昨年暮れに墓参で訪問した折に撮影した、奥三河の川《寒狭川》の川風景です。
寒狭川は、三河湾に流れる豊川(とよがわ)の上流部。特にアユ釣りのメッカと言われ、シーズンには地元中京圏はもとより、関東・関西からも釣り人がたくさん訪れ、川沿いの道路端は、駐車できるスペースがあると、どこもかしこもいっぱいになるほどの人気の川です。
下流側から上流へ向かってみます。

飯田線の長篠駅付近から、飯田線と別れ北へ進路をとる寒狭川。
そこから数キロ上流側にある、川の中の自然石を利用した発電用の水を引く取水堰。新城のナイヤガラともいわれ珍しい風景です。

そこから5kmほど上流の川底が岩だらけ(火山の影響と思われる)の川風景。

その川上側にも小さな堰が設けられていました。この時期水量は少ないようです。

川上に向かうと流れの緩やかな川風景が見られました。

さらに10kmほど川上の、先にご紹介しました多道の駅「したら」付近の鮎見橋と穏やかな川風景。寒狭川に架かる新設の橋としては最も新しい橋のようです。
この近くには夏場、アユのつかみ取りできるヤナバもあります。
川の風景は、夏の水量の多い力強い風景も見られますが、冬場の水量の少ない穏やかな川の流れも楽しんできました。