猛暑の中。皆さんからのアサガオの記事が楽しみです。
その朝顔に関するちょっとした話題をご紹介します。
アサガオの花の形といえばその形は? となるとラッパ型と答えが出てきますね。
ところが違った形があるのです。それを変化朝顔といいます。
車咲き牡丹 (呼び名はほかにもあります)
小生もかつては知らなかったですが、それに会ったのが、十数年前、浜名湖畔で開かれた「浜名湖花博」でした。そこで展示されていたのが、目を疑うほどびっくりした変化朝顔です。
風鈴獅子咲き牡丹。
ほんとにそうなの?、出来損ない?、と思うほどでした。
変化朝顔の発端は、江戸時代に大名・貴族(?)などが園芸を楽しむ中で生まれたとされています。
当時展示されていた、園芸文化館のスタッフに説明を受けましたが詳細は覚えていません。この花を咲かせる(種を作る)には、なにかをする・・・?その確率が、1/4とか、1/16とか、或いは1/64とかの確率で出てくるということです。
この画像を含めて上の3画像が浜名湖花博会場で展示されていた変化朝顔(一部)です。
そして、自分でも何か一つ咲かせてみたくなり、当時のスタッフにお願いして種をいただき、栽培してみました。確率的に出るかどうかわからないよ!と念押しのうえ承知でいただきました。
そして次の年、出ました。会場ほど立派なものではありませんでしたが、普段のラッパ型とは違う形のアサガオが咲き、その時の喜びはひとしおでした。(その画像がとってありました)
これが最初に咲いた桔梗咲きアサガオ。
よく似た形の牡丹咲き変化朝顔。
会場で見た形とはだいぶ違いますが、素人が見よう見まねで咲かせた変化朝顔、3年程でその種も絶えてしまいました。
今は一般的な朝顔を栽培していますが、そのころの思い出は脳裏に焼き付いています。
※ これらの変化朝顔は上の小画像のように鉢植えで育てました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます