行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第39節  FC琉球戦

2015-11-23 02:27:03 | カターレ富山
カターレ史上初となる、アウェイで迎えるシーズン最終戦。2015シーズンの締めくくり、遠く沖縄県総合運動公園陸上競技場にてFC琉球と対戦します。
1年でのJ2復帰を至上命題に掲げながら、それを成し遂げることが出来なかった今季。「J3で良かった」などと思えることなどなにひとつなく、つらいこと、苦しいこと、無念なことばかりが募っていた1年であったように思います。
それでも。
この1年が全くの無為、無駄であったとは思えないし、思いたくない。
今季の反省とともに来季の巻き返し、飛躍を期すのであれば、なおのこと。4試合連続負けなしで迎える今節、今季2度目の3連勝で締めくくるために。持てる力を惜しみなく発揮し、勝利を富山に持ち帰らねばなりません。

本来であれば、今季4度目の対戦となるはずであった琉球戦。リーグ戦1分け1敗、しかも無得点という対戦成績からの捲土重来を期して臨むはずであった天皇杯1回戦での対戦は・・・県大会決勝で富山新庄クラブに敗れてしまったことによって、その舞台に立つことすらできませんでした。
琉球はその天皇杯1回戦で、5-0という大差でもって新庄クラブを圧倒。1週間前にカターレが示さねばならなかったはずの、格の違いを見せつけた、万全のサッカーでした。
天皇杯敗退が直接の引き金となるかたちで監督が更迭されたことを思えば、やはり、「もし天皇杯1回戦での琉球戦が実現していたら」と思わずにはいられないところではありますが・・・それも、今となっては詮無いこと。今節ここに至っては、今季3度目の対戦に全力で挑むよりほかなく、過去2戦挙げられなかった勝利を今度こそ実現せねばなりません。

その琉球ですが、ここ最近に限って見れば、4戦負けなしのカターレに対し6戦連続勝ちなしと結果が残せていません。前節の対戦にしても対照的。前半アディショナルタイムという嫌な時間帯に先制されてしまったものの、後半の頑張りで逆転勝利を挙げたカターレ。一方の琉球は開始早々の7分に福島に先制されながつつも前半終了間際に同点ゴール。ただ、後半は攻めあぐねてドロー決着。
とはいえ。こちらが好調だから、相手が不調だからとすんなりいくとは、どうにも思えません。
前節のカターレがそうであったように、今節ホーム最終戦の琉球が勝利で締めたいと気合を入れるのは当然のこと。それに加えて、2013年から指揮を執ってきた薩川監督のラストゲーム。勝利で花を持たせたい気持ちはいつにも増して強いことでしょう。
琉球にとって富山戦は無失点で1勝1分け。いずれも楽な試合ではなかったにせよ、かと言って恐れて萎縮する相手でない、それこそ天皇杯で“対戦できなかった”ようなチーム。勝利のために万全を期して待ち構えていることかと。

そんな相手の事情もありながら、空気を読むことなく勝ちをかっさらわねばならないカターレ。
今季は連勝できなかったことがすなわち上位進出がならなかった要因であることは明らか。そんななか挑む、今季2度目の3連勝。遅きに失したとは、もはや言うまい。出来なかったことを悔いるのは、今節勝って3連勝を成し遂げたあとからでもいい。四の五の言う前に、まず勝てと。
6試合連続勝ちなしとなっている琉球の不調は、ひとえに先制点が奪えない状況が続いているが故。慢性的な得点力不足で上位進出を阻害されてきたカターレにとっては、まったくもって他人事ではない悩みですが。
だからこそ、先制点。
琉球戦過去2試合は無得点ながらも、チャンスそのものがなかったわけではなかったカターレ。言い換えればそのチャンスをものにできなかった、ということでもあるのですが。
今節はその流れを早々と断ち切ることで、前節の福島のように、前半のうちから得点を挙げることによって琉球に「あぁ、またかよ」という雰囲気を味わせたならば。
そのために、先制点。
敬介の3戦連続ゴールへの期待はもちろんですが、ここは、エースたる苔口の働きに期待したいところです。
その武器であるスピードと突破が真価を発揮したならば、そうそう止められないはず。そこで、ゴールという結果を残すことによって勝利への意志を明確にアピールしてほしい。そして、その意思がチーム全体に伝播、もちろん狙うは無失点勝利、という良い流れを引き込む、そんな役割を担ってほしい。そう願います。

琉球にとって薩川監督のラストゲームで負けられない、という思いがあるように。カターレにとっても、それはあります。
海外挑戦への意志を示しチームを離れることを決意した、今季キャプテンを務めたタイジロー。
そして、実質的な安間体制始動となった2011年以来、チームに力を与え続けてくれた大西・池端。
この1週間で、3名の選手が今季限りで契約満了となることが発表されました。いずれも長きに渡ってカターレファン・サポーターに親しまれてきた選手。彼らにとってもラストゲーム。まだシーズン終了前、この試合を残している以上、振り返るのも来季を見据えるのもいささか早くはありますが、それでも。
勝って笑顔でシーズンを終えたいのはどちらのチームも同じ。ただ、それが出来るのはどちらか1チームだけ。
だったら。
最後に笑うのは、カターレでなければならない。その強い思いを、試合で十二分に発揮し、実現しなければならないのです。

苦しかった、つらかったシーズン。だからこそ、勝て!!
沖縄土産は、勝ち点3!
3連勝という結果でもって、カターレ富山の意地とプライドの証とせよ!!

勝たれ!!!富山!!!!!

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