1-1で引き分け、連敗こそ止まったものの、また勝つことが出来ず。
しかしながら、この2週間で再確認した連携が有効に機能。ここ最近の試合にはなかった、持ち味である組織的プレーが、存分に発揮できていました。
せっかく先制しながら、守りきれずに勝てなかったことは残念。ですが、久々に見た「良いときのカターレ」の姿は、見ていてワクワクしました。
復調への手応えを感じさせたこの試合を、次につなげていってもらいたいところです。
雄二と濵野という、守りの要が復帰したこの試合。久々の先発となったミョンヒも併せて、その守備に期待がかけられました。
18得点のキリノをはじめとする札幌攻撃陣に仕事をさせないことが肝心だったのですが、その点も、ブランクを感じさせない精力的な動きを見せていました。
組織的プレーの連動性という意味においても、長山、野嶋のボランチコンビの良いポジション取りからのパス、時に入れ替わりながらの敬介&川崎のサイドからの攻め上がり、前線で起点となるトミー、裏へ抜け出すヒデ―――それぞれが己の役割をしっかりこなそうとしている気迫が伝わってきました。セカンドボールへの対応、パスのつながりなど、最近の試合では見られなかった良さ。チームのストロングポイントを見直すという課題について、この2週間のインターバルが、しっかりと機能していたのだな、と。
37分、CKからのこぼれ球を敬介がヘッド、「ライン割ってたんじゃないの?」という惜しい場面も、得点につながらず。そのあと、ゴール前に詰めたハファエルに決められた・・・かと思いきやオフサイド、という危ない場面もありつつ、0-0で前半終了。
試合が動いたのは、後半開始早々の53分。バックパスから蹴り出した相手キーパーのボールを前線に走り込んでいたヒデが奪い、そのまま蹴り込んだボールは無人のゴールへ。思わぬかたちで先制点を挙げました。ラッキーだった部分もあったとはいえ、それもしっかりとボールを追っていたから、ゴールへの意識が高かったからにほかなりません。
2試合連続となるヒデのゴールにより、札幌の攻めにも力が入ってくる、という状況でしたが、カターレは落ち着いていました。むしろ、「ここからだ!」というように、相手を上回るほどの精度でボールをコントロールできていたように思います。
しかし、その後、追加点は奪えず。逆に、途中交代で入った石井謙伍に決められてしまい、同点に。
ブランク明けとは思えない好守を見せていた雄二でしたが、飛び出すタイミングが、ほんの一瞬遅れてしまったように思いました。その一瞬だけ早ければ、あるいは止められていたかと。もちろん、ひとりの責任ではなく、クロスを上げさせてしまったことにも原因はあるのでしょうが・・・それでも、くやしい失点でした。
課題ということで言えば、セットプレーがものにできなかったことも痛かった。濵野、ミョンヒといったヘッドが強い選手が前線に上がり、6本あったCKに対応しようとしましたが、いずれも活かせず。ここで決められていたなら、もっと優位に立てたはず、と思うと、なんとも残念です。
とはいえ。
後手後手にまわって肝心なところでミスも、というような最近の試合にはない、良いときのカターレが見られた試合でした。
勝てなかったことは残念。しかし、手応えはありました。次につながると思える試合内容には、単なる引き分け以上の価値があったように思います。
しかしながら、この2週間で再確認した連携が有効に機能。ここ最近の試合にはなかった、持ち味である組織的プレーが、存分に発揮できていました。
せっかく先制しながら、守りきれずに勝てなかったことは残念。ですが、久々に見た「良いときのカターレ」の姿は、見ていてワクワクしました。
復調への手応えを感じさせたこの試合を、次につなげていってもらいたいところです。
雄二と濵野という、守りの要が復帰したこの試合。久々の先発となったミョンヒも併せて、その守備に期待がかけられました。
18得点のキリノをはじめとする札幌攻撃陣に仕事をさせないことが肝心だったのですが、その点も、ブランクを感じさせない精力的な動きを見せていました。
組織的プレーの連動性という意味においても、長山、野嶋のボランチコンビの良いポジション取りからのパス、時に入れ替わりながらの敬介&川崎のサイドからの攻め上がり、前線で起点となるトミー、裏へ抜け出すヒデ―――それぞれが己の役割をしっかりこなそうとしている気迫が伝わってきました。セカンドボールへの対応、パスのつながりなど、最近の試合では見られなかった良さ。チームのストロングポイントを見直すという課題について、この2週間のインターバルが、しっかりと機能していたのだな、と。
37分、CKからのこぼれ球を敬介がヘッド、「ライン割ってたんじゃないの?」という惜しい場面も、得点につながらず。そのあと、ゴール前に詰めたハファエルに決められた・・・かと思いきやオフサイド、という危ない場面もありつつ、0-0で前半終了。
試合が動いたのは、後半開始早々の53分。バックパスから蹴り出した相手キーパーのボールを前線に走り込んでいたヒデが奪い、そのまま蹴り込んだボールは無人のゴールへ。思わぬかたちで先制点を挙げました。ラッキーだった部分もあったとはいえ、それもしっかりとボールを追っていたから、ゴールへの意識が高かったからにほかなりません。
2試合連続となるヒデのゴールにより、札幌の攻めにも力が入ってくる、という状況でしたが、カターレは落ち着いていました。むしろ、「ここからだ!」というように、相手を上回るほどの精度でボールをコントロールできていたように思います。
しかし、その後、追加点は奪えず。逆に、途中交代で入った石井謙伍に決められてしまい、同点に。
ブランク明けとは思えない好守を見せていた雄二でしたが、飛び出すタイミングが、ほんの一瞬遅れてしまったように思いました。その一瞬だけ早ければ、あるいは止められていたかと。もちろん、ひとりの責任ではなく、クロスを上げさせてしまったことにも原因はあるのでしょうが・・・それでも、くやしい失点でした。
課題ということで言えば、セットプレーがものにできなかったことも痛かった。濵野、ミョンヒといったヘッドが強い選手が前線に上がり、6本あったCKに対応しようとしましたが、いずれも活かせず。ここで決められていたなら、もっと優位に立てたはず、と思うと、なんとも残念です。
とはいえ。
後手後手にまわって肝心なところでミスも、というような最近の試合にはない、良いときのカターレが見られた試合でした。
勝てなかったことは残念。しかし、手応えはありました。次につながると思える試合内容には、単なる引き分け以上の価値があったように思います。