスに、大西からのキックに合わせたのは福田!ドンピシャのタイミングで合わせたヘディングシュートが、鹿島のゴールネットを揺らしたのでした。
もちろん、言うまでもなくフィジカル・技術・精度その他諸々、圧倒的に鹿島が上。後半も必死のプレーが続いたカターレ。そんななかにあっても、攻め込まれはしても防戦一方にもならず、隙あらばチャンスをうかがい続けました。相手も後半は落ちてくるだろうと見込んでいた運動量も、やるしかない、とばかりにキープしたまま。果敢なプレーを貫きました。
とはいえ、無限に体力があるわけもなく。高いモチベーションを元に、気力でのプレーとなっていったのでした。
そして、延長戦となりましたが・・・101分、DFの間を縫うグラウンダーのシュートを決められてしまい、勝ち越されてしまうことに。絶対に止められないシュートではありませんでしたが、気力に体力が追いつかなかったのかもしれません。
その後、逃げ切りを図るべくボールを回し始めた鹿島。技術力の高さがモノを言う正確なパス回しには、あるいはJ1のチームとて、そうそう対抗できるものではないのでは?
それでも。たとえ体力が限界でも、気持ちまでは折れなかったカターレ。最後の最後まで、気力で挑み続けました。
結局、再び追いつくことはかなわず、1-2で敗戦。
全力を出し切るしかない戦いにおいて、その持てる力を存分に発揮したカターレ。それだけに、勝ちたかった。善戦で良しとするには、惜しい試合でした。
それでも。
実力を出し切ったならば、王者鹿島にさえ対抗しうることが成果、それでも勝利にはつなげられなかったという課題という、なかなか得難い大きな収穫をもたらした試合だったかと。
史上最大の挑戦の挑戦が終わり、カターレの今年度天皇杯は幕を閉じました。
この対戦で得た経験を糧に、残りリーグ戦を全力で戦い抜かねば。
相手は天皇杯連覇、ナビスコカップとの2冠を狙うべく本気の鹿島で、コンディション的にも休養充分のホーム戦。対してカターレは、らしさを見せられずに敗れてしまった岡山戦から中2日でアウェイ戦。客観的に見れば、どう考えても鹿島の優位は動かず、勝敗の行方ではなく何点差がつくかが問題だったような試合。
しかし。そんな鹿島の圧勝予想を、裏切ってみせました。
豊富な運動量を武器とした高い位置からのプレス、チームとしての連動性といったカターレのストロングポイントを、格上の鹿島相手にも存分に発揮。強豪相手にも全くひるむことなく立ち向かっていきました。
前半のうちから失点、0-0を維持しながらワンチャンスに賭けるというプランが崩れてしまうことに。ですが、そこで気持ちが切れることはありませんでした。先制点を奪われながらも、ぶれることなく自分たちのサッカーを続けることに、全く迷いはありませんでした。
そんなモチベーションの高さが実を結んだのが42分。セットプレーのチャンスに、大西からのキックに合わせたのは福田!ドンピシャのタイミングで合わせたヘディングシュートが、鹿島のゴールネットを揺らしたのでした。
もちろん、言うまでもなくフィジカル・技術・精度その他諸々、圧倒的に鹿島が上。後半も必死のプレーが続いたカターレ。そんななかにあっても、攻め込まれはしても防戦一方にもならず、隙あらばチャンスをうかがい続けました。相手も後半は落ちてくるだろうと見込んでいた運動量も、やるしかない、とばかりにキープしたまま。果敢なプレーを貫きました。
とはいえ、無限に体力があるわけもなく。高いモチベーションを元に、気力でのプレーとなっていったのでした。
そして、延長戦となりましたが・・・101分、DFの間を縫うグラウンダーのシュートを決められてしまい、勝ち越されてしまうことに。絶対に止められないシュートではありませんでしたが、気力に体力が追いつかなかったのかもしれません。
その後、逃げ切りを図るべくボールを回し始めた鹿島。技術力の高さがモノを言う正確なパス回しには、あるいはJ1のチームとて、そうそう対抗できるものではないのでは?
それでも。たとえ体力が限界でも、気持ちまでは折れなかったカターレ。最後の最後まで、気力で挑み続けました。
結局、再び追いつくことはかなわず、1-2で敗戦。
全力を出し切るしかない戦いにおいて、その持てる力を存分に発揮したカターレ。それだけに、勝ちたかった。善戦で良しとするには、惜しい試合でした。
それでも。
実力を出し切ったならば、王者鹿島にさえ対抗しうることが成果、それでも勝利にはつなげられなかったという課題という、なかなか得難い大きな収穫をもたらした試合だったかと。
史上最大の挑戦の挑戦が終わり、カターレの今年度天皇杯は幕を閉じました。
この対戦で得た経験を糧に、残りリーグ戦を全力で戦い抜かねば。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます