ちょうど1年前の11月1日―――そう、J2からの降格が決定してしまった、あの日。
あれから1年。あのときの無念は、晴れず。その道のりの険しさや現実のやるせなさというものを思い知らされる日々は、現在進行形でなお続いています。
忌憚なく言ってしまえば“復帰失敗”ということに尽きるこの1年。
しかし、それでも。
戦いから目を背けることは出来ないし、挑んでいくよりほかないのだから。
残り3試合で3連勝を目指して。アウェイでYS横浜と対戦します。
幸先良く先制点を挙げながらも追いつかれ、勝ち越せずに連勝を逃した前節。勝ちきること、結果を残すための試合運びといった部分では、またしても甘さを露呈してしまった試合であったとも言えます。
それでも。
これまで何度となく繰り返してきた「良い部分は引き継げないのに悪い部分はきっちり継続してしまう」という悪しき流れの試合ではありませんでした。その悪しき流れの試合であったならば、前々節の内容が良くないながらも勝利という結果からは、「それがなかったかのような敗戦」であったはず。
しかし、そうはならなかった。最終的に勝利に結びつけることこそ叶わなかったものの、内容の良化を試合できっちりと見せるという課題に真摯に向き合う姿勢は見られたと思います。
だからこその、今節。
頑張っただけでは結果に結びつかない、その悔しさ。それをいかに結果に結びつけるのか。そのことに注力し、「最後に笑う」という試合としなければならないところ。
基本に立ち返り、手応えのあったところをさらに延ばし、至らなかったところを修正するために。
しっかり勝ちきる試合をせねばなりません。
現在YS横浜は最下位ながらも、決して侮って良い相手ではありません。
前節は相模原を相手にFW井上 和馬が2得点を挙げる活躍、そして無失点で4試合ぶりの勝利を挙げました。カターレが5失点で屈辱的な大敗を喫した相模原に。そして前座イベントの影響で9000人を超す観衆という、J3レベルではほとんどない雰囲気の中での勝利。連勝を目指してモチベーションも上がっていることでしょう。
ここまで過去2戦はいずれも県総で、2-0、1-1の1勝1分け。本来であれば圧倒して得点稼ぎの場としなければならないくらいの気持ちで臨んだはずが、決定力不足を露呈、取りこぼしというかたちで消化不良の試合でした。
YS横浜側からすれば、きちんと自分たちのサッカーを体現できたならば、多少の苦戦はあったとしてもやってやれないことはない、「富山恐るるに足らず」でしょうか。加えて、YS横浜にとってはホーム、カターレにとっては初の三ツ沢陸上競技場。そのこともまた、自信を持って望めるプラスの要因となっているやもしれません。
最下位ながらも、ひとつ上のJ22との勝ち点差はわずかに3。残り4試合で3差なら、最下位脱出に向けてまったくあきらめる状況ではなく。積極果敢に勝ちに来ることはうけあいでしょう。
縦へのシンプルなサッカーが功を奏して勝利した前節を受けて、今節もまたカウンターからの速攻を武器に臨むのではないでしょうか。そこに守備の甘さなどを露呈しようものなら、失点は免れないでしょう。そして一旦バランスを崩してしまったならば、「チャンスは作れども決めきれず」という悪循環に陥って引き分けてしまった前回対戦の繰り返しとなってしまうことでしょう。もちろん、繰り返すわけにはいかないですが。
期待したいのは、北井。
前回対戦時には同点ゴールで移籍後初ゴールを決めたものの、勝利にはつながらず。前節鳥取戦での進藤がそうであったように、同カード連続ゴールを決めて勝利に導いてほしいです。
その進藤のゴールのお膳立てをしたのが、ほかならぬ北井。引き続き攻めへの意識を徹底し、相手ゴールを脅かし、その脅威を得点へと繋げねば。
負けは論外として、引き分けもノーサンキュー。いかに勝ちきるか。
つまりは、得点すべき選手が得点するという、あたりまえと言えばあたりまえのこと。
それを、あたりまえにこなしてほしい。良い意味で「納得の結果であって驚くほどのことではない」と冷静でいられるような。そんな活躍を期待します。
次節は試合なしで、ファン感謝祭。精神的にも体力的にも、良い意味で次の試合を度外視するほどの全力プレーでもって、今節の勝利を勝ち取ってほしいところ。
残念ながら前回ホーム戦では勝利を挙げられなかったけれど、それでも今節勝って、笑顔で来週のファン感謝祭でファン・サポーターと向き合えるように。
三ツ沢陸上競技場まで駆けつける人はもちろんとして、それ以外の人も、カターレの勝利を願っているわけで。その思いを、ファン感謝祭でのふれあいで発露するのであって。
ならば、勝つ理由しかないでしょう。勝って意気揚々と凱旋するほかないでしょう。
だから、勝て!!!
勝って、3連勝フィニッシュへの覚悟を、ファン・サポーターに見せつけろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
あれから1年。あのときの無念は、晴れず。その道のりの険しさや現実のやるせなさというものを思い知らされる日々は、現在進行形でなお続いています。
忌憚なく言ってしまえば“復帰失敗”ということに尽きるこの1年。
しかし、それでも。
戦いから目を背けることは出来ないし、挑んでいくよりほかないのだから。
残り3試合で3連勝を目指して。アウェイでYS横浜と対戦します。
幸先良く先制点を挙げながらも追いつかれ、勝ち越せずに連勝を逃した前節。勝ちきること、結果を残すための試合運びといった部分では、またしても甘さを露呈してしまった試合であったとも言えます。
それでも。
これまで何度となく繰り返してきた「良い部分は引き継げないのに悪い部分はきっちり継続してしまう」という悪しき流れの試合ではありませんでした。その悪しき流れの試合であったならば、前々節の内容が良くないながらも勝利という結果からは、「それがなかったかのような敗戦」であったはず。
しかし、そうはならなかった。最終的に勝利に結びつけることこそ叶わなかったものの、内容の良化を試合できっちりと見せるという課題に真摯に向き合う姿勢は見られたと思います。
だからこその、今節。
頑張っただけでは結果に結びつかない、その悔しさ。それをいかに結果に結びつけるのか。そのことに注力し、「最後に笑う」という試合としなければならないところ。
基本に立ち返り、手応えのあったところをさらに延ばし、至らなかったところを修正するために。
しっかり勝ちきる試合をせねばなりません。
現在YS横浜は最下位ながらも、決して侮って良い相手ではありません。
前節は相模原を相手にFW井上 和馬が2得点を挙げる活躍、そして無失点で4試合ぶりの勝利を挙げました。カターレが5失点で屈辱的な大敗を喫した相模原に。そして前座イベントの影響で9000人を超す観衆という、J3レベルではほとんどない雰囲気の中での勝利。連勝を目指してモチベーションも上がっていることでしょう。
ここまで過去2戦はいずれも県総で、2-0、1-1の1勝1分け。本来であれば圧倒して得点稼ぎの場としなければならないくらいの気持ちで臨んだはずが、決定力不足を露呈、取りこぼしというかたちで消化不良の試合でした。
YS横浜側からすれば、きちんと自分たちのサッカーを体現できたならば、多少の苦戦はあったとしてもやってやれないことはない、「富山恐るるに足らず」でしょうか。加えて、YS横浜にとってはホーム、カターレにとっては初の三ツ沢陸上競技場。そのこともまた、自信を持って望めるプラスの要因となっているやもしれません。
最下位ながらも、ひとつ上のJ22との勝ち点差はわずかに3。残り4試合で3差なら、最下位脱出に向けてまったくあきらめる状況ではなく。積極果敢に勝ちに来ることはうけあいでしょう。
縦へのシンプルなサッカーが功を奏して勝利した前節を受けて、今節もまたカウンターからの速攻を武器に臨むのではないでしょうか。そこに守備の甘さなどを露呈しようものなら、失点は免れないでしょう。そして一旦バランスを崩してしまったならば、「チャンスは作れども決めきれず」という悪循環に陥って引き分けてしまった前回対戦の繰り返しとなってしまうことでしょう。もちろん、繰り返すわけにはいかないですが。
期待したいのは、北井。
前回対戦時には同点ゴールで移籍後初ゴールを決めたものの、勝利にはつながらず。前節鳥取戦での進藤がそうであったように、同カード連続ゴールを決めて勝利に導いてほしいです。
その進藤のゴールのお膳立てをしたのが、ほかならぬ北井。引き続き攻めへの意識を徹底し、相手ゴールを脅かし、その脅威を得点へと繋げねば。
負けは論外として、引き分けもノーサンキュー。いかに勝ちきるか。
つまりは、得点すべき選手が得点するという、あたりまえと言えばあたりまえのこと。
それを、あたりまえにこなしてほしい。良い意味で「納得の結果であって驚くほどのことではない」と冷静でいられるような。そんな活躍を期待します。
次節は試合なしで、ファン感謝祭。精神的にも体力的にも、良い意味で次の試合を度外視するほどの全力プレーでもって、今節の勝利を勝ち取ってほしいところ。
残念ながら前回ホーム戦では勝利を挙げられなかったけれど、それでも今節勝って、笑顔で来週のファン感謝祭でファン・サポーターと向き合えるように。
三ツ沢陸上競技場まで駆けつける人はもちろんとして、それ以外の人も、カターレの勝利を願っているわけで。その思いを、ファン感謝祭でのふれあいで発露するのであって。
ならば、勝つ理由しかないでしょう。勝って意気揚々と凱旋するほかないでしょう。
だから、勝て!!!
勝って、3連勝フィニッシュへの覚悟を、ファン・サポーターに見せつけろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!