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【J特】J2残留確定!気迫のプレーで最終戦を勝利で飾る!  水戸ホーリーホック戦

2012-11-13 00:03:12 | カターレ富山
3-1で勝利!!
苦しいシーズンでした。10位という目標には遠く及ばず、最終節まで残留争いに巻き込まれるという不本意なシーズンではありました。
ですが。
最後の試合でカターレ選手たちは輝きを見せ、見事に勝利。J2残留を勝ち取ったのでした。

どうにもこうにも雨に悩まされたシーズン終盤ですが、最終戦でも、またしても雨。それでも5千人を超える観客が詰めかけ、声援を送りました。
3連敗してしまった要因は、ひとえにカターレらしいサッカーが出来ていなかった、ということに尽きます。勝利という結果を出さねばならない最終戦にそれが出来るかどうかが試合を決めるといっても過言ではありませんでした。
そんななか。
試合開始早々、積極果敢なプレスで挑みかかっていくカターレ選手たち。
「そうそう、俺らが見たかったのはコレだ!」というプレーぶりには、ここ3戦では見えなかった気迫がこもっていました。やる気そのものはもちろんあったでしょうが、それがかみ合っていないうちに相手にペースを握られてしまい、後手後手に回っていたこれまで。しかし、歯車がきちんとかみ合えば、ここまで期待の持てるプレーが出来る。
その力をコンスタントに発揮できなかったのがそのまま力の差となって、下位にとどまってしまったのが今シーズンだった、ということなのでしょうが・・・。
それでも。
この不退転の覚悟で臨む一戦を勝利するためにも、試合を通じてやりぬく気概が必要でした。
相手の水戸も、さるもの。押し気味に試合を進めながらも、なかなかチャンスをくれません。

そして迎えた、27分。カターレに待望の先制点が!
決めたのは、朝日。
前線で西川が折り返したボールに素早く反応、DFふたりを巧みにかわし、そのまま振り抜いたシュートはゴール隅へと一直線!
さすが、というほかないほどの、見事なゴール。もしもボールを受けるタイミング、かわすタイミング、シュートのタイミングのどれかひとつでも躊躇があったならば、決まらなかったことでしょう。先の鳥取戦での今季初ゴールもそうでした。相手に阻まれながらも、こぼれたところを相手GKより速く即座に反応、冷静に決めたゴール。そして、その抜群のセンスが今回も活きた格好です。
カターレに、朝日大輔あり。
チームの顔である選手が大事な試合で決める。その意味の大きさというものは計り知れなかったかと。

とはいえ、そこで安心してしまうわけにはいきませんでした。
今季、先制点が報われずに勝てなかった試合の多かったことといったら。実際、喜びもつかの間の35分、相手に崩されてゴールネットを揺らされ・・・たもののオフサイド判定という肝を冷やす場面が。
1-0で前半を折り返したものの、油断など出来ませんでした。
そして、その不安は現実のものに。
後半の9分という早い時間帯に追いつかれてしまうことに。
せっかくのリードも、後半開始早々に追いつかれてフイに・・・これも、今シーズン何度もあった光景。失点しながら勝ち越し点を挙げて勝利した試合は、ホーム鳥取戦の1試合のみ。それ以外は、引き分けすらままならずに逆転負けを喫することも多々あったくらいで。
最終戦にして、またしても今季ここまで悩まされ続けてきた課題にさらされることとなってしまったのでした。

しかし。
勝利への執念というものは、確かなものでした。そこで気持ちが切れて相手にペースを譲ってしまうことは、ありませんでした。
後半13分、カウンターで攻め上がった西川が前線の苔口、敬介へ向けてラストパス。それが並走していた相手DFにあたり、オウンゴール。勝ち越しに成功しました。
さらに、33分。
絶好の位置からの相手FKを守田が好セーブで阻止、その後続いたCKのピンチも立て続けに阻止。そのピンチをチャンスに変えたのが、ボールを奪ったヨンドクのフィード。
カウンターを仕掛けるべく一気呵成に駆け上がった國吉へとつながり、GKと1対1。そこで慌てることなく冷静に浮かせたボールはGK本間の頭上を越え、そのままゴールに吸い込まれました。
勝利をたぐり寄せる追加点に、沸き上がるスタジアム。
その後も水戸の反撃をしのぎ続け、ついにタイムアップ。
見事に、勝利をおさめたのでした。
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